保護なしブログ(記事のみ)

9月第2週の教育活動

9月10日(金)から産前休暇に入られた空先生に替わって、8月30日付「学級担任等の交代について(お知らせ)」文書でお伝えしたように、一昨年度まで本校で教務主任としてお勤めいただいていた先生に、再びご勤務いただくことになりました。初日のこの日は、1時間目に4年生、2時間目に5年生、3時間目に6年生の算数のT2として、各担任のT1をサポ―としていただきました。

この日の午前中は、雲一つない快晴に恵まれ、中休みには待ちかねたように元気に運動場に飛び出していきました。担任や教生の先生と一緒に、遊具や用具を使ったり、走り回ったりしながら、仲良く運動遊びをする様子がたくさん見られました。

この日は、教育実習第2週の最終日で、教生の先生の授業が続々と行われていました。2時間目に2年2組の道徳、3時間目に4年2組の国語、4時間目は3年1組の国語と2年2組の体育の授業を行っていました。3年生の国語と2年生の体育は、実習生の専門教科で研究授業に繋がる時間にもなるので、準備や指導にも一層力が入っているように感じました。また、5時間目には、情報主任が指導するひまわり学級のプログラミング学習の様子を、教育実習生が参観しました。子供達一人一人がタブレット端末内で台詞や動きをプログラミングし、実際にPepperを動かす様子に驚きながら、動機付けや興味・関心を高めることの大切さを学びました。

 

9月9日(木)は、1時間目に1年1組の図画工作科、2時間目に6年1組の家庭科の授業を教育実習生(教生の先生)が参観し、経験豊かな先生の指導と子供達の学習ぶりから多くのことを学ぶ機会となりました。実は、このHPではお伝えできなかったのですが、9月1日(水)には4年1組が先陣を切って教育実習生(教生の先生)に国語の示範授業を公開してくれ、6日(月)の1時間目にも5年2組が英語の示範授業を提供してくれていました。これで、国語、道徳、特別支援教育、音楽、算数、理科、英語、社会、体育、生活、図工、家庭という順に、全教科+特別支援の示範授業を、実習生が配属されていない全ての学級で公開したことになります。初日の校長講話、二日目の教頭講話も含め、岐阜小学校では全校体制で教育実習を受け入れ、小学生の愛らしさや育ち、教職のやりがいを感じてもらうようにしています。これからは、実習生自身が教壇に立つ時間が増えていきます。指導する難しさを感じながらも、学びを進める子供達から喜びを味わい、自信へと繋げて行ってくれるものと期待しています。

この日の1,2時間目に2年生の発育測定が行われ、先週木曜日(2日)から始まった発育測定は、全学年で終了しました。今年度は、この結果も含めて体力テストや生活リズムチェックなどの健康面に関する資料は、9月末の個人懇談のときにお渡ししたいと思います。結果を楽しみにしていてください。また、発育測定では身長・体重の身体面の成長だけでなく、測定を受ける態度や様子からも成長を感じることができました。

同じく中休みには前2日(水)に岐阜中警察署長から人命救助の表彰をされた1年生男子に、校長からも感謝状受贈の祝福と功績への賞賛の言葉をかけ、一緒に記念撮影をしました。夏休みの終わりにお父さんと河川敷に花火に行って、川の方からうめき声と「助けて」という声が聞こえてきたことにこの男子児童が気付き、お父さんが川の中にいたおばあさんを救い出したそうです。岐阜小学校の1年生の行動を、頼もしく誇らしく感じました。

また、5時間目後半には、2年生が体育館で「◯先生ありがとうの会」を開きました。翌10日(金)から産前休暇に入られる◯先生に、入学以来1年半お世話になったことへの「ありがとうございました」という感謝の気持ちと「無事に元気な赤ちゃんを産んでね」という励ましの気持ちを込めた温かい会になりました。2年生からは「校歌ダンス」と一人一人からの「メッセージカード集」が贈られました。◯先生からも、2年生に向けた感謝と励ましの言葉が述べられました。ちなみに退場間際のラストメッセージは「運動会では、もっと格好良く『校歌ダンス』を踊ってね!」でした。

 

