保護なしブログ(記事のみ)

7月第2週の教育活動

7月9日(金)の朝活動の「読書タイム」に、コミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」の2回目が行われました。5,6年生の教室では、保護者ボランティアによる「読み聞かせ」が行われ、子供たちも目を輝かせながら聴き、終わった後には代表委員が中心となって感謝の気持ちを込めた感想を発表しました。

 

7月8日(木)の1時間目、1年生が生活科「みずでっぽうであそぼう」の授業を行いました。ペットボトル等の空き容器に水を入れ、水を遠くに飛ばすにはどんなコツが必要かを体験しながら学んでいました。水に濡れてもいいように、水着になって1組は校舎前のベランダに広がり、2組は校舎の西側の空いたスペースを中心に、水をかけ合ったり頭から被ったりしていました。雨降りでもへっちゃらな様子で楽しんでいました。

この日の1,2時間目に2組、3,4時間目に1組が理科室で「電流の働き」の学習に取り組んでいました。いつもは1時間ごとの理科ですが、この日はモーターカーを組み立て、電気の力で走らせる活動を楽しみながら学びました。

同じく3,4時間目に、ひまわり1組が調理実習を行いました。5,6年生は家庭科、それ以外の学年は自立活動の授業として「ほうれん草のおひたし」を作りました。包丁を使ったりガスコンロで火を扱ったりする作業も安全に気をつけて一生懸命取り組んでいました。

また、6時間目には6年生が、体育館で岐阜市役所広報広聴課プロモーション係によるシティプロモーション的シビックプライド出前講座「岐阜市のこと、地元のこと、好き?」を受講しました。「ふるさと大好き」で岐阜市(岐阜まち)に誇りを感じている岐阜小学校の6年生ですので、「観光客をはじめとした『交流人口の増加』や、岐阜市に移り住んでもらえるような『定住人口の増加』のためには?」「他の岐阜市民にも愛着を持ってもらうには?」を考え、岐阜市の魅力を売り込む「シティプロモーション」の大切さに気付く時間となったと思います。今回いただいたパンフレット「エエトコタント」岐阜市2021は、「ふるさと学習」で大いに役立ていきたいと思います。

 

7月7日(水)の朝活動は、テレビ放送による「児童集会」でした。今回は、一昨年度まで体育館での児童集会で行っていた各学年の発表を「テレビ放送集会で復活させよう」と考えた2年ぶりの学年発表第1弾で「3年生の発表」となりました。児童会代表委員会の進行で、3年生からは「あいさつキャノン」をはじめとした「ちょこボラ(ちょこっとボランティア)」の発表でした。誰かから言われてやるのでなく、気付いたり頼まれたりしたときは自分から行う活動を「なかよく」「げんきに」「いっしょうけんめい」やっていることが伝わってきました。テレビ集会が浸透してきた各学級の教室では、集中して放送を聴く姿や放送後に感想交流をしやすくするために黒板にメモをしていく様子がありました。

また、テレビ放送による児童集会「3年生の発表」には代表の10人しか終演できなかったので、残りの3年生は学年のワークスペースで発表に参加しました。声を揃える場面や動きで表現する場面では、放送室にいる子たちと同じ気持ちになって、校舎2階の他学年に届けるようにしていました。また、放送終了後には代表で頑張った10人を拍手で迎え、健闘を称え合っていました。

この日の1時間目に校舎内を回ってみると、4年2組や1年1組の教室では「夏休みに向けて」の指導が行われていました。「夏休み作品募集一覧(現段階のもの)」「夏の友」「夏休みのくらし」などが配布され、それらを使った夏季休業事前指導が始まったところです。これから2週間で、さらに細かな指導をしていきます。

