12月24日(金)の1時間目、5年2組の教室では前日の「防災関係の現地検査」で分かったことを、付箋に書き出す作業をしていました。既に1組は、前日の校外学習終了後に取りかかってサロンに並べていました。一人一人が見つけたことや気付いたことを、メモや撮影した映像を観ながら一生懸命書き出していました。
5時間目には、テレビ放送による冬休み前「全校集会」を行いました。最初に代表委員長のテレビ越しの指揮に合わせて全校で校歌を歌いました。続いて、児童代表として1年生代表の4人が後期前半の頑張ったことを発表してくれました。原稿を暗唱し、カメラ目線で堂々と分かりやすく話してくれました。校長からは学校便りに書いた「今年の漢字は為」という話と「ぽかぽか言葉・行動キャンペーンにたくさんのカードを寄せてくれた子に心がぽかぽかしたこと」の話をしました。これも「為(ため)」になることに繋がります。各学年それぞれの教室では、集中して聴く緊張感があり、良い締め括りの集会になったと思います。
12月23日(木)の1,2時間目、5年生が総合的な学習の時間「ふるさと学習」の一環で、住んでいるエリアごとのチームを組んで、調査活動に出かけました。「長良川学習」を進めてきた5年生が、風水害から命やくらしを守る取組について調べたい発信したりする活動を通して、防災に関わる人々の願いに気付き、自分たちにできることを考えて行動に繋げようというという活動です。豪雨や台風の際に危険だと考えられる場所を、チームの仲間と力を合わせて調べることができました。
この日の5時間目は、6年2組の「授業参観」がありました。社会の歴史「条約改正」の授業を1階メディアセンターを観ていただきました。社会科全国大会で鍛えられた「学び方」を遺憾なく発揮し、多くの資料や仲間の考えをもとに、自分の考えを広げたり深めたりする様子を観てもらうことができました。ノートへの記述、聞く姿勢、仲間の意見へのリアクション、小集団での交流、・・・どれも学級毎の参観日のトリを飾る最高学年らしい素晴らしい授業だったと思います。参観授業後の「学級懇談会」では、「楽しくて分かりやすい授業だった」「仲間の考えを大切にしながら考えていた」「岐阜小が大事にしてきた社会の授業が観られて良かった」などの感想や「6年生になって小さい子やみんなのことを考えるようになった」などの子供たちの成長の様子を、いくつも教えていただきました。
12月22日(水)の朝活動は、テレビ放送と各教室での「児童集会」でした。今回の「学年発表の児童集会」は、4年生による「園芸委員会の活動」の発表でした。代表委員会5年生の進行で始まり、4年生の後期園芸委員長が発表概要の後に、テレビ画面から各教室に散った4年生に合図を送り、それぞれの学級担当となった4年生がテレビ画面にスライドショーを流しながら、園芸委員会の活動を紹介しました。そして、袋に詰めた銀杏を一人一人に手渡していきました。その後、テレビ放送に戻って2年生と5年生からの「発表に対する感想」を聞き、児童集会を閉じました。今回も、テレビ放送と教室分散のハイブリッドの工夫のある「児童集会」を創り出してくれました。4年生一人一人に出番があり、素晴らしい発表とないました。
この日の3,4時間目、3年生がワークスペースも使って1,2組ともに国語の書写の学習として「書き初め」の練習を行っていました。冬休みに練習し、年明けに本番を迎える「書き初め」ですが、演習するためのポイントを学ぶことができたようです。
昼休みには、「明るい選挙啓発書道」「決めて守ろう我が家のルール」「火災予防ポスター」のそれぞれに応募して入賞した子たちの表彰式を校長室で行い、記念写真を撮りました。
5時間目には、6年1組の「授業参観」がありました。学級活動「後期前半の振り返り」の授業を1階メディアセンターを観ていただきました。代表委員の司会進行、学級書記の記録で話し合いが進み、成果や課題を個々に考えて意見を発表したり、グループでの話し合いをしてからみんなの前で発表したりしながら進んでいきました。最高学年の6年生らしい学習意欲や学習姿勢で、自分たちの決意を明らかにしていきました。参観授業後の「学級懇談会」は、大勢の保護者の皆さんに残っていただき、子供たちの成長の様子をいくつも教えていただきました。卒業までのカウントダウンが始まりそうな時期に、6年生となってから最初で小学校最後となる学級懇談に、いろいろな様子の交流をしていただくこともできました。本当にありがとうございました。
