保護なしブログ(記事のみ)

2月第4週の教育活動

2月25日(金)、自宅待機となった学級の教室では、学級担任不在の中でリモート授業が行われていました。2/18HP「久しぶりに全学級が揃いました!」で喜んだのも束の間、またしても二学級が自宅待機となってしまいました。2時間目に様子を見に行くと、出張や待機で担任不在の教室では、教務主任と少人数担当教員がリモート授業を行っていました。二人ともiPad(画面)の中の子供たちに声をかけたり、iPad(画面)の中の子供たちの声を拾ったりしながら、教科書に合わせて授業を進めることができていました。

2月25日(金)の5時間目、2年生は学級ごとに国語科「楽しかったよ、二年生」の一人一人の発表を、個人用タブレット端末(iPad)で繋いで、保護者の方にリモートで参観していただきました。「話す・聞く」の学習の集大成として、子供たちみんなの前で「2年生の楽しかったこと」を一生懸命話し、頑張りに応えるように聞き合いました。緊張した様子も含め、成長を感じ取ってもらえたのではないでしょうか。

同じく、4年生はリモート授業参観として、体育館で行った「二分の一成人式」の様子を、ライブ配信しました。「どんな大人になりたいか」を漢字一文字で表しながら、そこに込めた自分の願いを、一生懸命語りました。学級担任の個人用タブレット端末を使って、全体と発表者の二方向から映し出し、臨場感溢れる発表となるように工夫をしていましたが、上手く伝わったでしょうか。

6年生は1階メディアセンターいっぱいに広がって「岐阜まち観光戦略推進部提案会」が開催され、各課(12のグループ)からプレゼン発表が行われました。この模様は、学級担任の個人用タブレット端末(iPad)で撮影しながら、1組、2組それぞれの「Teams」に入ってもらってのライブ配信という形のリモート参観となりました。限られた時間の中で、デジタルだけでないアナログの資料も用いながら一人一人の発表があり、見応え十分な提案会となりました。これは、3つの観点から相互評価がなされましたので、結果も楽しみです。

 

2月24日(木)の2時間目、理科室では4年2組が「湯気やあわの正体を調べよう」という事件を行っていました。理科の教科担任が、理科室の12の机に二人ずつ対面とならないように着席させて感染リスクを回避し、教材(実験器具)を準備して「個人実験」ができるようにしたのです。そこには、理科の専門家としての「矜恃」が見られ、それに応える子供たちの真剣な学びぶりを、とても嬉しく思いました。ここでも、岐阜小学校の教科担任制の成果の一端を感じました。

この日の3時間目、3年生はワークスペースで学年音楽を行いました。デジタルテレビを活用しながら、「神田ばやし」の学習をしました。本来(beforeコロナ)であれば、4月の「岐阜まつり・宵宮」の機会に出される山車の中で、お囃子の体験をする子が何人かいるはずですが、今はこうした学習になってしまいます。いつか、本物に触れる機会ができることを信じて願いたいものです。

また、午後には「全国初の学校看護婦」(養護教諭の前身)として岐阜市立京町小学校で勤められた広瀬ます先生について、岐阜新聞社から取材に来られました。京町小学校から受け継いだ「まず健康」の合い言葉や「広瀬ます先生」コーナーの掲示物を紹介し、京町小学校でも勤務経験のある養護教諭がインタビューに答えました。

 

2月22日(火)の2時間目、6年1組は理科室で「電気をためる」学習を行っていました。2/18HPで2組の「電気をつくる」学習を紹介しましたが、その続きの時間のようでした。6年2組は社会科「日本とつながりの深い国々」の学習として、サウジアラビアと大韓民国についての知識を得ようと、黒板に書かれた問題に問題に答えていました。

3時間目に校舎内を回ってみると、4年生がグループごとに分かれ「二分の一成人式」第2部の練習を行っていました。ひまわり学級の教室では、教頭が交流に行っていない中学年の3人の子たちと「6年生への手紙」づくりの指導をしていました。5年生は、保健の授業で「交通事故の発生」を学んでいました。それぞれに、やるべきことに集中して取り組む様子を見て、とても安心しました。

4時間目は、3年生が1階メディアセンター(パソコンコーナー)で国語「ローマ字」の学習をしました。ノートパソコンの「ローマ字入力」(キーボード操作)を活用し、母音と子音の組み合わせを確認しながら、ローマ字を覚えていきました。

5時間目は、6年生が1階メディアセンターをフルに使って、25日(金)のリモート「ふるさと学習(岐阜まちの魅力)」発表会のリハーサルを行いました。岐阜小学校6年生「岐阜まち観光戦略推進部」の各課(各グループ)に分かれて準備を進めてきたプレゼンを、学級担任の個人用タブレット端末(iPad)で撮影しながら、1,2組それぞれの「Teams」に入って、家庭での見え方も確認しながら練習をしました。リモート発表会の真価が問われるチャレンジでもありますので、是非「成功体験」にして次年度へと引き継いでいきたいと思います。

 

2月21日(月)、岐阜小学校では学級担任が5人不在という「緊急事態」となりました。これは、岐阜市より「新型コロナワクチンの追加接種を進めておりますが、高齢者及び教職員等のエッセンシャルワーカー(地域における社会機能を維持するために必要な事業の従事者等)のうち、まだ接種券が届いていない方を対象に、公共施設において『接種券なし』で追加接種を受けることができる優先予約枠を設けます。2回目接種を行った日から6か月後の同日から接種可能です。」という案内文書が届き、本校でも該当者の多くが週末に追加接種を受け、その副反応によって発熱等の体調不良となったためです。そこで、自習体制を整えた上で「フリーの教職員や隣の担任による補充や監督」を中心にしながら児童の学びを進める「岐阜小BCP」(事業継続計画)を展開することとしました。また、岐阜市教育委員会からの「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一層の感染症拡大防止策の強化が求められております。そこで、ワクチン接種対象外の子どもたちへの感染拡大を防ぐため、子どもたちが集団生活を送る本市所在の幼稚園及び小学校等の教職員等に対してPCR検査を実施いたします。感染拡大防止の観点から、積極的に受検していただきますようよろしくお願いいたします。」という依頼文書が届き、岐阜小学校の教職員も先週PCR検査を受け、全員が陰性であることを確認しました。このように、子供たちの生命と安全を守るため、教職員も最大限の努力をしております。どうか、ご理解、ご協力の程、よろしくお願いします。

この日の3時間目、3年生は体育館で「マット運動」の授業を行いました。両学級とも担任不在の中、体育専門の教務主任の指導で、1,2組の間をかなり離して「開脚前転」や「開脚後転」の演習に取り組みました。グループごとに、安全面にも配慮しながら順番を守って活動することができていました。

同じく3時間目の終盤、2年生の教室では個人用タブレット端末(iPad)を活用し、一人一人が自分の進度や課題を考えて「eライブラリ・アドバンス」での復習に取り組んでいました。リモート授業以外にも、iPadでの学習が定着してきています。

また、4年生の教室では少人数指導担当が学級担任に代わって算数「直方体と立方体」の授業を進めました。工作用紙に展開図を書き、実際に直方体を作って立体の学習を進めました。