10月2日(土)の朝、校舎内を回っていると1年生と5年生の黒板には、本日の教育活動に関する連絡や資料などのメッセージがありました。また、5年生が岐阜市少年自然の家からお借りしたフローティングベスト(ライフジャケット)もスタンバイしていました。
令和3年度の「土曜日等の教育活動」(土曜授業)は、岐阜市教育委員会より「PTA活動を含む地域を主体とした体験・活動型の内容に転換し、地域との協働を推進するよう、これまで以上の工夫・改善を図る。」という方向性が示されています。10月2日(土)は爽やかな秋晴れにも恵まれ、無事に今年度3回目の「土曜日等の教育活動」(土曜授業)を行うことができました。
1年生は、せせらぎ広場に行って「秋の虫を見つけて捕る」活動を楽しみました。バッタ、コオロギ、トンボなど、たくさんの虫を見つけることができました。
3年生は「親子ふれあい活動」として、日本体育協会の平野俊男先生をお迎えし、体育館でコーディネーショントレーニングを行いました。コーディネーショントレーニングとは、身体に負荷をかけ筋力や持久力をつけるトレーニングとは違い、神経系の能力を高めて運動神経を鍛えるトレーニング方法で「笑顔のトレーニング」とも言われています。ボールやフラフープを使ったり、じゃんけんを取り入れたり、特別な道具を使わずにやれたりする方法など、自宅でも手軽に取り組めそうな様々なトレーニングのやり方を教えてもらいました。親子で心身ともにポカポカになりながら、楽しく活動することができました。
4年生は、京町探検に「美江寺観音」の見学に行きました。10月とは思えない予想以上の暑さでしたが、熱中症に気をつけながら、住職さんの話をしっかり聴き、美江寺観音の良いところをいっぱい発見をしてくることができました。
5年生は「長良川での体験活動」を行いました。本校職員に加え、保護者と学生(岐阜大学教育学部保健体育講座)のボランティアの20名近くの大人に見守られながら、金華橋の下流側の浅瀬で「生き物採取」(魚とり)とフローティングベスト(ライフジャケット)着用して100m程を流れる活動を行いました。金華山を仰ぎ見ての景色の美しさ、清流「長良川」の心地よさを全身で味わい、長良川にダイブする面白さも十分に感じたことと思います。この五感全てを使った「長良川体験活動」は岐阜小学校でしかできない活動だと思っていますので、10月になってからのまさかの残暑復活で、今年度も実施できたことを大変嬉しく思います。
10月1日(金)の朝活動の時間に、運動場で「結団式」を行いました。児童会係になった5,6年生の代表からスローガン「全力 ~楽しむ・思いやる・やりきる~」の発表があり、続いて赤白の団ごとに分かれて、各団リーダーからの自己紹介と決意表明が行われ、手拍子を中心としたエールにも挑みました。今年度は応援合戦はなく、赤白それぞれを引っ張っていくのは、応援団ではなく「団リーダー」の団長、副団長、各学年担当となります。
この日の2時間目に、3年生の教室付近に行ってみると、音楽の時間の1組の子たちはサロンのところで順番に担任の「リコーダーのテスト」を受けていました。教室内では、その練習をしていました。2組の教室を覗くと、図工「ふきあがる風に乗せて」の学習で、絵を描いたビニール袋を膨らませ、サーキュレーターで楽しそうに浮かべていました。
9月30日(木)の朝活動の時間に、5年生がワークスペースに集まり「学年朝の会」を行っていました。10月2日(土)の教育活動として行う「長良川での魚とり」に向け、昨年度の名人である6年生の男子二人から魚のとり方を教わりました。パワーポイントによるプレゼンや、床を川に見立てた実演を見せてくれ、理解と意欲を高めることができました。6年生の名人の伝え方も、本当に見事でした。
この日の1時間目には、4年1組が園芸委員会の活動の一環として、校舎東側で育てている一人一鉢の菊の花を、校舎内(廊下)に避難させました。これは、台風16号が今夜~明朝にかけて東海地方に最接近する予報を受け、万が一を心配しての動きでした。ここには「金華ふれあいクラブ」の皆さんも駆けつけてくださり、作業のサポートや見届けをしていただきました。
