芥見小学校いろいろ

いじめについて考える日

7月3日 『いじめについて考える日』

1時間目は、各学級でビデオを視聴しました。

友達に対して冷たい態度をとる仲間につられて、同じように心無い言葉をかけたりすることがいけないことだと途中で気がついて、謝る登場人物。

2時間目には、いじめ対策専門監と児童会が主体となって、全校の児童で、心を耕す時間を作りました。

こんな時、あなたならどうする?と児童会が寸劇を行い、全校の児童が、それぞれ自分ならこうするという答えを出し、そのコーナーに移動し、意思表示をするという活動を行いました。ここで、あからさまに、いじめや冷たくいじわるな態度をとる選択肢を選ぶ児童はいませんでした。全員が、いわゆる正解の答えを選んでいました。

ただし、行動レベルではまだまだ耕しが必要です。

いじめ対策専門監は、金子みすゞさんの『私と小鳥と鈴と』の詩を紹介しながら、『人は、自分と違う人と出会って、そしてその違いを理解することで成長する』という話をしました。もちろん、低学年の子にもわかりやすいようにかみ砕きながら話をしました。それを子どもたちは真剣に聞いていました。

むしろ私たち大人にこそ大きく存在している差別・偏見の心。これからを生きる子どもたちには、少しでも幼いうちから、正しい判断力、正しい方向への想像力を培ってほしいと願います。

偏見、差別の心について、ご家庭でも話題にしてください。