【開会式】
本年度「かしわぎ祭」のスローガンは、『日常 関わり合いで創り出す 厚見 New ノーマル』です。生徒会長の話の中に、「今年はコロナ対策のため、大縄の人数を半分に減らしたり、マスク着用したり、跳ぶ人は声を出さないという状況のため、不自由な点が多くあった。だからこそ、お互いに関わり合い、助け合う場面も多くみられた。これこそ厚見New ノーマル」という話がありました。また、競技種目である「風呂敷リレー」で使用する風呂敷を全校分作ってくれた家庭科部の紹介もありました。
事前取り組み(給食配膳時間、授業の挨拶、シャツイン)の各学年取組賞は、1年生1組、2年生1組、3年生3組が獲得しました。
【1年生の部】
1年生の部では、開会式の中で「練習で努力してきたことを全力で出し切る」という学級委員の話がありました。令和3年度かしわぎ祭のスタートです。
スペシャルゲストの6年生時学年主任、南部先生が、「たった2か月の間にこんなに成長したの!」とびっくりされるくらい頑張る姿を見せることができました。
【2年生の部】
2年生の部では、団リーダーが
「日常の質を高める」「クラスが1つになるよう」「より良い結果となるよう練習してきた」「一人ひとりが全力を出し切り、正々堂々と戦う」と取り組みの様子や意気込みを元気よく宣誓しスタート。
すべてが生徒自身の手で運営され、リーダーとフォロワーの息がぴったり合っていました。終了後には両クラスとも円陣を組み、お互いの頑張りを讃え合っていました。
【3年生の部】
3年生の部では、開会式で各団長の話を聞いてスタート。
青団団長「120%の姿を目指し、どのように行動したらよいか一人ひとりが考え、120%の力を出し切ろう」
赤団団長「今までの努力を発揮し、全員が完全燃焼」
白団団長「大きな声、反応、すべてを発揮して、悔いが残らないようFull Powerを出し切り勝ちましょう」さあ、いよいよ中学校最後のかしわぎ祭のスタート。
全員リレーの力強い走り、考え工夫して挑んだ風呂敷リレー、制限時間内一度も引っかかることなく跳び続けたチームもあった大縄跳び。さすが3年生!という姿があちこちに見られました。
【閉会式】
閉会式では、校長先生から、「とにかく目の前のことに全力で取り組んだ1年生、仲間とのつながりを大切にしてこれまで以上に絆を深めた2年生、日常の質を上げ、お互いを励まし認めある姿が光っていた3年生、それぞれを讃えさらにこれからも全員がもっともっと力をつけて伸びていってほしい。」という話がありました。
生徒会長の話にもありましたが、制約のある中で不満を言うのではなく、新たなスタイルを自分たちで作り出し、コロナ禍の中でも楽しむことができることを証明した「かしわぎ祭」でした。かしわぎ祭を通して、一歩も二歩も成長した姿を見せてくれた厚見中生。まだまだ伸びる可能性を感じています。