ぎふMIRAI’s講師「岐阜空襲を記録する会」による出前講座がありました。今回の参加者は2年生。岐阜空襲と戦時の子どもや中学生の生活・学校について、絵や写真、モンペパンツや防空頭巾などの具体物を使って、当時の子どもたちの様子を語っていただきました。例えば、栄養が不十分のため、今の中学生より平均身長が低く、体重が少なかったこと、甘いものが欲しくて芋のつる、トウモロコシの茎などからでる汁を吸ったことなど、生徒たちに問いかけながら話をしていただきました。また、“欲しがりません勝つまでは! 言い換えれば、勝つまでは欲しがるな”であること、戦時下では自由で多様な夢をもつことが難しいことなど、戦争の惨さを知ることができました。生徒たちは講師の方が発する言葉に真剣に耳を傾けながら、戦争のない平和な世の中の大切さを再認識することができました。


岐阜市立藍川中学校 