今日は3,4年生の狂俳教室でした。
狂俳(きょうはい)は、250年ほど前に岐阜で生まれた文芸です。七五か五七の12音で表現する世界一短い文芸と言われています。今日は、東海樗流(ちょりゅう)会 の方を講師に招き、実際に狂俳をつくりました。
1、2時間目は4年生での教室でした。指を折りながら自分の表現したい思いに合う5文字、7文字の言葉を見つけていきます。
先生や仲間と相談しながらいくつか句をつくっていきます。
清書は和紙に書きます。句に加えて、句に関わる絵を添えます。タブレットで自分の思いにある画像を探して模写する姿もありました。
続いて3年生での教室です。
3年生は狂俳に初めて出会う子ばかりです。なかなか筆が進まないようでしたが、先生がうまく言葉を引き出してくださいました。
思い浮かんだ句を書いていきます。
先生も協力しながら、清書する句をつくることができました。子どもたちも自分で句をつくりあげることができ、とてもいい表情でした。
できあがった句の書かれた和紙は、厚見まちづくり協議会の皆さんにより行燈に貼りつけられます。そして、8月6日(日)に本校運動場で開催される夏祭りの際に灯されて会場を彩ります。楽しみですね。
東海樗流会の皆さま、協力いただいた厚見まちづくり協議会の皆さま、子どもたちがイメージを膨らませながら言葉の世界に浸るすてきな機会を与えていただきありがとうございました。