『書』の大先生、戸崎浩志先生をお招きして、4年生の『総合的な学習』の授業を行いました。
これまでの授業で、将来なりたい具体的な職業や、
職業が決まっていない子は、どんな生き方をしたいのかを、真剣に考えてきました。
そして、それを表した漢字一文字を全員が決めました。
今日は、『自分の一文字を書いてみる』第一回ということで、まずは、『書』についてのお話。
文字の好みは、人それぞれ。太い字が好きな人、細くすっきりした字が好きな人。正解はないということ。
人はそれぞれ、できることもあるし、できないこともあるということ。
だからこそ、へたでもいいんだということ。
へたでもいいけれど、そこであきらめないで、少しがんばってみることが大切だということ。
たくさんのことを教えていただきました。お話が終わると、いよいよ書き方のお手本を班ごとに見せてくれました。
子ども達は、食い入るように見ていました。
次にいよいよ自分で決めた文字を、お手本を見ながら個人で練習。
「最初は寝せて、次に立てて、ここはぐっと押さえて。」と、教えてもらった通りに筆を運びます。
どの子も真剣にそして楽しそうに書いていました。出来上がった自分の文字を満足気に眺める子ども達の笑顔が印象的でした。第2回の本番が楽しみです。