6月25日(金)の朝活動の「読書タイム」に、コミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」が再開されました。コロナ禍で“特別な”令和2年度には、活動を自粛された「学び部」ですが、令和3年度は、withコロナでもできる方法を模索して実施することを決められました。しかし、岐阜県にまん延防止等重点措置が適用及び岐阜市非常事態宣言により、再開の時期を延期することになっていたのです。解除された今月(今週)から、満を持しての再開です。この日は、3,4年の4学級で保護者ボランティアによる「読み聞かせ」が行われ、子供たちも目を輝かせながら聴き、終わった後には感謝の気持ちを込めた感想を発表していました。
この日の1時間目、1年2組の教室では国語「おおきなかぶ」の授業が行われていました。仕草や表情、板書からは、教員1年生(初任者)の頑張っている様子が伝わってきます。子供とともに育っていく教員の成長も楽しみです。
同じく1,2時間目に、1年1組は図画工作科「ぺったんコロコロ」の授業を行っていました。身近なものに絵の具をつけて、画用紙に形を写す活動を楽しみました。カップやトイレットペーパーの芯など、いろいろなもので試すことができていました。
また、3時間目には、6年生は1,2組ともに総合的な学習の時間に「ふるさと自慢」の調べ学習やプレゼンづくり等を行っていたのですが、そこにビデオカメラが入って活動の様子が撮影されました。これは、6/4HPで話題にした「第77回日本PTA東海北陸ブロック研究大会『清流の国ぎふ大会』全体会でのアトラクションで『英語でふるさと自慢』の発表依頼」に関する取組の一環で、これから10月までの間に6年生の「ふるさと学習」の様子が取材されることになったのです。今後の展開が楽しみです。
6月24日(木)の朝活動は、英語放送でした。今回の前半には「英語クラブ」に所属する6年生4人がゲスト出演し、英語で動物クイズを出題しました。これまで放送委員会の木曜日担当が参加することがあったのですが、英語クラブの子供たちが、英語で全校のみんなに働きかけるテレビ放送は、今回が初めてとなりました。
この日の2時間目に体育でプールに入った後の3時間目、1年生は1組が国語、2組が英語の授業に取り組んでいました。気温の上がりきっていない2時間目のプールは体も冷えて疲労感が増すのですが、教室に戻ってからの子供たちは気持ちを切り替え、取り組むべき活動を集中して行っていました。日々成長していることが窺えます。
午後からは、4年生(1,2組とも)が個人用タブレット端末を活用し、STARと呼ばれるアンケート調査に初めて答えました。これは、岐阜市教育委員会が「学校教育における課題に関して、データベースとして蓄積された客観的根拠に基づき、タブレット端末を用いたアセスメント結果で判明した学校課題と、課題の有効な解決方法とをパッケージ化して学校に還元するシステムとして、学校の課題解決に資するアセスメントシステムを開発実施する。」という目的で行う事業で、岐阜小学校運営協議会委員でもある岐阜大学教職大学院の吉澤寛之准教授の研究にもなっているものです。自分の規範意識、道徳観、忍耐力、共感性などのアンケート項目と、周囲の人とのかかわり(先生や友人など)について答えていますので、これらの変容についてもこれから見ていくことができるものです。
6月23日(火)の2時間目、ひまわり2組が生活単元の学習で靴下などを洗濯しました。手で洗って、しっかり絞って、天日干しにする作業学習となりました。
この日の昼休みには、6点の油絵をご寄贈いただいた記念に「除幕式」「油彩画受贈式」「感謝状贈呈式」を行いました。これは、市内にお住まいの高橋勝さんが「金華山三十六景」と称した46作品を4年間で完成され、岐阜市立小中学校数校に数点ずつご寄贈され、岐阜小学校にも6点の作品を贈っていただき、この式典を開催したのでした。6年生代表児童とともに除幕し、高橋さんから簡単な作品紹介をしていただいた後、児童からのお礼の言葉と岐阜市で用意してもらった感謝状をお渡ししました。校舎1階の図工室前の壁面と東階段から下りてきた掲示板に飾らせていただきました。来校の際には、是非ご覧ください。
