9月24日(金)の午前中、岐阜大学ダンス部MEC(Mighty Elements Crew)が、運動会の団体演技で「リズムダンス」に取り組む中学年に「ダンス教室」を開催してくれました。
2時間目に3年生が「入門編」として、からだでジャンケン、ステップアラカルト、2つの組み合わせを学びました。最初に、MECの皆さんが自己紹介の顔見せ「ダンス口上」で、ダンスへの憧れを感じさせてくれました。その後は、実際に体を動かしながら楽しく動きのポイントを教えてもらいました。9月中に、もう2回「ダンス教室」を受ける予定です。
3時間目は4年生が「入門編復習」として、最初にMECの7人が自己紹介の顔見せ「ダンス口上」で、ダンスへのモチベーションを高めてくれました。その後は、「September」アゲインと称して昨年度の「団体演技発表会」を思い出して踊ってみました。続いて動きのポイントを教えてもらい、Aサビの統一部分を練習しました。9月中に、もう2回「ダンス教室」を受ける予定なので、3年生をリードできるように頑張ってくれることを楽しみにしたいと思います。
9月24日(金)は、4週間続いた教育実習の最終日でした。教職を目指す教育学部(教員養成系)の学生が、小学校現場での実地演習を終えたわけです。教育実習生の成長(変容)は、子供たちにも好影響があって、この4週間で一回り大きくなったように感じます。
この日は、4時間目に4年2組、5時間目に3年1組で、実習生にはサプライズの「お別れ会」が行われ、2年生は5時間目に「お別れ学年体育」~帰りの会での挨拶がありました。別れを惜しむ心温まる会になっていました。
9月22日(水)は、教育実習生が授業以外の学級担任業務を代行する「全日経営」を経験しました。
朝の活動「学級の時間」~朝の会の時間は、朝の会を見届けたり「先生の話」をしたりする学級担任ならではの動きです。緊張しながらも「自分の学級」へ働きかけていました。
この日の給食後、1~3年生は13:30下校のため簡単掃除、4~6年生はロング昼休みの時間を過ごしました。従って、2,3年生担任(代行の教生)は掃除指導、4年生担任(代行の教生)は外遊びという動きになりました。「どの掃除場所に行くのか、そこで何をするのか」や「誰とどこで遊ぶのか」など、学級担任としての意図を持って行動しました。
また、5時間目には、夏休み後初めての委員会活動の時間でした。常時活動の振り返りを中心に、環境委員会が落ち葉を掃き集めたり、保体委員会が体育倉庫を片付けたり、園芸委員会が花の世話をしたりと、一生懸命働く取組もしていました。
9月21日(火)は教育実習の研究授業日となり、岐阜聖徳学園大学からも岐阜小学校担当の教授が見え、3人の実習生の授業を参観され簡単な講評もして行かれました。
2時間目は、2年2組の体育「的当てゲーム」の授業でした。ボールを段ボール箱を積み上げた的に投げ、当てたり崩したりする数を競うゲームです。この日の課題は、「じゃまじゃま(一人だけいる相手チームの守り役)をよけてたくさん的に当てよう」に向かって、2年2組の子供たちも一生懸命攻めたり守ったりしました。1年生のときからずっと学年で体育の授業を行ってきた学年ですが、この研究授業に向けて初めて学級単位でグループ学習を進めました。頑張ろうとする姿が、教生の先生との関係が出来上がっていることを物語っていました。
3時間目は、3年1組の国語「仕事のくふう、見つけたよ」の授業でした。相手や目的を意識して報告文書を作成するための工夫を考える学習です。この日は「報告する文章の分かりやすい組み立てを考えよう」という学習課題に向かって、見出しを付けたり見出しの順番を決めたりする時間となりました。教生の先生が準備した教具を使って、子供たちはその熱意に報いようと、一生懸命話を聞いたり挙手発言をしようとしたりしていました。この学級でも、教生の先生との信頼関係が築かれたことを実感しました。
4時間目は、4年2組の算数「2けたでわる計算」の授業でした。除数が2位数の除法の計算原理や方法を理解し、計算することができるようにする学習です。この時間は、学習課題「見当をつけた商が大きすぎたときの筆算の仕方を考えよう」に向かって、仮商が過大商になる場合に仮商を修正して計算することができるようになることを目指しました。全体での交流や班ごとの教え合い(確かめ合い)によって、どの子も筆算の仕方を理解しようと取り組んでいました。ここでも、教生の先生を支え頑張りに報いようとする子供たちの姿が輝いていました。