保護なしブログ(記事のみ)

3月第2週の教育活動

3月12日(土)の午前中に、PTA役員や6年生保護者を中心にPTAの有志が集まり、午後から行われる6年生のイベント「脱獄中」の準備を進めてくれました。12/8HPで紹介した予告では、2/5「土曜授業日」の午後に行う予定でしたが、これもオミクロン株による感染急拡大のために、延期をせざるを得なくなっていました。それでも、これまで自分たちの楽しみを我慢しながら、学校や下学年のために貢献してきた6年生に「何としても6年生自身が楽しめる催しを開いてやりたい」と思ったPTAの皆さんが、話し合いや準備を進めてこの日を迎えたのでした。感染対策を徹底しながらも「卒業前に思い出の残る楽しみを!」と、創意工夫のある準備をしてくださいました。

この日の午後、PTAからの挑戦状「脱獄中」(リアル脱出ゲーム)が行われました。12:45~の受付でチームが決まり、6年生はワクワクしながら所定の場所へと移動しました。移動した教室は、そのまま牢獄となり、番人に見張られる中、テレビモニターでミスターXからの「Mission」が告げられました。校舎2階でのステージ1は、「謎解き」などによってアイテムを使ってパーツを手に入れて番人の動きを封印し、牢獄の鍵を開けることができれば「Mission」成功というゲームでした。スリルを味わいながらも知恵を出し合い、全てのチームが見事に牢獄からの脱出に成功しました。ステージ2は、校舎1階でフロアを徘徊する亡霊を封印し、セーフティゾーンに隠されている「宝」を全て見つけ出し、玄関の封印を解いて開放する「Mission」に挑戦しました。ここでもスリルと戦いながらも協力し合い、制限時間内に「脱獄」に成功することができました。最後に、6年生の子供たちは1階メディアセンターに集められ、ゲームマスターであるミスターXからの総評を聞きました。「諦めずに知恵を出し合い、仲間と力を合わせることの大切さを学ぶことができたのではないか」とまとめていただきました。週明けの3/14(月)に登校してきた6年生に、改めて感想を聞いてみると「むっちゃ、楽しかった!」と満面の笑みで答えてくれました。「これまで自分たちの楽しみを我慢しながら、学校や下学年のために貢献してきた6年生自身が楽しめる催しを開いてやりたい」という大人(PTA)の本気が、素晴らしい花を咲かせ実を結んだと感じました。

 

3月11日(金)の朝、登校してきた3年生を中心に大声で「おはようございます!」と全校のみんなを迎え入れる「あいさつキャノン」と呼んでいる活動に、5年生や2年生などの他学年の子たちが加わっていました。特に、2年生は次年度3年生になる予行演習も兼ねての「弟子入り」として、意欲的に参加することができました。

この日の1時間目、ひまわり学級のみんなが運動場で体を動かす活動を行っていました。この日は、朝は冷え込んだものの日差しが温かく、運動日和となりました。みんなで縄跳びをした後、ボールゲームや遊具などに分かれてよい汗をかいていました。

2時間目には、6年生が体育館で「卒業証書授与式」の練習をしました。この日は「卒業生の決意(お別れの呼びかけ)」を中心に確認し合いました。この日は、校長からも練習の感想と「岐阜小学校が卒業式で大切にしたいと思っていること」を伝えました。

3時間目は、6年生全員で「巣立ち活動」を行いました。この時間はみんなで力を合わせて、校舎内の「見つけ美化」の奉仕活動をしてくれました。他学年の授業の邪魔にならないように、いつも以上に「黙働」を個々レオがけている姿が印象的でした。

同じく3時間目、4年生が体育館で「6年生ありがとうの会」の発表練習を行いました。4年生はこれまで「運動会」の種目や役割のグループに分かれ、6年生の活躍に感謝する内容を考えて練習を重ねてきたのですが、この日は全体で流して成果と課題を明らかにしていました。自宅から個人用タブレット端末を使って、リモートで出演する子もいて、慣れた活用に感心しました。

この日の昼休みに、令和3年度岐阜市展「少年部」に入選した5,6年生の子たちの表彰式を行いました。オミクロン株による感染急拡大の影響から、自宅待機を余儀なくされる子がいるなどの理由で、延び延びになっていた高学年の表彰が要約できました。1/19HPでお伝えしたように、今年度の岐阜市展「少年部」はクラウド上での開催となり、学校で選ばれた子は全員が入選という表彰となりました。

また、帰りの会の時間帯に「東日本大震災の弔意表明」として、全校で黙祷を捧げました。生徒指導主事からの「東日本大震災から十年が経過し、被災して命や家族を奪われた方々に弔意を表し、震災後も復興のために活動されている人や、地元を盛り上げようと必死に頑張っている人がいることを知り、そのことに関心をもち続けることが大切です。」という話を放送で聞いた後、黙祷によって哀悼の意を表しました。ちょうど、防災無線によるアナウンスにも合わせることになりました。

この日の6時間目には、6年生がICT指導員の先生から「プログラミング学習」(Swift)の指導を受けました。算数の時間にも取り組んでいるのですが、この時間はより専門的な指導を受けることができました。

 

