2月18日(金)、前日までの学級閉鎖(自宅待機)が解除され、1月27日(木)依頼となる全校(全学級)が揃いました。また、この日は教職員も全員が出勤し、ようやく長いトンネルを抜けたように感じています。岐阜県(岐阜市)の新規感染者は、まだ減少傾向が見られませんが、岐阜小学校はこのまま学級閉鎖のない学校を続けられることを心から願っています。
この日の朝活動の「読書タイム」に、コミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」が行われました。12月、1月に続いて今回も、地域の読み聞かせボランティアの方が事前に録画撮影された映像を教室で見る形でした。テレビによる「読み聞かせ」でしたが、今回も子供たちも目を輝かせながら視聴しました。
2時間目には、6年2組が理科室で「電気をつくる」学習を行っていました。発電の仕組みを、教材を使って活動的に学ぶことができていました。
3時間目は、4年生が来週の「リモート授業参観」で行う「二分の一成人式」第2部の練習を行いました。実際の動きを確かめたり、声の大きさを相互評価したりしながら、緊張感を持って練習に取り組んでいました。来週の本番は「ライブ中継」を行います。
また、午前中に、学校薬剤師の永井先生による「環境衛生調査」が行われました。この日は、暖房を使っている中での調査を2年2組の教室で行っていただきました。いくつかの項目ごとに調査をしてお気付きの点についてのご指導をいただく関係で、毎月のように来校していただいているのですが、今年度はこの日が最後の調査日となりました。
2月17日(木)の1時間目、同じ学年のそれぞれの学級で個人用タブレット端末(iPad)を活用した授業を進めていました。自宅待機3日目となる1組は、リモート授業にも慣れてきて学習が進んでいるように感じました。国語科「楽しかったよ二年生」の学習を進めた2組は、一人一人がそれぞれに調べたり分かったりしたことについて、短時間の交流もしていました。同じく他の学年では、1,2組それぞれ対照的な活動をしていました。1組は、思いがけない降雪~積雪に喜び、運動場に出て雪遊びに興じました。自宅待機が明けて久しぶりに登校した2組は、国語の対面授業を進めていました。
この日の3時間目、4年生が「二分の一成人式」第1部として、岐阜小学校児童の大先輩(京町小卒業生)で空手の世界選手権4連覇(ギネス世界記録)という偉業を成し遂げられてみえる若井敦子さん(現岐阜県議会議員)の「可能性を信じて」という講話を聞きました。4歳の頃に交通事故に遭って大怪我を負い、小学校の頃には体育の授業も見学しなければならなかった若井さんが、後遺症克服のためにリハビリテーションとして始めた空手道にどのように向き合い、頂点を極めることになったのかを、とても分かりやすくお話しいただきました。ギネスの認定状や金メダルも見せていただきましたが、それ以上に「自分が変わることで周りや世界が変わった」「夢の実現には遠回りする道もある」「人と比べるのでなく昨日の自分より半歩前に出ることが大事」「勝者とは自分の信じて夢の実現に努力する人のこと」「追い風だけでなく向かい風も自分の力になる」「辛い思いをする(人の痛みを知る)ことは人への優しさに繋がる」など、多くの金言をいただきました。
また、4時間目には、5年生と6年生で「特別の教科 道徳」の授業を行っていました。普段通りの日常の授業ですが、研究授業や参観授業かと思うほど、一人一人が真剣に考え、学級の仲間と深く話し合う学習が展開されています。高学年の「学びの姿」に改めて誇りを感じました。
2月16日(水)の1時間目、4年生が1,2組教室及びワークスペースを使って「6年生ありがとうの会」に向けた話し合いが行われていました。2/8HPで5年生の取組を紹介したのですが、それを受けて実行委員会が中心となって自分たちが伝えるべき「感謝」の具体を考えました。学級が混ざり合うことを避けながら場所を広く使ったり、発言者はみんなに聞こえる場所で話したり、いくつかの工夫が見られる学年集会活動でした。
3,4時間目に、5年生が家庭科「エプロン作り」の学習に取り組んでいました。3時間目に1学級が家庭科室で教科担任の指導で「ミシン縫い」の導入を行っていました。4時間目は、もう1学級が「ミシンで縫う前の簡単なしつけ縫い」を、リモート授業で学びながら取り組みました。
この日も、自宅待機となった学級の教室では、担任によるリモート授業が行われていました。教室内での授業のように先生と子供たちの「対話的な学び」を中心に、音楽の授業では担任のオルガン伴奏に合わせて、歌ったり鍵盤ハーモニカの練習をしたりしていました。
また、健康体ながらもご家族の関係で暫く自宅待機を余儀なくされていた学級担任が、この日から出勤できることになりました。朝の会で子供たちに事情をお話しされ、担任復帰により日常が戻ってきました。まだ、学級全員が揃ったわけではないのですが、まずは一安心です。
2月15日(火)の1時間目、4年1組の教室では「二分の一成人式」に向けた色紙作りの仕上げの作業に入っていました。自分の決意を表す漢字一文字を書いた色紙に、自分の手形を押す作業です。慎重に時間をかけ、朱肉をつけた手のひらをしっかりと色紙に押しつけていました。
同じく1時間目、校舎内を回ってみると自宅待機となった学級の教室では、担任によるリモート授業が行われていました。タブレット端末内にいる子供たちに声をかけながら、意見を繋いだり質問を受け付けたりしながら、対面授業に引けを取らない「対話的な学び」が展開されていました。また、1組の対面授業を2組を含めて自宅待機をしている家庭(個人用タブレット端末)にライブ配信するハイブリッド方式の対応、担任の自宅待機に伴って代替教員が授業を進めたり学習支援に当たったりしている様子も見られました。
2時間目には、1年2組では生活科「できるようになった発表会」に向けた準備を始めていました。これは、今のところ25日(金)に計画している「リモート授業参観」で行う一人一人の発表で、どんな内容を、どんな方法で伝えるかを考える活動です。自分の成長を、画面を通して家族の方々に観てもらうために、自分の「できるようになったこと」を思い返していました。
2月14日(月)の図書館の様子を見ると、児童会図書委員会が考えた「くじ引き図書館祭り」への取組が見られました。「いろいろな種類の本をたくさん読もう!」をめあてにし、たくさん読んだ子には、くじを引いてもらって「優先貸出券」や「場所優先券」が当たるというものです。各教室でも、読書に取り組む様子が見られました。
この日から自宅待機を余儀なくされていた先生が、久しぶりに出勤することができ、受け持ちの授業を対面で行うことができました。
また、この日も「代替授業」「リモート授業」が随所で行われました。学級担任の授業だけでなく、教科担任の先生による授業もオンラインで行っています。社会科、理科、算数科、英語科等で、工夫しながら授業が進められていました。他にも、初めて閉鎖となった学級でリモート授業が行われたり、まだ閉鎖になっていない学級でリモート授業の練習を行ったりしていました。これらも「岐阜小BCP」の一環です。
この日、6年生は2時間目に2組、3時間目に1組が教科担任とALTの英語の授業を受けていました。卒業へのカウントダウンが始まる中、アクティビティには制約があるものの集中して取り組んでいました。
5時間目には、1,2年生の教室では「6年生ありがとうの会」に向けた話し合いが行われていました。2/8HPで5年生の取組を紹介したのですが、それを受けて改めて自分たちが伝えるべき「感謝」の具体を考えました。2年生は、司会も記録も子供たち自身で行い、中学年になる準備も兼ねた話し合いになっていました。