同じく5時間目、4年2組の道徳授業を、先生たちで参観しました。これは、11月に計画されている第3ブロック学校人権研究集会に向けた中学年部の研究授業第2弾で「初任者校内研修」示範授業も兼ねて行いました。「かさ」という資料を使って、思いやりのリレーが行われる内容でしたが、子供たちは大変意欲的に発言をしたり、仲間の意見に反応したりしながら「親切にしよう」とする心情を高めていきました。
6月21日(月)から7月2日(金)までの2週間、児童会「図書委員会」が、梅雨期に本をたくさん読むことをねらいにして「アジサイ開花キャンペーン」というミニ図書館まつりを開いています。図書館で本を借りたらあじさいの花を一つもらい、各学級の台紙に貼って大きな花を咲かせようという取組です。開始2日間で多くの学級であじさいの花がたくさん咲き始めています。
6月22日(火)も梅雨の晴れ間で、予定通り2時間目に2年生、5時間目に3年生が、今年度の水泳学習を始めることができました。どちらの学年も、声が出そうになったり、友達に話しかけたくなったりするのを、ぐっと我慢して感染症対策に努めながら、プールでの活動を頑張りました。
2時間目の2年生は、小学校2年目にして初めてのプールで、水の中での活動とプールサイドでの見学を交代しながら、3人体制での指導で「水遊び」の学習活動を始めることができました。
3年生は、3時間目に「プール開き」の事前指導を行いました。2年ぶり2回目のプール利用ということで、withコロナのプールでの動きを映像も交えて確認し、ワークスペースを小プールに見立て、プールサイドではマスクを外すために「危険なとき以外には声を出さない」約束、プールでは一方通行で活動を行うことなど、自分たちの動きを実際に動きながら確認し合った成果が発揮されていました。
この日の5時間目には、2年2組が生活科「どきどき わくわく まちたんけん」の授業を行いました。これは、7月6日(火)の2年1組生活科全校研究授業のプレ授業という位置付けで、低学年部の研究授業と「初任者校内研修」を兼ねて行いました。学習のめあて「つたえよう、知ろう、ぎふまちのうてき!」に向かって、6/16(水)に行ってきたお店の魅力を伝え合う活動を提供してくれたので、「2年1組の全校研究授業ではどんなことに気をつけて指導するとよいか」が明らかになりました。
また、放課後には岐阜中消防署から消防士を講師に招き、教員の「救急救命講習」を行いました。今年度は、5時間授業で子供たちが下校した1~3年生の教員が前半、4~6年生とひまわり学級の担任が後半と2回に分けて実施しました。水泳指導が始まったタイミングでの実施ですが、AEDの使い方をはじめとした心肺蘇生だけでなく、熱中症に対する応急手当についても研修しました。
6月21日(月)の朝活動の時間に、5,6年生はそれぞれ「学年朝会」と称して、水泳学習の事前指導を行いました。プールサイドではマスクを外すために「危険なとき以外には声を出さない」約束となるため、プールでの自分たちの動きを徹底しておくための時間となりました。バディは誰で互いに何をするのか、どんな動きで活動を進めるのか、大切なポイントを確認することができました。
この日の朝の会の時間に、3年生は1,2組ともに、岐阜小学校が目指す「美しく学ぶ」3年生の姿である「受け止めて聴く」ことの中身を確かめ合っていました。1組では「目を見てよい姿勢で」「相手を思って反応しながら」聴くこと、2組では「話し手と目を合わせ」「話し手に伝わるように反応しながら」聴くことを確認することができました。
また、4年生は1時間目に、2年ぶり3回目のプール利用であり、女子は初めて更衣室を使うことになるため、映像も交えて丁寧に動きを確認し、「危険なとき以外には声を出さない」約束、プールでは一方通行で活動を行うことなど、自分たちの動きを確かめ合っていました。
この日は、梅雨の晴れ間の好天に恵まれ、予定通り2時間目に4年生、3時間目は1年生とひまわり学級、4時間目が6年生、5時間目に5年生が、水泳学習を始めることができました。校長の「学童期に2年連続で水泳学習をしないということはどうしても避けたい」という願いを汲み取り、全教職員が岐阜市「水泳実施チェックリスト」をクリアすることができるように事前指導を徹底し、各学年に教務主任が加わった3人体制の水泳指導により、それをしっかりと受け止めた子供たちが、プールでの姿や動きで表してくれました。給食時間同様「マスクを外したらしゃべらない」約束を守りながら学習に向かう子供たちは本当に誇らしく、校長が目指す「withコロナの難局を学校の教育力で乗り切る」の具現化された岐阜小学校の真骨頂が見られ、心から嬉しくなりました。