芥見小学校いろいろ

第5回命を守る訓練

1月15日(月)20分休み

 

 

 

 

 

子どもたちへの告知なしの命を守る訓練。20分休み、ほ員が外で遊んでいる時間です。10時35分に『訓練、地震発生。訓練、地震発生』の放送が入ると、子どもたちはすぐさま運動場の中央に移動しました。休み時間中の訓練も、毎年続けているので、先生たちが指示をしなくても、子どもたちは対応できるようになってきました。

倒れてくるものからの被害を免れるために、きれいに運動場の中央に集まることができました。

年始に起きた大災害をテレビで見て知っているからか、これまで以上に真剣に話を聞くこともできました。東海北陸という同じ圏内で起きたこと。他人ごとではありません。私たちが今、これまでと同じようにふつうに過ごせていることには感謝するしかありません。

岐阜の子どもたちが、学校で友達と勉強したり遊んだりできることも、当たり前ではないこと。だからこそ、子どもたちには『今』を大切にして生きていこうね。という話をさせてもらいました。

子どもたちがあったかいタオルを配ったことで、避難されている方々が笑顔になったというニュースを見ました。「子どもたちの声を聞いて顔を見るだけで元気をもらえるわ。」と。

子どもたちの力は、計り知れないものがあります。子どもたちは宝です。

今回の災害を目にして、『命を守る』ということは簡単に言えることではないし、簡単にできることでもないと感じています。訓練をしていれば、絶対に大丈夫ということも言い切れません。しかし、何度も、そして違う形式の想定訓練を行うことで、万が一の時の行動に繋がるはずです。

学校にいる時(授業中、休み時間、掃除中・・・)、登下校中、家にいる時、放課後友達と遊んでいる時等々、いつなんどき起きるかもしれない災害を想定しながら、学校での訓練を重ねていきます。