学校のようす

リサイクル出前授業(6月22日)

今日は朝からまとまった雨の一日となりました。日中の気温は20℃を下回る涼しさでした。

 

朝、運動場には4年生の姿が。理科「雨水のゆくえ」の学習では、運動場の雨水の様子を観察します。今日は絶好の機会となりました。よく見ると、一定方向に流れることがわかります。子どもたちはその証拠を撮影していました。

 

その4年生は総合的な学習で環境問題について学んでいます。今日はリサイクルに関する出前授業をしていただきました。

株式会社エフピコの新矢様をお招きしての学習です。エフピコさんは食品トレー容器の日本シェアトップの会社で、岐阜県輪之内町に生産工場があります。生産工場の隣にはリサイクル工場もあり、使用済みトレイのリサイクルを通して循環型社会に貢献しています。

 

今日は新矢様より、3R(リデュース、リユース、リサイクル)の重要性や、トレイの歴史、そのリサイクル工程について教えていただきました。

リサイクル工程のビデオを見て、作業で一番手間がかかるのは「選別」であることがわかりました。お願いを守って回収ボックスに入れてくだされば問題なのですが、不適合のものもかなり多くあるようです。3つのお願い①きちんと洗ってほしい ②リサイクルできないトレイ(5種類あります※)は出さないでほしい ③ペットボトルはキャップとラベルを外してほしい を多くの人が守って出してもらえると、よりリサイクルが進み、環境に優しい社会につながるということです。

是非、家に帰ってから、家族と話をして、実践してみてください。

エフピコ様、子どもたちの生き方にプラスとなる新たな発見をさせていただき、ありがとうございました。

 

※教えていただいたリサイクルできないトレイ

①豆腐のパック(つまようじで簡単にささるトレーがリサイクルできる)

②シールが貼ってある(シールのりがついているとうまくリサイクルできない)

③納豆の容器(汚れがおちにくくうまくリサイクルできない)

④カップめんの容器(油がしみついていてうまくリサイクルできない)

⑤カップ焼きそばの容器(混ぜやすくするために表面にコーティングがしてありリサイクルできない)