保護なしブログ(記事のみ)

5月第2週の教育活動

今年度最初の「土曜日等の教育活動」となった5月14日(土)の2時間目、個人用タブレット端末(iPad)の「Teams」を活用した「リモートでの授業参観」を行いました。

活用についての説明が不十分であったため、オンラインに入れないなどのトラブルが発生し、ご迷惑をおかけした保護者の方が何人もいらっしゃいました。本当に申し訳ありませんでした。対応に手間取った点について、少しだけ言い訳をさせてください。個人用タブレット端末(iPad)の「Teams」を活用したオンライン会議については、教育委員会主催の研修や校長会等の教職員による「リモート会議」においてもトラブルが続出しています。その原因もすぐには解明できず、会議の開始が遅れることも何度か経験しています。今回のトラブルも「リモートあるある」と、ご理解いただければ幸いです。また、土曜授業日は出勤する職員が限られる上に、情報主任がご家庭の都合で休みを取っていることで、対応が遅れてしまいました。今回の反省を生かして、次の機会に生かしていきたいと思います。

それでも「1,2年生の生活科、3~6年生の総合的な学習の時間に、岐阜小学校が展開していく『ふるさと学習』についてご理解いただくとともに各学級の子供たちを紹介する」というねらいをもった参観であったことは、ご理解いただけたのではないでしょうか。

ひまわり学級は、3年生以上の子たちが交流学級の総合的な学習の時間「ふるさと学習」に参加するため、今回も各学年で参加しました。そこで、低学年(1,2年生)の子たちが前半は学年の「生活科」集会に参加、後半にひまわり3組の教室で一人一人の紹介という形になりました。

1年生は、前半はワークスペースに集まって「生活科」の学習について、学年主任の岡田先生から話を聞きました。後半は、それぞれの教室に戻って一人一人が自己紹介をしました。

2年生は、前半はワークスペースに集まって、学年で「生活科」の授業を行いました。後半は、それぞれの教室に戻って一人一人が「生活科」の学習で楽しみにしていることを話しました。

3年生は、前半はワークスペースに集まって「総合的な学習の時間」の学習について学年主任の小林先生から話を聞き、代表に立候補した6人の発表を聞きました。後半は、それぞれの教室に戻って一人一人がカメラに向かって「岐阜まち博士」になる意気込みを語りました。

4年生は、前半はワークスペースに集まって、学年で「総合的な学習の時間」の授業を行いました。後半は、それぞれの教室に戻って一人一人が「ふるさと学習」への意気込みを語りました。

5年生は、前半はワークスペースに集まって、学年で「総合的な学習の時間」ガイダンスの振り返りと「長良川学習」の展望を見聞きしました。後半は、それぞれの教室に戻って一人一人が、カメラに向かって「長良川学習」への意気込みを語りました。

6年生は、前半はワークスペースに集まって、5/27(金)に「ふるさと学習」の一環で出かける「岐阜まち研修」(通称「麒麟が行っちゃった研修」)での課題別グループごとの現段階で考えてることを順に発表していきました。後半は、それぞれの教室に戻って、学級の生活グループごとで自分たちの簡単な紹介をしました。

 

5月13日(金)の午前中、岐阜教育事務所(学校職員課・教育支援課)と岐阜市教育委員会(学校指導課)による合同の人事管理訪問が行われました。これは、1年に一度「学校教育の方針と重点に関わる実践状況」「組織的で活力ある学校経営の具現状況」「安全確保のための危機管理体制の確立状況」「教職員の資質や指導力の向上に対する取組状況」「服務規律等に対する徹底状況」の5つを訪問の視点として行われるものです。

1時間目の時間帯には「学校経営の概要説明と懇談」「諸帳簿等の点検」が行われました。2時間目には、全学級の児童の学習の様子、全学級担任の専門性を発揮した指導の様子を把握する機会として、それぞれ3分程度でしたが授業を観て回っていただきました。中休みには諸帳簿点検と校長との懇談の続きに加え、同時進行で特別支援教育コーディネーターとの懇談、初任者教員との懇談、児童代表との懇談も行われました。