3月10日(木)の3時間目、5年1組の教室で国語科「書写」(毛筆)の学習をしていました。この日、書いていた文字は「近づく春」。この日の日和にぴったりの言葉で、子供たちもそんな季節感を味わいながら集中して書いていました。同じく、6年1組の教室でも、国語科「書写」(毛筆)の学習をしていました。この日、書いていた文字は「旅立ちの朝」。卒業プロジェクトの一環としても位置付くような時間で、卒業の時を思い浮かべながら、子供たちは集中して書いていました。

また、この時間に3年1組では、総合的な学習の時間にも活用できるように、個人用タブレット端末を使って「思わず笑ってしまうような写真にしよう」という造形活動に挑戦していました。小学校学習指導要領の図画工作編の解説書には、5,6年の学習で「コンピュータ,カメラなどの情報機器を利用することについては,表現や鑑賞の活動で使う用具の一つとして扱うとともに,必要性を十分に検討して利用すること。」とされています。その前段階での予習的な時間とも言えるのですが、いろんな発想や着想で活動を楽しむことができていました。

4時間目には、2年生が体育館で体育「跳び箱運動遊び」の授業を行っていました。感染対策に留意しながら、順番を守って「またぎこし(開脚跳び)」の技能習得に挑戦していました。3/2HPで紹介した頃から比べると「助走~踏切~着手~着地」の全体のリズムが随分よくなり、上達したことを実感します。

 

3月8日(火)に2組、9日(水)に1組と、4年生は図画工作科の版画の授業を行っていました。リコーダーを吹いている自分の顔を個人用タブレット端末で写真に撮り、それを見ながら下絵を描いてきたのですが、いよいよ彫刻刀を使って彫り始めたのです。デジタル教科書の映像や仲間の作品を参考にしながら、とても集中して取り組みました。

3月9日(水)の朝活動で、5年生が委員会ごとに分かれて「6年生ありがとうの会」に向けた練習を行っていました。練習とは別に体育館の壁飾りの準備も整ってきました。

同じく朝活動の時間、4年生はワークスペースで学年「朝の会」を行っていました。最近の様子から担任が気になっていたことを、3の付く日の「いじめを見逃さない日」を延期し、タイミングを見計らってこの日の取組となったのでした。「みんなが笑顔でいられるために」自分たちが意識することを確認することができたようです。

朝活動終了後には、6年生が体育館で「卒業証書授与式」の練習をしました。この日は「卒業証書授与」「校長式辞」に続いて行う「卒業生の決意(お別れの呼びかけ)」の位置への移動の仕方を中心に確認し合いました。

この日の6時間目は、今年度(後期)最後の「委員会活動」の時間でした。他学級とは距離を保っての話し合いとなりましたが、委員長の6年生と副委員長の5年生が力を合わせて振り返りを進めました。5年生に進行を任せ6年生が見守る委員会もあり、“引継ぎ”を意識した話し合いがされました。また、4年生の園芸委員会の活動も含め、最後までやりきろうとする姿が素敵でした。

 

3月8日(火)の朝活動は、全学年とも「スキル」でした。この時間を効果的に活用することで、学力の向上や学習内容の定着につなぎたいと考えています。この日は「テスト返し~直し」や体育「台上前転のポイント」学習に取り組む学級もありました。

6年生は、朝活動終了後に体育館に移動して「卒業証書授与式」の練習をしました。この日は、最も重要な「卒業証書授与」の行い方として、担任の呼名~卒業生一人一人の「返事・起立、着席」~代表への授与の流れを確認しました。

この日の5時間目、前日に引き続いて3年生が体育館で体育「跳び箱運動」の授業を行っていました。この日は課題別グループを作って「台上前転」の技能習得に挑戦していました。感染対策に努めるとともに、交流授業に参加している子たちの安全確保にも配慮し、ひまわり学級の担任も指導援助に加わっていました。

同じく5時間目、6年生は全員で「巣立ち活動」を行いました。これまで担当係が、環境美化の必要なところを調べてきたのですが、この時間は全員で力を合わせて「見つけ美化」の奉仕活動をしてくれました。普段の掃除の時間には、なかなか手の回らないところを一生懸命きれいに整えてくれました。

 

3月7日(月)、しばらく自宅待機を余儀なくされていた学級担任が、この日から出勤できることになりました。朝の会で子供たちに事情をお話しされ、担任復帰により日常が戻ってきました。一方で、お子さんの中学校「卒業式」参列で休まれる担任に代わって、この日は教務主任担任代行を1日務めました。

この日の朝活動の時間に、6年生が体育館で「卒業証書授与式」の練習をしました。一昨年度、昨年度に続き、在校生や来賓の参加できない卒業式なので、今年度も保護者との対面形式で会場設営を行います。初めて椅子を並べたこの日は、立ったときや座ったときの姿勢や礼(お辞儀)の仕方を確認しました。

3時間目には、5年生が理科室で「電磁石」の実験を行っていました。「電磁石の導線に電流を流し、電磁石の強さの変化について興味・関心をもって追究する活動を通して、電流の働きについて条件を制御して調べる能力を育てるとともに、それらについての理解を図り、電流の働きについての見方や考え方をもつことができるようにする。」という目標に向かって「電流の流れているコイルは、鉄心を磁化する働きがあり、電流の向きが変わると、電磁石の極が変わること」「電磁石の強さは、電流の強さや導線の巻き数によって変わること」を学習しました。

同じく3時間目、体育館では3年生が「跳び箱運動」の授業を行っていました。感染対策に留意しながら、順番を守って「抱えこみ跳び」の技能習得に挑戦していました。