先日第5回ピースタイム「好きなこと同じ人集まれ!」を行いました。今回のねらいは、「異年齢の仲間が、共通の好きなこと、興味のあることを一緒に楽しむことを通して、今まであまり関わりのなかった仲間ともつながり、安心して生活できたり、他者理解を深めたりすることができる」です。生徒は、ボードゲームやカードゲーム、モルックや絵しりとり、楽器演奏などから自分のやりたい活動を選んで参加していました。ピースタイムの終わりの会では、この日来校されてピースタイムを見学された河除静香様にお話をしていただきました。河除さんは顔に血管の塊ができるという生まれつきの難病を抱えて何度も手術を受けてこられました。現在は、ご自身の経験を「ひとり芝居」や講演を通して伝える活動を全校各地でされています。その中でお話されたことは、病気のことで周りの人目や言葉に傷ついたこと、しかしそのたびに「自分らしく生きるってどういうことだろう」と考え続け、少しずつその答えを見つけてこられたとのことでした。さらに、草潤中の温かな雰囲気の中で、先生や仲間と自分らしさを大切にしながら過ごせることの素晴らしさ、大切な人との出会いが自分の魅力に気づくきっかけになること、自分を信じ自分のできることに挑戦することがしあわせにつながることをお話してくださいました。