保護なしブログ(記事のみ)

10月第1週の教育活動

10月7日(金)の朝活動は「学年発表の児童集会」で、5年生による「長良川学習」の発表でした。代表による全校放送で始まり、なかよし活動の担当教室(5年生担当はひまわり学級)に分かれて、前期の総合的な学習の時間に取り組んできた「清流・長良川」の魅力や学習活動の成果を、タブレット端末に入れたプレゼン資料を使ってそれぞれに工夫を凝らした発表をしてくれました。探究や体験で得た宝物が、全校のみんなに伝わりました。

この日の5時間目、3年ぶりに体育館での全校集会の形で「前期終業式」を行いました。まず、6年生代表の指揮と伴奏で全校のみんなで校歌を歌いました。これも3年ぶりとなりますが、素晴らしい校歌合唱となりました。続いて、2年生の学級代表が「前期に頑張ったこと」を堂々と発表してくれました。校長の話では「3年ぶりに全校が集まって式ができることが大変嬉しい」「3年ぶりの教育活動が増えていくが、3年前に戻すのでなく時代の波に乗りながら新しい形を創り出すことになる」「それでも変わらず大事にして欲しいことが『ふるさと大好き』の意識」と締め括りました。「マスク着用のまま」で、体育館全面を使って広がって「ソーシャルディスタンスを確保すること」など、徹底した感染症対策を取りながらの儀式的行事でした。

体育館での終業式後に各学級で「こどものすがた」を受け取るなどして前期を締め括りました。

 

10月5日(水)、6年生は飛騨への「修学旅行」に出かけました。出発式には、大勢の見送りをありがとうございました。無事に白川村に到着した午前中は、「白川郷学園との交流会」を行いました。 最初に、白川郷学園の児童による 「白川村の紹介」と「岐阜小からの事前質問への回答」をしてもらいました。続いて、岐阜小学校代表メンバーによる 「岐阜まちの紹介」を行い、とても中身の濃い「ふるさと自慢」合戦となりました。学園全体が歓迎ムードにあふれ、とてよく働く白川郷学園6年生から大きな刺激をもらいました。

5日(水)の午後は、ミニ観光大使(白川郷学園6年生)によるガイドツアーをしていただきました。最初は降っていた小雨もしばらくして上がり、とても充実した『合掌村研修』ができました。研修が終わる頃には、すっかり仲良くなり、お互いに別れを惜しんでいました。コロナの影響で制約のあった「人との交流」は、やはり子どもたちには大きな財産になると実感しました。

白川郷での研修(交流)終了後のお土産ショッピングタイムを経て、宿泊地(ひだホテルプラザ)に予定通り到着しました。ホテルの方への挨拶後、早速「組み紐体験」を行いました。大勢の講師の先生から丁寧にわかりやすく教えてもらえ、大満足の出来上がりとなりました。 夕食は、飛騨牛のすき焼きをはじめとした豪華な献立です。

「修学旅行」の宿泊先は「ひだホテルプラザ」です。夕食後、入浴、反省会、就寝と続きました。翌朝も体調不良を訴える子もなく、美味しい朝食をとってホテルを後にしました。自分たちだけの時間・空間となるホテルでの生活は課題もありましたが、ホテルの方々にもしっかり感謝の言葉を伝えることができました。

10月6日(木)「修学旅行」2日目の高山市の最低気温は8℃、最高気温は13℃で、飛騨の皆さんも驚くほどの急激な冷え込みのようです。途中から小雨も降ってきましたが、子どもたちはたくましく研修を進め、「予定通り回れている」「しっかり見学できた」と満足そうです。坂口屋で昼食をとりながら暖もとり、ほっとしている班が多く見られました。

午後4時、6年生は無事に「修学旅行」から帰ってきました。帰校式には、大勢の出迎えをありがとうございました。新たな歴史の1ページ目を創った「白川郷学園との交流」、岐阜小の伝統を継承した「高山市内班別研修」が成功した自信を、後期からの生活に生かしていって欲しいと思います。

