12月21日(月)の朝、18日の大掃除~ワックスがけのために各教室内から廊下やワークスペースに出されていた机・椅子や整理棚等を、5,6年生が教室内に運び入れるボランティア活動を行ってくれました。全校のみんなが登校する前で、委員会の朝の仕事もできるように7:30に集まって作業をしてくれました。ここでも、岐阜小学校の高学年のみんなは、素晴らしい働きをしてくれました。
同じく12月21日(月)の5時間目、5年生がメディアセンターで「リモート社会科見学」を体験しました。例年、5年生は社会科「自動車をつくる工業」の学習の一環で、トヨタ自動車工場への「社会見学」に行っていたのですが、コロナ禍で“特別な”令和2年度は、岐阜市から「6年生日帰り修学旅行」と「徒歩での校外学習以外」は中止という指示があり、「自動車工場見学」を諦めかけていたところでした。しかし、福岡県のトヨタ自動車九州「宮田工場」で「リモート社会科見学」を実施していることが分かり、今回の体験へと繋がったのです。「Zoom」を活用し、映像での工場見学に加え、双方向での説明や質疑応答もあり、とても有り難い学習の機会となりました。
12月22日(火)の3時間目、1年生が岐阜小学校北の長良川河川敷「せせらぎ広場」に行って、自分で作った凧を使って楽しく遊んできました。これは、生活科「ふゆをたのしもう」の学習の一環で、夏や秋との違いを感じながら、事前に製作した凧を揚げて楽しむ活動でした。ほとんど風がなく、凧を揚げるためには自分で走るしかなく、子供たちは汗びっしょりになって戻ってきました。
12月23日(水)の朝活動は、1組集団の「なかよし遊び」でした。今回も6年生が企画・運営を担い、リーダーシップを発揮しながら担当教員の教室に分かれてゲームなどを楽しみました。また、遊びの後には、全員揃っている小班の記念撮影も行いました。
同じく12月23日(水)の昼休みに、第4回「メディアコスモス狂俳顕彰行灯まつり」で、金賞・銀賞・銅賞を受賞した6年生の表彰式を行いました。この作品は岐阜公園でも展示されたものですが、今回は審査会が行われ5人の子たちが入賞したわけです。
また、12月23日(水)の午後、ひまわり1,2組合同で「調理実習」を行いました。5,6年生は家庭科、4年生以下は1組が自立活動、2組は生活単元としての学習でした。今回も16人全員で力を合わせ、「卵とベーコンとほうれん草の炒め物」を作りました。それぞれ自分の担当する作業に一生懸命取り組むことができました。
同じく12月23日(水)の午後、6年生の2組が5時間目、1組が6時間目に栄養教諭の矢野先生の「食育マイスターになろう!」の授業を受けました。家庭科や社会科、給食の時間に学んできたことをまとめ、「食育」に必要なことを整理しました。そして、一人一人が「家庭の食育マイスター」の委嘱を受けました。
さらに12月23日(水)の6時間目終了時頃に、ひまわり1組の4,5,6年生が「手作りリース」を、校長室、職員室、保健室などに届けてくれました。「ひまわり農園」で収穫したサツマイモの蔓を使って、自立活動の時間に作ったものです。とても煌びやかなリースで、校内も職員の心もパッと明るくなりました。
12月24日(木)の朝活動は、2組集団の「なかよし遊び」でした。今日の2組も6年生が企画・運営を担い、リーダーシップを発揮して、担当教員の教室に分かれてゲームなどを楽しみました。遊びの途中にも、全員揃っている小班の記念撮影も行いました。
同じく12月24日(木)の5時間目に、情報モラル教育研究所の上水流信秀先生をお招きし、5,6年生が「だいじょうぶ?あなた!」と題した情報モラルの学習をしました。内容は、明日(12/25)長子に配布するパンフレットをご覧いただきたいと思いますが、個人情報を「ばらまくキケン」、知らない人と「つながるキケン」、現実の友人と「つながらなくなるキケン」という『3つのキケン』について学習しました。家族で決めたルールを、自分で守れる子になって欲しいと思います。
また、12月24日(木)の6時間目の時間帯に、会議室で保護者対象の「情報モラル講演会」を開催しました。講師は、高学年児童対象の研修会同様、情報モラル教育研究所の上水流信秀先生です。情報モラル研究所のAIが岐阜小学校のアンケート結果やネットを飛び交う言葉等を分析をし、それをもとに「保護者として気をつけること」をお話しいただきました。こちらも、明日(12/25)長子に配布するパンフレットや「PTAからの注意喚起」文書をご覧いただきたいと思います。
12月25日(金)の朝活動の時間帯に、4年生の「緊急学年集会」を行いました。内容は、昨日(12/24)5,6年生が聞いた情報モラル研修「だいじょうぶ?あなた!」の内容を、教務主任が4年生用にアレンジした伝達講習です。バトル(殺戮)ゲームでのチャット利用は一部の子である可能性が高いのですが、岐阜小学校みんなの問題であり、一人一人が「自分のこと」として受け止めて欲しいと願って話しました。
同じく12月25日(金)の午前中に、校舎内を回ってみると1年生の教室で「お楽しみ(クリスマス)会」を楽しんでいる様子が見られました。他の学年では、サンタクロースの来た学級もあったようです。
また、12月25日(金)の5時間目にテレビ放送による夏休み前「全校集会」を行い、8月21日から4ヶ月以上も続いた岐阜小学校での教育活動に一区切りがつきました。この放送集会では、児童代表として1年生代表の4人が後期前半の頑張ったことを発表してくれました。原稿を暗唱し、カメラ目線で堂々と分かりやすく話してくれました。校長からは学校便りに書いた「禍転じて福を為す」という話と冬休みの過ごし方についての話をしました。「テレビ集会」にも慣れてきた各学年それぞれの教室では、集中して聴く緊張感があり、良い締め括りの集会になったと思います。
12月25日(金)をもって、令和2年の岐阜小学校の教育活動が終了します。私(校長)の思いは、本日配布した学校便り「ふるさと大好き」第10号(このHP右側インフォメーション「現在の岐阜小学校」にも添付してあります)に書かせていただいたので、ご一読ください。
コロナ禍で“特別な”令和2年だったのですが、『攻め』の姿勢で教育活動(学校経営)を進めさせていただきました。これも、保護者や地域の皆様のご理解・ご協力・ご支援があってのことです。本当にありがとうございました。外出自粛が求められるこの年末年始は、どうかご家族でゆっくりとお過ごしください。令和3年1月4日(月)に、明るい笑顔と健康な体の子供たちに再会できることを楽しみにしています。どうかよいお年をお迎えください。