9月8日(水)の朝の会の時間、6年生は登校してきた京町地域の子たちがワークスペースに集まり、金華地域の6年生はオンラインで繋がって、学年主任の話を聞きました。対面とリモートの「ハイブリッド式学年集会」です。内容は二つあり、一つ目は全校5時間授業で下校時刻が一緒になっている中で「通学路での下校の様子は1年生の手本になっているか」という話でした。交通安全に留意し見守ってくださる保護者や地域の人への感謝の気持ちを姿で表すことを確認しました。なお、これは6年生だけでなく、全学年で振り返りと指導をすることにしました。二つ目は、6/4HPでお知らせした第77回日本PTA東海北陸ブロック研究大会「清流の国ぎふ大会」全体会でのアトラクションで「英語でふるさと自慢」の発表依頼のその後についてです。オンライン開催となり、岐阜小学校の発表が20分間の動画となることが伝えられました。その準備も本格化していくことになります。

この日の1時間目、4年2組では教生の先生(教育実習生)による初めての授業が行われていました。社会「風水害からくらしを守る」の学習で、子供達は用意された板書資料やデジタルテレビを活用し、一生懸命追究していました。実習も2週目中盤にさしかかり、教生の先生と子供達の関係も自然な形になってきたことが窺えました。

3時間目には、1年生の体育「まとあてゲーム」の単元導入の様子を、教育実習生(教生の先生)が参観し、体育科専門による指導と子供達の学習ぶりから学ぶ機会となりました。この日は、体育科専門でもある初任者拠点校指導員の勤務日ということもあり、示範授業がそのまま初任者にとっても研修の機会にもなりました。

また、5時間目にも2年1組の生活科「うごく うごく わたしのおもちゃ」の単元導入の様子を、教育実習生(教生の先生)が参観し、子供達の学ぶ様子から演習する機会となりました。夏休み明けからの新担任にとっては、いきなりの授業公開の場となったのですが、実際に何種類もの手作りおもちゃを用意し、子供達の関心・意欲を高める授業となりました。

 

9月7日(火)の1時間目に、5年1組の先生と子供達が教育実習生(教生の先生)に社会科「水産業の盛んな地域」の授業を公開してくれました。分散登校で教室内は金華地域の少人数でしたが、京町地域の子たちもオンラインで参加し、3年生のときの「全国大会」から積み上げてきた「社会科の学び方」を披露しながら、専門性の高い指導によって力をつけていく様子が多く見られました。教育実習生にとっても、目指すべき憧れの姿を知ることになったと思います。

この日の3~4時間目の時間帯に、NHK岐阜放送局の取材・撮影が入りました。これは、8月の終盤に「分散登校による『学校の授業』+タブレット端末による『家庭でのオンラインの学習』のハイブリッド型の様子を報道したい」という依頼を受けたことで実現したものです。まず、この日は6年2組担任へのインタビューを撮影し、その後6年2組の算数「分数のかけ算」の授業の様子を撮影して行きました。登校して教室にいる子だけでなく、家庭からオンラインで繋がっている子も交え、発表と感想交流をしている様子をカメラに収めて行かれました。翌8日(水)には、6年2組の児童の家庭に行って4時間目の算数の授業をオンラインで受けている様子を撮影するようです。この模様は、今週金曜日(9/10)の午後6時30分から始まる報道番組「まるっと岐阜」の中で取り上げられるようです。

 

9月6日(月)、お子さんの通う学習塾で陽性者が出たために自宅待機をしていた1年生の担任が、この日から出勤できることになりました。先週1週間は教務主任が担任を代行し、学級担任は自宅からオンラインで自分のクラスの授業をはじめとする学校生活の様子を参観していました。従って、戸惑いや違和感もなく、通常の学級の様子に戻ることができたように思います。オンライン(リモート)の有り難さや便利さを実感しながらも、改めて対面で学校生活を送ることができる喜びを感じていました。

この日の朝活動は、「分散登校+オンラインのハイブリッド式の学校再開」期間ということもあって通常の木曜日だけでは視聴できない子もいるので、英語放送に切り替わりました。今回は、教育実習期間中の英語放送となるため、教育実習生(教生の先生)3人が登場して英語で自己紹介などをしました。

4時間目には、2年生で教生の先生(教育実習生)による初めての授業が行われていました。算数の2桁+2桁の繰り上がりのある足し算の「筆算の仕方を考えよう」という時間でしたが、初めてとは思えないような落ち着いた様子で授業を進めていました。リモートで授業を受けている子にもタブレット端末から声をかけ、ハイブリッド方式の指導も体験することができました。