総合的な学習の時間に「自然・環境」グループが講師をお招きして地球温暖化について学びました。岐阜市役所環境部ゼロカーボンシティ推進課のご協力のもと、東邦ガスネットワークの方に講師として来ていただきお話を聞きました。
最初にゼロカーボンシティ推進課の方から、「ぎふ減CO2ポイント制度」の取組につてのお話を聞きました。これは2025年度ぎふ省エネチャレンジ市民運動の一環で行われていて、電気やガス、水道の使用量削減や省エネ型製品の購入、また今回のように環境学習を行った際にポイントがもらえるそうです。そのポイントで「もっと省エネ啓発品」が当たる抽選に応募ができるとのことでした。
その後、東邦ガスの方からお話を聞いたり実験を見せていただいたりして、地球温暖化とエネルギーの関係についての学びを深めました。現在は温暖化というよりは地球沸騰化と言っても過言ではないほどの環境であること、キリバス共和国が海抜上昇の影響で被害を受けていること、天然ガスは石炭や石油に比べて二酸化炭素の排出が少ないことを学びました。また液化天然ガスを疑似体験する「液体窒素を用いた冷熱実験」では、生花を‐196℃に冷却すると一瞬にして固くなり、弱い力でも粉々になる様子を見ました。お話と実験の後、生徒たちは地球温暖化を防ぐためには、自分達に何ができるかを考え、話し合っていました。