6月13日(金)の5、6時間目に、岐阜市地域包括支援センター白梅華から南谷さん、柳さん、坪井さんの3名の方を講師としてお招きし、人権講演会を行いました。講演の最初に人権とは、「私たちは誰もがみんな、ひとりの人間として、いのちが守られ、社会のルールの中で、明るく楽しく生活を送る権利をもっている。誰もが生まれたときから、ずっともっている大切な権利である」ということを再度確認しました。次に、演習として「あなたにとって大事な権利は?」ということで、①きれいな空気を吸う権利 ②休養できる時間をもつ権利 ③自由にできるお金をもつ権利 ④毎年、旅行をして休暇を楽しむ権利 ⑤みんなと違っていることを認めてもらえる権利 ⑥正直な意見を言い、それを聞いてもらえる権利、⑦いじめられたり、服従させられたりしない権利 ⑧十分な食べ物と水を得る権利 ⑨愛し、愛される権利 の9つの権利のうち、最終的に1つだけ何の権利を残すのかについて考え合いました。最後に残った権利を聞くと、圧倒的に⑨が多かったのですが、他の番号を残した子もおり、「自分と違う番号を残し、残した理由を聞いて納得した」と感想が出てきました。自分が残した番号について非難されると、嫌な思いや悲しい思いが出てきますが、人の意見を尊重することの大切さについて演習を通して、学ぶことができました。