保護なしブログ(記事のみ)

7月第3週の教育活動

7月16日(金)の夜、5年生が観覧船に乗って「長良川鵜飼」を見学してきました。「小学校5年生の鵜飼観覧」については、昨年度から岐阜市の補助事業が中止となり、岐阜小学校独自に応募して通った公益財団法人河川財団「河川基金助成事業」の助成金を利用して、総合的な学習の時間「清流 長良川」の学習の一環として継続している学年行事です。この日は天候にも恵まれ、観覧事務所前でウータンの出迎えを受けた後、観覧船に乗って出発しました。事前学習がしっかりできていたこともあって、例年以上に学習としての観覧が成立していたようです。

7月16日(金)の朝活動の「読書タイム」に、コミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」の3回目が行われました。

ひまわりの教室では、保護者ボランティアによる「読み聞かせ」が行われ、子供たちも黙ってじっくりと聴き、読み聞かせボランティアのお母さん方に感謝の気持ちを表していました。

1年生の教室では、初めての保護者ボランティアによる「読み聞かせ」が行われ、子供たちも担任の先生ではないお母さんの声に自然な反応をしながらじっくりと耳を傾け、最後に感謝の気持ちを伝えていました。

2年生の教室では、今年度初めての保護者ボランティアによる「読み聞かせ」が行われ、子供たちも久しぶりのお母さん方の声に目を輝かせながら集中して聞き、最後に感想と感謝の気持ちを伝えました。

また、この日は短縮5時間授業の後、全校一斉の大掃除を行いました。初めての1年生も含め、どの学年も普段はできない場所を一生懸命きれいにしていました。奉仕活動への勤労意欲の高さも、岐阜小学校の自慢の一つです。

さらに、この日の夕刻、岐阜小学校6年生児童4人が、市役所(新市庁舎18階)の教育長室に行ってきました。初めて入る市庁舎18階からの眺望を堪能した後、「十八楼」の夏休み限定「戦国ミニツアー」のベースにもなっているプランを考えたグループが、昨年度末(5年生時)に考えた「観光プラン」をプレゼンしてきたのです。子供たちは、3月に考えたことを思い出しながら、教育長さんをはじめとした市教委や関係部署の前で見事に発表し、教育長さんからの質問にも堂々と答えていました。そして、「プレゼンの内容・発表も、受け答え(話し方)も、岐阜小学校での学びも、みんな素晴らしい。」と誉めていただきました。

 

7月15日(木)の午前中に、岐阜薬科大学で学生に英語を教えてみえる松家鮎美先生が来校され、岐阜小学校の英語の授業を参観されました。松家先生は、12日(月)に来校された岐阜大学の牧先生と共同研究をされるということで、英語専科やALTの先生による本校の授業を参考にしたいと観に来られたのでした。

1時間目はひまわり2組で行われたひまわり学級高学年の授業を観られ、2時間目は3年1組の数字カルタの様子やALTと児童のマンツーマンのチャレンジトークを観ていただきました。「児童の実態に合わせて、とてもよく練られた授業が展開されている。」と、感心してみえました。

3,4時間目は、6年生の2組、1組の教科担任とALTのTT指導による授業を順に観ていただきました。10月の修学旅行での「英語でふるさと自慢」も見据え、タブレット端末を使ったプレゼン画面に合わせて英語で「岐阜まち紹介」を今のグループで試行する予行演習になっています。せっかくの機会ですので英語教育の専門家である松家先生に、1グループごとに良かった点を誉めていただき、10月の本番に向けて「英語のリズムを大切にするともっと良くなる」など、これから気をつけたいポイントを教えていただきました。

同じく4時間目、1年1組の国語の時間に、空き時間だった4年1組の担任が、音読を教えに来ていました。4の1担任は専門が国語科で、1の1担任が「どうも音読の声が小さくて・・・」と相談したところ、こうした機会が設定されたようです。4時間目が終わった後、授業の様子を観ていたハートフルサポーターが「見違えるように音読が上手になりました。あれはマジックです。」と報告してくれました。

