今日は5年生が校外学習に出かけました。
最初の目的地は、かかみがはら航空宇宙博物館、愛称『空宙博(そらはく)』です。
博物館は航空自衛隊岐阜基地のすぐ南にあり、航空宇宙産業に関する歴史、技術を学ぶことができる施設です。
航空機の展示コーナーには、実機が数多く展示されています。先代のブルーインパルス(T-2)、ファントム(F-4)の前で解説員の話を聞きます。
宇宙エリアは背景が黒となっていました。ロケットの先端部分に格納された衛星を守る「フェアリング」の解説を聞いています。このフェアリング部分は、岐阜県をはじめ、東海地方の企業も部品製造を行っているとのことでした。
宇宙エリアには、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の原寸大モデルが展示されています。無重力空間のため、全ての面を使って作業ができるような仕様になっていました。
解説員さんの話を聞きながら、クイズに挑戦していました。最後に答え合わせをしています。全問正解できたかな?
空宙博の皆さん、子どもたちのために熱心な解説、ありがとうございました。
お弁当を食べた後、午後からは同じく各務原市内にある岐阜車体工業の見学を行いました。岐阜車体工業では、トヨタ自動車の中で最も大きなマイクロバスと、商用車(子どもたちの後ろに映っている車)を製造しています。
工場内での解説が聞きやすいように、ワイヤレスイヤホンを耳に装着しています。(工場内の撮影はNGでした。)
モノづくりの工夫があちこちに見られました。工場内はロボットも活躍しており、子どもたちも印象に残ったようです。組み立てや検査は、ロボットよりも人が行った方が効率がいいとのことで、車がラインをゆっくり進みながら手際よく組み立てられていく様子を見ることができました。
社会科の学習だけでなく、仕事を知る素晴らしい機会となりました。スタッフの皆さん、ありがとうございました。