今日は土曜授業として、厚見学園の引き取り訓練を行いました。
学校の前に立っている「指定緊急避難場所 兼 指定避難所」の看板です。本校と公民館は、地震および土砂災害の避難場所となっています。また、内水災害は2階以上が避難場所となります。洪水災害の場合はここに避難することができません。
被害予想については、「岐阜市総合防災安心読本」に詳しく書かれています。
【岐阜市総合防災安心読本URL】
https://www.city.gifu.lg.jp/kurashi/bousai/1001378/index.html
この中の災害ハザードマップを見ると、長良川、境川、新荒田川の氾濫は2階以上が避難場所となりますが、木曽川の氾濫は洪水災害レベルとなり、本校は避難場所としては使えなくなります。
内水ハザードマップを見ると、本校と中学校の校地が50cm未満の浸水想定地域になっています。
本校の校地は雨水貯留施設となっています。雨が降った際、大量の水が境川に放出されることを防ぐために、運動場に一時的に水がたまるようになっています。このため、内水ハザードマップが浸水想定地域となっています。
ご家庭でも、一度ハザードマップを見ていただき、未曾有の災害がもし起こった時にどう行動するか話し合ってみてください。(岐阜市総合防災安心読本は、お子さんのタブレット端末でアプリ版としてインストールもされています。)
今日は、大雨で安全に下校が困難となったことを想定しての引き取り訓練です。
メール配信を行って、引き取りに来ていただきました。
お子さんの教室前で保護者の方に引き取り証を呈示していただき、お子さんを迎えてもらいます。
保護者の方と一緒に帰ります。本日の訓練では、午前中に全員の引き渡しを完了することができました。土曜日でお休みのところ、お子さんの命を守るため訓練に参加していただきありがとうございました。
気象災害に関する引き取りでは、荒天である場合が多く想定されます。前述した通り、運動場が雨水貯留のため冠水して車が入れない場合や、自転車での迎えが難しい状況も考えられます。学校では、校舎が避難場所であることも考慮しながら、柔軟な対応をしていきたいと考えています。
学校からの緊急情報は原則スマート連絡帳を通じて発信します。ゲリラ豪雨等、荒天の時は、学校からの情報をいつも以上に気にしていただけると幸いです。ご協力よろしくお願いします。