また、1時間目に1年2組、2時間目に1年1組が図画工作科「いろみずあそび」の授業を行っていました。絵の具の量や水の量を変えたり、絵の具の入った色水同士を混ぜたりして、自分の「色水」を作って楽しく体験的な活動をしながら学ぶことができました。
同じく3時間目には、岐阜大学ダンス部MEC(Mighty Elements Crew)が前・後期間の秋休みを利用し、運動会の団体演技で「リズムダンス」に取り組む中学年に、3回目の「ダンス教室」を開催してくれました。前日(9/29)に、1,2組それぞれで同じグループを組むメンバーの顔合わせを行い、今回初めて3,4年生全員が体育館に集まりました。中学年全員で揃える「Aサビ」の復習をしながら動きを合わせ、エンディングとオープニングの隊形やポーズを相談しました。終盤には「ダンス教室」を締め括る意味で、MECのデモンレーションを見せてもらい、改めてヒップホップ系の「リズムダンス」への憧れを抱きました。最後に、児童代表が「お礼の言葉」を述べ、それぞれに別れを惜しんでいました。
9月29日(水)の朝活動~朝の会の時間帯に、4年生がワークスペースに集まり「学年朝の会」を行っていました。内容は、10月2日(土)の教育活動として行う「京町探検」で美江寺観音で解散となるため、下校の仕方の確認でした。「ふるさと」の素晴らしさを、最後まで安全に留意して学んできて欲しいと思います。
この日の午前中、岐阜小学校運営協議会委員でもある岐阜大学教職大学院の吉澤寛之准教授と岐阜大学工学部機械工学科の松下光次郎准教授、松下ゼミの大学院生(学生ベンチャー企業(株)ヒューロビント社長)が来校され、学校現場で使える教育コンテンツや教材開発についての相談をしました。岐阜小学校をパイロット校として、将来的には市内や県内の多くの学校で活用できるものにしたいということで、今回は人権教育(いじめ対策等)で活用できるVR動画の試作品を持ってみえました。「いじめを見逃さない日」や「第3ブロック学校人権教育研究会」での活用を考えていこうと思っています。
また、下校時刻が過ぎた頃、1階メディアセンターの様子を見てみると、この日前半の「三者懇談」を控える5,6年生が、ランドセルからドリルやノートを取り出して家庭学習を始めたり、委員会や係の仕事を始めたりする様子が見られました。「個人懇談」期間中の風物詩でもあるのですが、時間をもて余すようなことなく、寸暇を惜しんで取り組む様子は誇らしく感じました。
9月28日(火)、これからの3日間の「個人懇談」どうぞよろしくお願いします。この機会に合わせ、延期していた「夏休みの宝物展」を今週いっぱい行います。今年度は特別教室ではなく、下の写真のように各学年のサロンを中心に展示(掲示)してあります。時間が許す範囲で、懇談前後の時間帯を使って他学年の作品を見ていただけると嬉しいです。
この日の3時間目、5年生は10月22日(金)に延期された「日帰り野外学習」に向け、班長、学習帳、生活長、掃除長に分かれて準備を進めていました。総合的な学習に取り組んでいる「長良川学習」の一環として、郡上市白鳥町にある「清流長良川あゆパーク」に行き、五感を使った体験活動を行い、清流長良川の上流の様子を学んできます。
9月27日(月)の午前中、先週金曜日(9/24)に引き続き、岐阜大学ダンス部MEC(Mighty Elements Crew)が前・後期間の秋休みを利用し、運動会の団体演技で「リズムダンス」に取り組む中学年2回目の「ダンス教室」を開催してくれました。
2時間目に4年生が、中学年全員で揃える「Aサビ」を中心に、動きのポイントを教えてもらいました。経験のある上級生として、3年生に教えられるように一生懸命取り組みました。
3時間目は3年生が、前回「入門編」復習後、中学年全員で揃える「Aサビ」のカウント部分の動きのポイントを教えてもらいました。ファンキーな振り付けを楽しみながら一生懸命取り組みました。
9月最終日に、最後の「ダンス教室」を受ける予定です。
4時間目には、6年2組は総合的な学習の時間に「高山・白川郷研修」(修学旅行)の事前学習や班別行動の計画を立てていました。一方、6年1組は運動場で「運動会」の団体競技の練習を始めたところでした。10月に二大行事が入る予定で、益々忙しくなりそうですが、充実感に変えて楽しんで欲しいと思います。