令和7年7月3日(木)
1時間目、全校が体育館に集い、『いじめについて考える日』を行いました。
この日に向けて、6月、全員の子どもたちを対象に、いじめに関するアンケートを行いました。その上で、自分の学級ではどんなことが課題なのかを学級ごとに話し合いました。そして、みんなが安心して過ごせる学校にしようと、『チーム且格っ子』が立ち上がりました。
「しあわせキャンペーン」を全校に呼びかけ、各クラスで目当てを決めて2週間取り組むことにしました。
「にこぽか言葉をたくさん使おう」「全員と話そう 」など、どの学級もみんながしあわせになることを目指して、真剣に取り組みました。
7月3日。チーム且格っ子が司会進行を行い、各クラスの取組の成果と課題を伝え合いました。
全校が一緒にいじめについて考え、見逃してはならない「いじめ」の形といじめに気付く感度を高めました。
この集会を聞き合うことをとおして、みんながもっとしあわせになれるためのスタートだと実感することができました。
全クラスの発表後、校長先生が、令和元年7月3日におきたいじめによる悲しい出来事を全校に話しました。
そして、いじめはしない、させない、ゆるさないこと。傍観者が「しらんぷり」をしないことがいじめをとめることにつながることを話し、「しらんぷり」の読み聞かせをしました。
本をとおして、いじめが身の回りにあったときに、「しらんぷり」をしている友達や大人でよいのか、しらんぷりをすることはいじめに加わることで、みんなでいじめをしていることと同じであること、しらんぷりをすると心に灯っている灯が小さくなってしまうことなど、主人公の気持ちと自分の心と対話しながら、どう生きるとよいのかを考えましたた。
集会の最後に、児童代表が、自身が過去にいじめられた時の思いを話し、いじめがあったら見逃さず、みんなで正しい方向に進んでいける且格小学校にしていきたいと決意を話しました。
これからも、みんながしあわせになる学校をめざして取り組んでいきます。