5時間目終了後の1年生下校時に、体育館で「にっこり見守り隊」の皆さんと1年生の子供たちとの顔合わせを行いました。これまでも交差点等のポイントに立って、下校の様子を見守っていただいていたのですが、顔を合わせて自己紹介をしていただく機会がもてずにいました。夏休み明け以降も、ポイントでの見守りを続けていただきますので、しっかり顔を覚えて挨拶や会話を交わしていって欲しいと思います。

ほぼ同じ時間帯に5年生は、養護教諭の國居先生と栄養教諭の矢野先生から「生活習慣病予防」についての話を聞きました。これは、6/29(火)に行った「小児生活習慣病予防対策の血液検査」の結果を受け、保健・栄養の両面から、気をつけていきたいことを教えていただく機会となりました。

6時間目には、十八楼の女将である伊藤さんをお招きし、1階メディアセンターで6年生の総合的な学習の時間として「ふるさと学習」を行いました。まず、校長から「5年生の時に伊藤さんに聞いていただいた観光プランが、その後どうなったかをお話しいただこうと伊藤さんに来ていただきました。」と紹介し、そのときのプレゼンを代表チームに改めて見せてもらいました。そして、伊藤さんから「岐阜小のみんなが考えてくれた宿泊プランのエキスを、1時間の『戦国ミニツアー』という企画に込めました。」と伝えてくださいました。宿泊を伴うプランはコロナ下においては難しく、今回は「十八楼」独自の無料ツアーとして、夏休み限定「戦国ミニツアー」を企画され、子供たちのアイデアを具現化していただくこととなり、大変有り難い報告でした。せっかくの機会だったので、午前中に発表した「英語でふるさと自慢」予行演習の中から選ばれた学級代表の二グループが伊藤さんに向けて改めて発表し、6年生になって成長した姿を観ていただきました。

 

7月14日(水)の朝活動の時間に、2組集団が4回目の「なかよし遊び」を行いました。いつものように6年生が登校後に準備をした後1年生を迎えに行き、ゲームや遊びを丁寧に説明して小班での活動が始まりました。タブレット端末や厚紙カード、ボーリングセットを使うなどして工夫を凝らした遊びを行っていました。この日の登校時に、1年生のある子が「校長先生、今日はなかよし遊びがあるんやよ」と笑顔で話してくれました。1年生にとっても楽しくて嬉しい時間になっていることが分かって、幸せな気分になりました。

この日の1時間目に6年2組、2時間目に6年1組が栄養教諭の矢野先生から食育講座を受けました。これは「子どもたち自らが家庭において食育の話題を提供し、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につける。」という目的に向かって、6年生全員に岐阜県教育長から「家庭の食育マイスター」の委嘱状が届き、食育講座の後、矢野先生から委嘱されたことが伝えられました。「夏休みの味噌汁づくり」というミッションが与えられた6年生の「食育マイスター」としての活躍を楽しみにしています。

同じく午前中、4年生が総合的な学習「京町とわたしたち」の一環で、「岐阜市民会館」の見学に行ってきました。昨年度から連合音楽会が中止となり、市美展「少年部」も会場が「ぎふメディアコスモス」に移ったこともあり、市民会館との関係が薄れてきたように感じるのですが、岐阜のホールと言えば「岐阜市民会館」という時代を知る者にとっては、価値や役割を知っていつまでも大切にしていって欲しい施設です。今回の見学では、普段は見ることが出来ない場所も案内していただき、貴重な体験が出来ました。

