総合的な学習の時間の「ものづくり・伝統文化」チームが岐阜の伝統文化を学ぶために、川原町にある和菓子店を訪問しました。学校から路線バスに乗って出かけました。訪問した和菓子屋さんは、明治時代からお店を開いているので100年以上の歴史があり、鮎菓子の元祖と呼ばれる「登り鮎」が有名なお店です。お店の外観は伝統を感じさせる和風の建物で、中に入ると和菓子の製造に使用した昔の道具が展示してありました。道具を見ると、手仕事で丁寧にお菓子を作ってきた先代の人たちの存在や思いが、令和の時代にも大切に受け継がれていることを感じました。また店頭には様々な種類の和菓子が並べてありました。お店を代表する「登り鮎」のような伝統的な和菓子だけを売り続けているのではなく、時代に合わせて様々なお菓子を開発しているそうです。最近では、鮎が鵜を飲み込んでいる形の焼き菓子「下剋上鮎」という商品もが発売されました。伝統を大切にしつつも、新しいものに挑戦することも大事なことなのかなと感じました。

岐阜市立草潤中学校 
