学校のようす

ひびきあい集会

厚見中2年生が厚見小へ来てくれ、5、6年生と一緒にいじめについて考えました。
中学生から「なぜ、いじめはなくならないのか」と問題提起され、いじめを深刻化させる「シンキングエラー」「アンバランスパワー」が身近なところで起きていないか考えました。
そして、「誰もが笑顔になれる厚見学園のために、自分たちが働きかけることを考えました。
この日を迎えるまでに、小学校では、中学生が制作した動画を視聴し、シンキングエラーとアンバランパワーについて理解を図りました。また、「無意識の言動で相手を傷つけていないか」を課題に、相手の気持ちを考えることの大切さについて考えました。そして、相手の目を見て挨拶をし、温かなコミュニケーションにつなげるキャンペーンも実施しました。

集会当日の中学生は、自分の経験を交えながら生の声を聞かせてくれました。
うまく自分の意見を言えない小学生に対して、共感的な反応や口調で、温かい雰囲気の中で話をさせてくれました。
この集会で考え、決意したことは、今度の生活であらわしていきます。
しかし、そんなつもりはなくても相手を傷つけてしまったり、わかっていても嫌なことを言ってしまうこともあるかもしれません。
そんな時はどうするのか。子どもたちはわかっており、最後にこんな意見がでました。
『相手を傷付けたり、間違ったことを言ったりしたことに気づいたら、その時にちゃんと謝って、申し訳ない気持ちを伝えることが大事です。』