3月25日(金)に、令和3年度後期終業式及び修了式を、テレビ放送で行いました。まず、放送室(スタジオ)からの指揮に合わせて全校で「校歌」を合唱しました。「校長先生の話」では「校歌の3番の歌詞が今の世界情勢に対する岐阜小学校の目指す姿になっていること」を伝え、テレビ画面を通して学年ごとに「修了証書」の授与をしました。そして「4月の始業式で話した『創意工夫』によって大きく成長した」ことも讃えました。その後、生徒指導主事から「交通安全等の春休みの過ごし方」の話が合って閉式となりました。
修了式終了後には、1~5年生がそれぞれワークスペースに出て「学年解散式」を行いました。新年度には新たに学級編成が行われ、今の体制ではなくなることで令和3年度の学年でできた財産と、進級先の目指す姿を確認し合いました。
令和3年度の最終日のこの日は、学級ごとでも解散式をしたり、後期の「こどものすがた」を受け取ったりして、1年間を締め括りました。
3月24日(木)の午前中、令和3年度「卒業証書授与式」を挙行いたしました。式に先立って記念撮影を行い、卒業証書授与は、呼名~返事・起立➝代表への授与という形をとり、「卒業生の決意」は雛壇隊形となって一人一人が思いや願いを言葉に乗せて届けてくれました。式の終了後に、担任から卒業生一人一人に卒業証書と記念品を渡しました。限られた時間の中での式となりましたが、卒業生の「感謝」と「決意」が伝わる素晴らしい式典になったと思います。
3月23日(水)の1時間目、本番を翌日に控えた「卒業証書授与式」の総練習を行いました。お子さんの卒業式と重なって、岐阜小学校には参列ができないハートフルサポーターに保護者席に座っていただき、緊張感と心を込める本番への意識を高めました。練習後、入学時から成長を見てきたハートフルサポーターから、涙ぐみながら「気持ちが伝わった」「母親としてここにいたら感動して暫く動けない」と嬉しい感想をいただきました。
この日の午後は、卒業式準備を4,5年生児童と職員で行いました。体育館の会場設営を担当した5年生は、事前に説明を受けていた設営作業を、先生からの指示を待つことなくテキパキと進めました。自分の分担が終わった子は「見つけ作業」を進んで行っていました。本来ならば在校生代表として参列して「感謝」「決意」「お別れ」を表すところですが、今年度もそれぞれ自宅で祝福することになります。その分、会場設営に「感謝」「決意」「お別れ」の気持ちを込めていたように感じました。
3月22日(火)の朝、18日の大掃除~ワックスがけのために各教室内から廊下やワークスペースに出されていた机・椅子や整理棚等を、5年生が教室内に運び入れるボランティア活動を行ってくれました。今回は、5年生だけが、全校のみんなが登校する前に朝の仕事もできるように7:30に集まって作業をしてくれました。岐阜小学校の最高学年の伝統になりつつある活動ですが、今回も素晴らしい働きをしてくれました。モーニングボランティア(大掃除後の収納作業)に続き、延期となって統合された「なかよし遊び」の最終回と引継式に向けた準備、1年生のお迎えなども5年生の役割となって、この日デビューを飾りました。
この日は、朝の会の時間帯から1時間目にかけ、今年度最後の「なかよし遊び」となる「なかよしありがとうの会」がありました。今年度は「まん延防止等重点措置」適用期間が長かったため、例年のようなスケジュールで引継ができなかったため、この最後の遊びは6年生の企画で行われました。「なかよしありがとうの会」の後半は、6年生に感謝の「メッセージ集」が渡され、6年生から5年生へのリーダー(プラカード)の引継が行われました。会の終了後にも、6年生はメッセージを感慨深げに読み込んでいました。
2時間目には、テレビ放送による「はじめの会」から「6年生ありがとうの会」が始まりました。実行委員から「めあての確認」や「校長の話」が終わって、6年生が教室から体育館へと移動しました。最初の発表は、1年生でした。6年生に手伝ってもらったり、教えてもらったりした「掃除」を中心に、実演を交えた呼びかけによって6年生への「感謝」と2年生になる「決意」を伝えました。2番目の発表は、2年生でした。6年生がたくさん楽しませてくれた「なかよし遊び」を中心に、実演を交えた呼びかけによって6年生への「感謝」と3年生になる「決意」を伝えました。
少し休憩が入ってから3時間目にかけ、3番目に発表したのは3年生でした。今の6年生が3年生のときに始めた「あいさつキャノン」を中心に、6年生への「感謝」と4年生になる「決意」を伝えました。工夫のある感謝と祝福のメッセージには、6年生も大いに盛り上がっていました。4番目の発表は、4年生でした。6年生が憧れの姿を見せてくれた「岐阜小ソーラン」を中心に、この日のために練習してきた実演の披露も交え、6年生への「感謝」と5年生になる「決意」を伝えました。最後の発表は、5年生による児童会「委員会活動」でした。一緒に活動しながら教えてもらったり学んだりしてきた6年生の姿を、映像を交えた呼びかけによって6年生への「感謝」と最高学年になる「決意」を伝えました。どの学年の発表にも、6年生からの感想やエールが伝えられました。
5年生の発表後に、6年生から5年生に引き継いで欲しいこととして、「場に応じたあいさつ」「みんなで創る授業」「全力でやりきる掃除」「ふるさと大好き」の四枚の掲示物が手渡されました。引継式後には、6年生が体育館から教室へと移動(’全校で見送り)し、6年生からの「お礼の会」がテレビ放送で行われました。6年生が作成したビデオ動画「各学年へのメッセージと歌のプレゼント」でした。テレビ画面を通しての交流となりましたが、どの学年の子たちも食い入るように見つめていました。
4時間目となった「6年生ありがとうの会」最後は、テレビ放送による「おわりの会」でした。今年度の新たな創造として圧巻だったのは、Teamsを使って電子黒板(デジタルテレビ)への「ミラーリング」によるライブ中継だったのですが、この終わりの会でも放送室からのテレビ放送から「突撃インタビュー」として「現場でのライブ中継」に切り替えられたのです。タブレット端末の活用やテレビ放送の在り方については、この2年間に大きく進化しました。その後の「校歌」は、2階のフロアに全校児童が広がり、みんなで合唱をすることができました。6年生の列でも、自然に「校歌ダンス」が広がって楽しく締め括ることができました。
この日は、5年生にとって「全校のリーダー」として活躍する素晴らしい1日となりました。「6年生ありがとうの会」でも、司会進行等の目に見える役割だけでなく、5年生一人一人が自覚と責任を持って働いてくれました。ICT班の動きが、体育館の様子を各教室にライブ中継することの成功に繋がりました。4月からの最高学年としての活躍が、益々楽しみになってきました。