保護なしブログ(記事のみ)

4月第2週の教育活動

4月9日(金)の朝、自主的に早めに登校してきた6年生が自分の荷物を教室に片付けると、1年生が校舎内に入ってくるのを玄関や教室で待ち受けます。靴の片付けや健康チェックの補助、教室まで案内、教室に入る前の手指消毒の仕方を伝授を繰り返します。教室では、荷物を出して机に片付けたり、提出物を出したり、ランドセルをロッカーに入れたりする作業を、代わりにやるのではなく自分でできるようにサポートしています。最高学年が、新入生を大事にしながら、自覚と責任を高めていく様子が見られ、本当に嬉しくなれます。

また、この日の朝活動で、多くの学級が「いじめを見逃さない日」のポスターを読み合わせ、そこから感じたことや考えたことを交流する活動を行いました。毎月3日は岐阜市の「いじめを見逃さない日」で、岐阜小学校では「見て見ぬふりをしない日」と呼び、朝活動の時間を中心に取り組んでいます。4月は3日が春休み中でしたので、8日(木)と9日(金)の二日間で全学級が時間を設けて、指導に当たりました。

 

4月8日(木)には入学した1年生も加わって全14学級が出そろいました。7日(水)と8日(木)の担任との顔合わせや「学級開き」でも素敵な姿がいっぱい見られました。家庭の事情で担任がお休みした6年生の学級では、子供達が自ら動いて教科書等の配布物の確認をしたり、校長が連絡事項を伝えたり、教務主任が担任代行を務めたりしています。

この日の1年生は、2時間授業で「帰りの会」終了後にコース別下校となりました。初めて下校コースごとに集まり、名前を確かめながら整列をしたのですが、初日にしては上出来だったと思います。1年生の保護者のみなさんも、下校引率ボランティアにたくさんお集まりいただきました。ありがとうございました。明日以降も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

4月7日(水)の朝、校内を回ってみると各教室の黒板に、祝進級の「ウエルカム・メッセージ」が用意してありました。

この始業日(初日)の7時半頃に登校してきた新3年生が、運動場の真ん中から「あいさつキャノン」を行っていました。7:45から学級名簿が貼り出されると、ワクワクした表情で名簿にある名前を確認していました。校舎内に入ってからは、いつもと違う転入された先生の「健康チェック」を受け、新しい教室へと向かっていきました。下足箱、健康チェックの場所、上る階段、・・・昨年度までの位置と間違える子が多く、習慣になっているものからの転換の難しさを感じました。また、新6年生は初日から委員会の常時活動を精力的にこなしてくれていました。

そして、朝の会で「健康調べ」が終わった後、テレビ放送による「着任式・始業式」を行いました。テレビ集会にも随分慣れ、モニター越しの先生の話を真剣に聴く姿が多くの学級で見られました。校歌合唱では「3密」を避け、教室やワークスペースに広がり、同じ方向を向いてマスク着用のまま歌いました。校長の話は、明日(4/8)「現在の岐阜小学校」にアップする学校便り「ふるさと大好き」第1号をご参照いただきたいと思います。

始業式終了後、2~6年生は各ワークスペースに集まって「学年開き」の会を行いました。各担任の話に、笑いに包まれたり、真剣に聞き入ったりしながら、学年としての結束や凝集を強める意識を持ったようです。

この日の午前中には、2~5年生が下校した後も6年生は学校に残って、午後からの入学式の会場設営と1年生教室の準備、校内清掃に大活躍でした。最高学年らしい奉仕の心での活動ぶりには、転入された先生からも大絶賛されました。

また、午後からは、好天にも恵まれる中で「入学式」を行うことができました。午後1時半より、予定通り30分程度の入学式を執り行うことができました。校長からは「だ(大事にすること)、い(いつでも味方であること)、す(凄く楽しく素晴らしい学校生活となるよう)、き(協力していくこと)」の約束をしました。1年生の担任からは「げんき」と「やるき」の種が投げ渡され、新入学児のみんなは一生懸命キャッチして、それを大事そうにしまっていました。静かに集中しながら式に臨む素晴らしい新1年生の姿でした。

 

4月6日(火)の始業前日に、給食が始まる前の備えとして「食物アレルギー」への共通理解と、万が一の場合を考えてエピペンの使い方を学び合う「職員研修」を行いました。