中休みの「児童との懇談」では、5,6年生と2年連続で代表委員を務めている6年生の3人が代表として、岐阜市教育委員会の先生と懇談をしました。代表児童3人が答えた内容は、以下のようなものだったようです。

Q 児童会で取り組んでいる(取り組みたい)ことは? ➝ ふるさと大好き、あいさつ、いじめ0、ぽかぽかキャンペーン

Q 岐阜小学校の自慢(良いところ)は? ➝ 学級や学年の全員で取り組む授業、優しさいっぱいなところ、学年の隔たりがなく仲が良いところ

Q 自分の好きなところは? ➝ 助け合いができる、失敗しても次に生かす、自分から楽しむ、全校の役に立つ

堂々と学校や自分のことを語る様子をとても誉めていただきました。

そして、3時間目には訪問された13人の中から岐阜教育事務所の3人、岐阜市教育委員会の5人の先生方から順番にお褒めの言葉や指導・助言をいただき、それを校長、教頭、教務主任が学校を代表して拝聴しました。ご指摘いただいたことを改善し、より良い学校経営や教育活動を進めていきたいと思います。

 

5月12日(木)の朝活動の時間に、6年生は令和4年度「なかよし活動」開始に向け、大グループでのリハーサルを行っていました。昨日まで学年や学級で準備を進めてきて、この日は全体での練習となりました。本番となる来週木曜日(5/19)が大変楽しみです。

朝の会の時間には、3年生は個人用タブレット端末(iPad)を持って、1組の教室に集まっていました。これは、明後日(14日)に行うリモート参観(土曜授業)で発表するために、各自のiPad内にある写真を先生のiPadに提出するTeamsの「課題」機能の学習でした。

同じく朝の会の時間に、2年生はこの日のために準備した手作りの「歓迎メダル」を持って、1年生の教室へと向かいました。例年ですと、児童集会「ようこそ1年生の会」直後に行っているのですが、今年度は感染拡大防止のために延期し、ようやくプレゼントの機会を得たのでした。1年1,2組の各教室では、異学年縦割りグループ「なかよし班」で一緒になる2年生から、1年生の首に「歓迎メダル」をかけてあげていました。メダルをもらった1年生は、嬉しそうに書かれたメッセージを読んだり友達と見せ合ったりしていました。これから本格的に1,2年生の交流が始まり、2年生はお兄さん、お姉さんとしての自覚を高めていくことになります。1年生は、2年生への信頼を高めながら、憧れを感じていくことを楽しみにしたいと思います。

5月12日(水)の3時間目、1年2組が体育館で体育の授業を行いました。取り組んでいる内容は、表現リズム遊び「へんしんごっこ」の学習です。ウサギのビデオを見てウサギの動きの特徴をとらえ、ウサギになりきって動いてみる運動遊びです。背中を丸めてジーッとしているところ、両方の前足と後ろ足を使って走るところ、耳をかく動きなど、ウサギになりきって楽しみました。

また、4時間目に1年1組の教室では、明日(13日)の合同管理訪問で公開する国語科「たのしいな、ことばあそび」の授業を行いました。国語でも、一人一人が前に出て堂々と話している場面を見ることができました。習った平仮名を使って、言葉集めを楽しんでいました。

同じく4時間目、5年2組が算数科「小数のかけ算」の授業を行っていました。昨日、学級担任が国語科専門の3学級の国語の授業を紹介しましたが、今回は算数です。算数・数学を専門とする学級担任は、5年2組の担任一人だけです。5年2組は、明日(13日)の合同管理訪問で、算数科「小数のかけ算」の授業を観ていただくのですが、学習に取り組む姿勢も考え方を説明する内容も、自信をもって観ていただけると感じています。

 

5月11日(水)の2時間目、1年2組が学級独自で体育の授業を体育館で行いました。これは、明後日(5/13)に行われる岐阜教育事務所と岐阜市教育委員会の合同管理訪問で、原則として担任の専門教科の授業を公開することになっているため、初任者の直井先生も教材・教具を含めた授業づくりを頑張り、子供たちと満足感が得られるようにしているのです。開放感のある空間で学習に集中することには課題が残りますが、担任の努力や工夫に応えて2組の子供たちが頑張ってくれることに期待したいと思います。

