学校のようす

災害時の避難

『2.3%』
平成30年7月、岐阜県で発生した豪雨時、指定避難所へ避難した方は、わずか2.3%。
なぜ、人は避難しないのでしょうか。
「まだ大丈夫」「うちに限って」「大げさに言っているだけ」など、
避難しなくてもいい思考が働いてしまうのだそうです。

中部地域づくり協会の方々に、命を守るための防災講座を行っていただきました。
岐阜市で起こった過去の水害から、洪水の危険を学び、VR画像で家が浸水した状態などを確認しました。
VR映像では、避難警報が発令されても避難をせず、家に残ったがために急激な増水で避難できなくなった家族の様子が映し出されました。
あっという間の増水で床上浸水。少し増水でしただけでドアが重くて開かない。家の外は水の流れが激しくて自力で歩けない。など、「まだ大丈夫」と思い判断した結果の危険さを学ぶことができました。

その後は、雲の発生実験や土砂災害の仕組みなどを楽しく学ぶことができました。
講師のみなさん、ありがとうございました。