同じく2,3時間目は、5年1組の家庭科(裁縫の授業)を2組担任が指導し、2組の社会科を1組担任が指導していました。社会科の2時間続きは珍しいことだと思いますが、中休みを挟んで気持ちを切り替えながらも前時からの繋がりを考えて学習しています。「先進的な教育」推進校を標榜する岐阜小学校は、withコロナの令和3年度にできることの一つとして、高学年を中心に積極的に教科担任制を取り入れ、学年2学級を二人の担任で育てる意識を強くもって、多くの教師の目を通して子供たちを見届けるとともに、より専門性の高い指導を心がけています。

 

7月6日(火)の朝活動は、「スキルタイム」です。ひまわり学級の様子を覗いてみると、1組は「パズルゲーム」、2組は「迷路」に、それぞれ挑戦していました。朝から「頭の体操」をして脳を活性化させていました。

この日の5時間目は、2年1組の子供たちが生活科「どきどき わくわく まちたんけん」の授業を全校の先生の研究のために、提供してくれました。これは、先々週に行った2年2組の研究授業の振り返り(成果や課題)を生かして行ったものです。学習のめあて「つたえよう、知ろう、ぎふまちのうてき!」に向かって、自分の見つけてきた「すてき」を他のお店に行ってきた子と交流する活動でした。緊張しながらの交流でしたが、終末の感想交流からは、仲間の見つけた素敵に驚いたり感心したりする様子が伝わってきました。

また、2年1組の生活科の授業を参観した全校の教員で、放課後に研究会を行いました。これは、岐阜教育事務所による「小学校教科等専門性向上訪問」という事業の一環で行ったもので、2年1組担任の空教諭が考えた指導案を研究推進委員長や低学年部の先生方で練り合った試みのある授業提案についての研究協議でした。ご指導いただいた指導主事の先生からは「まち探検で行ったお店で“もの”へ気づけていたことが素晴らしい」「確かな体験があって子供が伝えたいと思う『主体的・対話的な学び』となっていた」「指導援助の方途が具体的で机間指導での声かけも丁寧だった」など、お褒めの言葉をたくさんいただきました。学校全体としては、「幼児期の学びから繋げるスタートカリキュラムを考えること」「豊かな自然を生かした理科的な生活科の充実を図ること」「生活科の学習の機会に全職員で1,2年生を育てること」などの課題も明確になりました。

 

7月5日(月)の1時間目、4年生は1,2組ともに3日(土)に行った「京町探検」を振り返り、「人」「もの」「こと」の視点で見つけたことを交流し、今後の計画を立てていきました。地域としての京町の様子や校外学習として見学した新市庁舎(市役所)について、より深く学んでいくことになります。

児童会給食委員会による「静かにしようキャンペーン」が、この日から始まりました。これは「配膳を静かにし、『いただきます』から『ごちそうさまでした』までも静かにして、コロナ予防をしよう!」という目標に向かって9日(金)までの期間限定で行うものです。初日の配膳の様子を見て回ると、どの教室からも話し声は聞こえず、静かな給食時間ができていました。

また、5時間目には、5年生が総合的な学習の時間に「郡上あゆパーク」について、学年主任の話を聞きました。例年5年生は、ファミリーパーク内にある岐阜市少年自然の家に「野外学習」に出かけていました。岐阜小学校の「野外学習」は、一昨年度に関市から12kmの行程をゴムボートによる「長良川下り」で帰校するプログラムを行い、その形で「長良川学習」の一環として実施していくという方向を決めました。昨年度は「宿泊を伴う研修が中止」となって行けず、今年度も「ゴムボート」を使ったプログラムが中止となり、岐阜市少年自然の家での「野外学習」を諦めました。その代替案として令和3年度の岐阜小学校5年生は、長良川の源流近くある「郡上あゆパーク」に行って、日帰りで体験学習を行うことに決めました。実際に行く期日は9月15日(水)ですが、これからの総合「ふるさと学習」で事前学習に取り組んでいくため、先月下見に行ってきた先生のパワーポイントによる解説を、子供たちは真剣に視聴していました。