日常生活を送っている中で、誰かが傷ついているかもしれない。
そんなことが無くなるように、いつでも思いやりを持って人と接することができるようになりたい。
そんな願いをもって、4年生の子どもたちと職員が動画を制作しました。
今回の「いじめを見逃さない日」では、その動画を視聴し、自分たちの言動について考えました。
3つの場面で構成させていた動画でしたが、そのうちの1つは授業場面でした。
算数の授業で誤った解答をした子に対して、「違います!」「違います‼」と大きな声で言いながら、多くの子どもが挙手をしている場面です。
「みんなの前で意見を言ったのに、大きな声で、多くの子に否定される苦しさ」は、誰もが共感していました。
そのうえで、
・そもそも、「違います」というのは、「解答が違う」「自分の考えと違う」「考え方が違う」など、何が違うと言っているのか。
・「違います」に変わる別の言い方はないか。
など、学級ごとに考えていました。