また、3時間目に1年1組の教室を覗いてみると、算数の授業で発表する子が前に出て堂々と話している場面を見ることができました。「話す・聞く」力が付き始めていることを実感しました。

同じく3時間目、6年2組が道徳科C「郷土を愛する態度」の資料「よみがえれ熊本城」の授業を行っていました。6年生は、5/27(金)に「ふるさと学習」の一環で、岐阜まち研修(通称「麒麟が行っちゃった研修」)に出かける計画を立てています。その活動へと繋げる意図もあり、この道徳科の授業を通して意欲を高めました。

 

5月10日(火)の1,2時間目、2年生が生活科の学習で「ミニトマトの苗植え」活動を行っていました。5/6(金)にチューリップの球根を採取したのですが、同じ鉢を使って今度は「野菜を育てよう」の学習に入ってミニトマトを育てることになり、土を入れて苗を植えました。成長していく様子を観察記録にしていくのですが、その最初の観察記録も残していました。

1年生も、1,2時間目に生活科の学習活動として、アサガオの種を観察してスケッチした後、ひまわり学級、1年1組、2組の順で、学級毎に自分の植木鉢にアサガオの種をまき、水をやりました。まずは芽が出ることを楽しみにしてお世話をしていくことになります。

また、1,2時間目に5年2組、3,4時間目に5年1組が、家庭科の学習で「お茶のいれ方」を学びました。家庭科の学習は今も昔も小学校5年生から始まります。多くの子供たちが待ち望んでいるのは何といっても調理実習です。教科書の調理実習についての記載は「まずは家庭科室でお茶のいれ方を学び,家庭でもやってみましょう」とあり、お茶のいれ方を最初に実習するよう示しています。この日の5年生の子どもたちは、感染対策にも細心の注意を払いながら、「1)量る→2)湯をわかす→3)お茶をいれる→4)お茶をだす→5)かたづける」という煎茶のいれ方の手順を一生懸命学び、「自分のいれたお茶は美味しい」と満足していました。

3年生は、1~3時間目に「川原町~岐阜公園」周辺の散策に出かけました。これは、3年生から始まった領域「総合的な学習の時間」に取り組むことになる「岐阜まちの魅力を知る」第1歩として、古くからある町並や建造物への関心・意欲を高めるための活動となりました。子供たちは、自分のタブレット端末(iPad)でたくさんの写真を撮影し、これからの学習に活用できるようにしていました。また、社会科「わたしたちのまち」の学習の一環にもなりました。

 

5月9日(月)の朝活動は、個人用タブレット端末(iPad)活用についての指導の時間としました。まず、家庭の都合により不在の情報主任の代理として、ICT活用推進教師がテレビ放送でのプレゼン画面を使って、全校に向けた全体指導を行いました。放送後、各学級で一人一人が自分のiPad内のデータの削除・整理をし、各担任がその確認をしていきました。

この日の1時間目、3年生は5/6(金)に行った「岐阜市平和資料室」の見学のまとめを受けた発展学習として、平和についての学習を行いました。「岐阜市平和資料室」で見てきた千羽鶴に込められた思いを、岐阜小学校での活動に繋げようとする取組の計画です。今後の3年生の動きを楽しみにしたいと思います。

この日の午前中、4年生は総合的な学習の時間(ふるさと学習)「京町とわたしたち」の一環で、京町の町並みを歩いたり、京町にある施設を眺めたりしながら、京町地区の特色を考え、これからの学習に対する意欲を高めました。

初任者の担任する1年2組は、連休期間中に登校した6日(金)の様子に落ち着きのなさが目立ち、「席替え」をして新たな気持ちで学校生活(学習やくらし)の約束を徹底していこうと考えました。初任者研修指導教員をはじめ、管理職やハートフルサポーターが援助に入り、学習姿勢や教室内での決まり等を指導しました。多くの目で見守りながら、やるべきことができている子を認めながら、「今が何をするときか」「できた後にはどうするか」など、子供たちが学んでいけるようにしました。初任者自身も、教材研究に力を入れて準備を整え、多くの先輩教員の声のかけ方などを吸収しようと頑張っています。