6年2組で道徳の授業研究会があり、「差別」や「偏見」について考える時間でした。
手先が器用な友人が、夏休み明けに持ってきた木工作品。
それを見たクラスの仲間からは、大工のお父さんが作ったものだと噂される。
しかし、主人公は、友人が自分で作っている姿を見ているため、お父さんが作ったものでないことを知っている。
3学期になってからの卒業記念のオルゴールづくりの時、その噂が再びわき起こり、無視も始まった。
友人が自分で作った作品であることを「言わなくてはいけない」という気持ちと「言えない」気持ち。
この時の主人公の心の葛藤は、多くの人たちにもあることでしょう。
しかし、よりよい生き方を求めていくとき、自分が大切にしたいことは何か。
そんなことを考えた1時間でした。