学校生活

「ひびきあいの日」集会

12月5日、「ひびきあいの日」集会を行いました。

〈内容〉

⑴「ひびきあい活動」及び「ひびきあいの日」集会について

⑵「あったかい言葉かけ県民運動」学校賞の発表

⑶「あったかい言葉かけ県民運動」応募票の朗読

〈「あったかい言葉かけ県民運動」応募票〉*学校賞

・「今まで全力でやってきたんだから、きっと大丈夫。」

これは、私のお母さんが、はじめての中間テストの前日に不安になっているときに言ってくれた言葉です。この言葉で、ただただ大丈夫と伝えるのではなく、今までの私のがんばりを認め、私を安心させてくれました。この言葉のおかげで、私は中間テストで、自分がつけてきた力の全部を出しきれたと思います。この言葉は今でも、不安なことがあったときに私をはげましてくれる、心強くて大切な言葉です。

・「困ったことがあったら、言ってね」

僕は、気持ちを伝えるのがはずかしいと思って、いつもなにか思っても、「いいかな」と思って、言っていませんでした。言った方がいいか、言わなくてもいいか、いつもどうしようか、なやんでいました。けれど、親は「大丈夫?」だけでなく、この言葉をかけてくれました。その言葉をかけてもらってから、自分の気持ちを、ちょっとだけ言えるようになりました。僕も、この言葉を使って、少しでも、自分の気持ちを言える子を増やしたいです。

・「いってらっしゃい」

私の家にはルールがあります。それは、「いってきます。」を必ず言うことです。「どうしてなんだろう。」と思って、母に聞いたところ、「『いってらっしゃい』を言いたいからだよ。」と言われ、同時に「いってらっしゃい」には「今日もがんばれ!」「楽しんで!」という想いを込めていることを教えてもらいました。私はそれを知って、家族の優しさや温かみを感じ、毎日「いってきます。」を言うのが好きになりました。だから、もし私が誰かを送り出したり、応援したりするときは、たくさんの気持ちを込められる「いってらっしゃい。」を大きな声で伝えたいです。

・「あえて『大丈夫?』とはきかないからさ」

中学校に入学して、勉強や部活、習い事、人間関係など様々なことに追われる日々を送るようになった。目まぐるしい日々を過ごしていると、相当自分が疲れていることやしんどいと思っていることには気付かずに、一日一日を過ごすことでいっぱいいっぱいになっていた。もしかすると、気付きたくなかったのかもしれない。「大丈夫?」と心配してくれる人が多かった。私は内心、「大丈夫なわけない。大丈夫じゃないから悩んでる」と思っていた。そんな中ある先輩にかけてもらったこの言葉。ずっと欲しかった言葉をくれたことで今の私があると思っている。

・「一人一人違う良さがあるんだよ」

私は、その日、いろいろな失敗をして、落ち込んでいました。その時、友達が、「苦手なことで失敗するのは当たり前。苦手を無理にやろうとしないで、得意なことを伸ばせばいいんだよ。一人一人違う良さがあるんだよ。」と言ってくれました。その言葉に私は励まされました。今でも失敗した時は思い出して元気をもらっています。

・「頼ればいいんだよ」

教師になって1年目の4月、大学を卒業したばかりで何も分からないまま困っていた私に、4年目の先輩がかけてくれた言葉です。「1人で働いているんじゃないんだから、頼ればいいんだよ」と言って、授業の相談によく乗ってくださり、ギリギリだった心がスっと軽くなりました。今は、私もあの先輩と同じ、4年目になりました。「頼ればいい」の言葉をお守りに、がんばっています。