3月3日、「いじめを見逃さない日」として、生徒会副会長より「よさ見つけ」について話がありました。
《生徒会副会長の話》
先週の団別帰りの会・よさ見つけ交流で思ったこと、
そして、そこから感じたよさ見つけの大切さについて話をしたいと思います。
成果として、それぞれの学年の半年間での成長を感じました。
各学級から、自分のクラスの「とっておきのよさ見つけ」を広め、
他学年から出たよさ見つけから新たな学びを得る姿がありました。
また、それぞれの学年でちがいがあった点もとてもよかったと思います。
1年生は、日常生活の細かいところでがんばる姿をたくさん取り上げることができていました。
2年生になると、よい行動から、なぜ行動したのか、どんな気持ちで行動したのかなど、
相手の気持ちまで考えていました。
3年生は、よい行動と相手の気持ちから、その相手の「本当のよさ」まで見つけることができていました。
このように、1、2、3年生と、学年が上がるにつれて、よさ見つけの質が上がっていました。
また、交流会から、
よさ見つけと「いじめと見逃さない日」とは、どんな関係があるのかに気づくことができました。
そもそも、よさ見つけとは、
相手のすばらしい行動から、その人の気持ち、本当のよさを見つけるということです。
なぜ、それが大事なのか、それは、相手の行動をプラスの視点でとらえられることです。
相手のよくないところや苦手だと感じるところを見つけることは簡単なことだと思います。
ですが、よいところを見つける、これはやってみると難しいものです。
よさを見つけたという経験を積んでいないと、なかなか見つけることができないと思います。
よさを見つけられるようになれば、
自然とその人の行動に対して、「自分もこうなりたい」を考えるようになります。
これは、互いに尊重し合うこと、つまり、いじめのない学校につながるということです。
また、ここから、そのあこがれる行動に近づこうと努力し、
自分も行動にうつすことができるようになると思います。
それが、周りの人へ、さらに周りの人へと広がり、よさを広げることができるのです。
このように、よさ見つけが、いじめのない学校を目指す上で、一つの大きなポイントになると思います。
「お互いに尊重し合う」を意識して、今日からよさ見つけをしていきましょう。