学校のようす

伝統工芸に触れる

    

和傘職人である前田健吾さんを講師としてお招きし、お話を伺いました。
前田さんは「骨師」です。和傘の骨を作る方で、日本に3人しかいない職人さんです。
和傘の生産日本一が岐阜だと知っていましたか?
現在は、七五三や結婚式、歌舞伎などで和傘が使用されていますが、雨の日や日傘としても使用されています。
前田さんと一緒に来てくださった、岐阜市役所の職員の方は、実際に和傘を日傘として使用しているそうです。
和傘を広げた時の模様や、透けて入る日の光に、こころ豊かになると話されていました。
前田さんは、和傘の歴史や岐阜で盛んに作られるようになった理由だけでなく、前田さんが和傘職人になった理由についてもお話ししてくださいました。
車のエンジニアの仕事をしていたけれど、和傘に魅了され修業を始めたことを聞きました。
子どもたちは、1本の竹がどんどん細くなっていく様子を間近で見たり、本物の和傘を持たせていただいたりして、その美しさや技の素晴らしさに感動していました。