12月21日(火)の3時間目、中学年部の研究授業として4年1組が総合的な学習の時間(ふるさと学習)を公開しました。「京町のよさを伝えよう」と題して、先日見学に行った「オゼキ提灯」の良さやお店の人の思いを、他の学年の子たちに伝える活動を考えました。それは、対象学年の異なるグループごとに分かれ、ポスター製作に向けた「キャッチコピー」を「ピラミッドチャート」でまとめる学習です。まず、一人一人が付箋に書き、仲間と話し合ってホワイトボードにまとめる活動に、熱心に取り組むことができました。
この日の掃除時間に、2年生が5年生の掃除場所に行って、5年生の動きから掃除の仕方を学んでいました。「学び方」を学習するための下学年による上学年の授業参観は、これまでもそれぞれの学年で行ってきたのですが、今回は「とても熱心に掃除に取り組む高学年の様子を下学年は見て学んだ方が良い」という考えから、実現した第一弾です。自分たちが使っているトイレをきれいにしてくれているだけでなく、少人数でも教室掃除を手際よく進めている様子から、多くのことを学んでくれたことと思います。
5時間目のはじめ、校長が学年音楽で音楽室に集まった6年生に「博報賞受賞記念のトートバッグ」を渡しに行ってきました。博報賞(文部科学大臣賞)の受賞については、新聞報道に加えて学校便りや学校HP等でお知らせしてきたのですが、12月になってから副賞でいただいた賞金を使い始めています。既に、ネットショッピングで購入したデジタルカメラ(高性能の1台と一般的な機能の6台)が、先週末に学校に届いています。そして、職員と6年生に個人用として発注していたトートバッグ82個が、昨日無事に届きました。岐阜小学校の「ふるさと学習」を進めた教職員とともに、応募内容で最も貢献したと言える6年生には感謝と「卒業記念」の意味も込め、プリント(校長のデザイン)された「岐阜小オリジナルのトートバッグ」を贈ったというわけです。
同じく5時間目には、5年2組の「授業参観」がありました。家庭科「ゆで野菜の調理実習」からの発展として、家庭での計画を立てる授業を1階メディアセンターで行いました。子供たちは、和気藹々とした雰囲気で自然体で臨みながらも、つぶやきや挙手発言等に意欲的な姿を観ていただきました。落ち着きと前向きさに、成長した様子を見ていただけたのではないかと思います。参観授業後の「学級懇談会」では、授業の感想や家庭での様子をお一人ずつ話していただきました。「楽しい授業でした」「安心して生活している」「落ち着きや成長を感じた」など、嬉しい感想がたくさんありました。思春期を迎える子育ての難しさも話題になりましたが、成長を感じられる交流をしていただくこともできました。
12月20日(月)の2時間目、6年2組では英語科「カレーコンテスト」として、各グループの英語によるプレゼン発表を、教科担任である英語専科とALTが審査していました。外国人観光客への「英語でふるさと自慢」はできていないのですが、タブレット端末を活用した英語のプレゼンは、こういう機会に鍛えられています。
また、3時間目に2年1組、4時間目に3年2組の英語の授業がありました。どちらの黒板にも、「What do you want?」と書かれ、同じような活動をしているように見えました。しかし、よく見てみると、2年生はクリスマスツリーを作るために欲しいものを答える一問一答式の会話をしているのに対し、3年生はグループで欲しいものを尋ねたり答えたりしながら、会話を繋げる「Go fish!!」というゲーム的な活動になっています。よく使うフレーズは繰り返し使いながら、発達段階に応じた学習によって定着させていく営みが見られました。
5時間目には、5年1組の「授業参観」がありました。社会科「自然災害を防ぐ」の中の「津波から命やくらしを守る国の取組」の学習を1階メディアセンターで行いました。子供たちは、「見る」「聞く」「書く」「話す」「聞く」等のそれぞれの活動に対してメリハリをつけたけじめのある態度で臨み、仲間と意欲的に学習に取り組む様子を観ていただきました。落ち着きと真剣さに、成長した様子を見ていただけたのではないかと思います。参観授業後の「学級懇談会」は、学級担任の星野先生から映像を交えたて学校生活や学習の様子が伝えられ、続けて授業の感想や家庭での様子をお一人ずつ話していただきました。学校で頑張っている様子も家庭の話題になっているようで、成長を感じられる交流をしていただくこともできました。本当にありがとうございました。