4月9日(水)の帰りの会で、今年度1回目の「いじめを見逃さない日」の取組として、いじめ対策監の先生からの話がありました。最初に、「岐阜市では毎月3日を『いじめを見逃さない日』と定め、自分のことや仲間のことを考える時間にしていきます。」と話をし、次に具体的な話がありました。「いじめの構造には、被害者と加害者、加害者の周りには観衆、そしてその周りには傍観者がいます。加害者はもちろんのこと、傍観者を少なくしていくことがいじめを少なくしていくことに、大きくつながると思っています。いじめの事実を見て見ぬふりをするのではなく、多くの仲間と立ち上がって、いじめの行為に疑問を投げかけたり、『それ、いけないことじゃないの』と声をかけたりしてほしいです。その投げかけだけで、いじめの70%はなくなるといわれています。あるいはすぐに先生に知らせてください。そんなことをしたら、自分がターゲットになるかもしれないと心配になる人もいると思います。情報の発信源や秘密は必ず守ります。万が一その人がターゲットにされたら、梅林中の教職員全員であなたを守ります。最後に、いじめの根絶に向けて、今年も生徒会とタイアップして『ピンクシャツデー』を毎月実施したいと考えています。その活動を通してさらに意識を高めて、誰もが安全で安心して生活が送ることができる学校にしていきたいです。皆さんも同じ思いであることを願っています。」という話を、全校生徒が真剣に聞くことができました。
学校行事