総合的な学習の時間

R7 地域の和洋菓子店の方を講師にお招きしました

総合的な学習の時間の「ものづくり・伝統文化」チームが岐阜の伝統文化を学ぶために、大正元年からお店を構えていらっしゃる地域の和洋菓子店の方を講師にお招きしました。講師の先生は「栗粉餅」で有名なお店の四代目です。

栗粉餅は手間のかかるお菓子だそうです。機械を使ってつくることも可能ですが、講師の先生のお店では手作業で丁寧に作ることを大切にしていること、繁忙期は朝5時頃から仕込みを行い、終わりは午後になってしまうほど時間がかかることを聞きました。また代々受け継がれてきた味を守っていくのは大変ですが、講師の先生のお父さんやおじいさんの時代に親と一緒に栗粉餅を買ってくれた子が、今度は大人になって買いに来てくれるのが嬉しいということを話してくださいました。最近は和菓子もコンビニエンスストアなどで手軽に買える時代になってきたので、お店に買いに来ていただくために努力をされていることも知りました。栗粉餅をお土産にいただきました。生まれて初めて栗粉餅を口にしたという生徒もいて、みんな「おいしい」と言いながら食べていました。想いのこもった伝統の味を感じながら、大切にいただきました。