また、6時間目は、4~6年生の委員会(児童会)活動でした。夏休み前最後の委員会でしたが、委員全員や担当ごとの小集団で「対話」を大切にした活動を行っていました。

さらに、この日の夕刻には、公益財団法人日本教育公務員弘済会岐阜支部から専任幹事、地区担当参事、学校担当LC(2人)の5人の方々が来校され、教育振興事業として岐阜小学校に学校研究助成(教材・教具の助成)と特別学校助成(教育図書)の贈呈式(本校側から見ると受贈式)を開催していただきました。Wで助成を受けることは大変幸運なことで心から感謝したいと思います。教材・教具の助成としては、既に4Kビデオカメラセット2台分を活用させていただいており、教育用図書は6種類のシリーズ図書が本日届いたので夏休み明けから利用できるように準備を進めたいと思います。

 

7月13日(火)の朝活動の時間に、1組集団が4回目の「なかよし遊び」を行いました。いつものように6年生が登校後に準備をした後1年生を迎えに行き、ゲームや遊びを丁寧に説明して小班での活動が始まりました。タブレット端末やホワイトボード、手作り爆弾を使うなどして工夫を凝らした遊びを行っていました。4回目ともなると、小班の仲間での結びつきも生まれ、笑顔の数が増えて楽しい時間になってきたように感じます。

また、この日の午前中、5年生が金華橋下まで行って「カワゲラウォッチング」の活動を行いました。これは、総合的な学習の時間「清流・長良川」の学習の一環で、講師に岐阜市役所環境部環境保全課の方々を招き、「長良川の水生生物を捕まえる活動を通して長良川がきれいな川であることに気付くこと」を目的に行ったのでした。本来これは、環境省と国土交通省がとりまとめている調査で、主に小中学生を対象として実施しています。岐阜県ではきれいな水の指標生物であるカワゲラ類が多く見られることから、「カワゲラウォッチング」という名称で普及しています。身近な河川にどのような水生生物が生息しているかを調べ、水生生物相や水の汚れの程度を確認します。調査を通して、河川環境保全の重要性を認識してもらうことを目的としています。調査では、水生生物を採集し、採集された指標生物の種類から水質階級を判定します。また、試薬(パックテスト)を用いて、pH(水素イオン濃度ー酸性、中性、アルカリ性を示す指標)、COD(化学的酸素要求量-水の汚れを示す指標)を計測し、水質を判定します。この日は、ややアルカリ性が強く、水かさも減って昨年度のような魚類はあまり捕れませんでしたが、実際に川の中に入って一生懸命活動することが出来ました。

 

7月12日(月)の朝活動の時間に、5年生は教務主任(長良川の申し子)からフローティングベスト(ライフジャケット)の着用の意味や方法を学びました。そして、5時間目にはプールで実際にフローティングベストを着用した水の中での動きを体験しました。これは、5年生の総合的な学習の時間に行っている「長良川学習」の一環で、「川で遊んだり泳いだりするときにはフローティングベスト着用が必須」ということを身をもって経験するためです。天候や川の状態によって延期していた「カワゲラウォッチング」が、本日(13日)できることになり、9月には「長良橋~金華橋」の範囲内を流れる体験をするため、それらの事前学習として行った活動でした。長良川での体験活動が楽しみです。

7月12日(月)の1,2時間目に、岐阜大学地域科学部教授で学生に英語を教えてみえる牧秀樹先生が来校され、5,6年生の英語の授業を参観されました。牧先生は、これまでに「ゲーム感覚で英語の力をつける」研究に取り組まれ、社会人版、高校生版、中学生版の「時間が世界最短の英語テスト」を開発され、小学生版を考えるに当たって現状を把握したいということで、5年生の「夢の職業を伝え合う」活動を見たり、6年生の「英語でふるさと自慢」を実際に聞いたりしていただきました。

この日の掃除の時間、校舎内を回ってみると16日(金)の大掃除に向け、どの掃除場所も美化活動に一生懸命取り組んでいました。先週金曜日(9日)に始まった「ピカピカ掃除週間」2日目となるこの日の重点は「黒板の上の埃取り」「ロッカーの中の汚れ取り」でした。普段の掃除では、なかなか出来ないところにも力を入れて取り組むことが出来ました。