10月5日(水)と6日(木)、6年生は修学旅行で学校にいませんでした。修学旅行の出発式で「行ってらっしゃい!後は任せて!」と見送った5年生は、宣言にふさわしい姿をたくさん見せてくれたようです。委員会活動では役割を分担し、2日間とも朝から放課後まで全員で動き、それぞれに働いたようです。1日目の5日(水)は、掃除時間には6年生がいない中、限られた人数で頑張りました。膝をついて力を込めて水拭きする姿、1年生に手本を示しながら箒で掃いたり机を運んだりする姿が見られたようです。5年生の活躍も、本当に嬉しく思います。

10月5日(水)の4時間目、1年生が1,2組とも国語科「くじらぐも」の授業を行っていました。教科書の言葉や分に着目して読み取る学習を、学習プリントを使って学び始めています。

 

10月4日(火)の朝活動の時間に、5年生はワークペースに集まり、6年生代表から「運動会では高学年の団体演技として『岐阜小ソーラン』を一緒に踊りましょう」という提案を受け、了承する機会としました。「心を一つにしながらも一人一人が自分の全力を出し切る踊り」が「岐阜小ソーラン」です。高学年の子供たちは、それを『伝統』という言葉にして、意味理解や意思疎通を図ってきました。今年度は、どのような取組で、どんな姿や動きを見せてくれるのか、とても楽しみです。

この日の1時間目、1年生はそれぞれの教室で音楽科「たのしく ふこう」の授業で、鍵盤ハーモニカの学習に取り組んでいました。指の使い方と押さえる位置を確かめながら、音階を歌って覚え、曲の演奏にも挑戦し始めています。また、1組には6/29HPで紹介した岐阜聖徳学園大学教育学部4年生の学生が、学習支援に入っていました。卒業論文のための実践研究を岐阜小学校で行いながら、授業サポート(学習支援)もしてもらっています。週に何日間か本校に来て、子供たちの支援と卒論テーマに沿った実態把握や検証を行っています。

2時間目の2年生は、運動場で体育科「かけっこ(走の運動遊び)」の授業を行っていました。10月になって、どの学年も「運動会」を見据えた取組が見られます。この時間の2年生は、選手リレーメンバーの選出のための短距離走(競走)が主たる目的になったようです。また、岐阜大学教育学部教育学研究科(教職大学院)教科指導能力開発コース芸術身体表現系(保健体育教育実践)2年の大学院生が「加配教員制度」の一つとして位置付けられている「妊娠体育代替非常勤講師」として、10/21(金)までの2年1組の体育科の指導(主に学年体育のT2)に当たっています。

 

10月3日(月)の朝活動の時間に「いじめを見逃さない日」の取組を行いました。今月の活動は、間もなく出産の準備でお休みに入られる棚橋先生から「かけがえのないたった一つの大切な命」という話を、テレビ放送を通して全学級の児童が聞かせてもらう内容でした。「お母さんが命をかけて産んでくれる一人一人の命はかけがえのないもので『生まれてきたこと自体が奇跡』なのだから、絶対に大事にしていかなければならない。」というお話でした。自分の命も、仲間の命も、自分や仲間の人権も、大切にしていくことを改めて考える時間となりました。放送室で直接話を聞いた放送委員の子たちも、話を聞いた感想(感動)を一人一人が棚橋先生に伝えていました。各教室では、テレビ画面を見ながら真剣に耳を傾け、母親の気持ちを感じ取っていました。放送終了後には、各担任からの補足説明や感想交流が行われ、周りの人も、自分自身も大切にしようという気持ちを高めていました。

この日の1,2時間目、5年生がメディアセンターに集まり、家庭科「持続可能な暮らしへ 物やお金の使い方」の学習の一環で、三井住友信託銀行の特別授業(出前講座)を受けました。講師の先生は、現在はこの銀行の顧問という職に就いておられ、京町小学校で統合担当~岐阜小学校1年目に開校担当の教頭、その後に明郷小学校や市橋小学校で校長先生をされてみえた多和田先生で、アシスタントとして銀行の方々も来られました。今年度から「消費者教育」の一環として当行の事業が始まり、「消費者として持続可能な生活について買い物と環境の関わりを知り、自分らしい持続可能な生活の工夫を考える学習」が展開されました。岐阜小学校が6校目となるようですが「最も反応がよく、よう考えてくれていた」と仰っていただき、今年度のトリを飾ることになりました。

同じく1,2時間目、1年生がせせらぎ広場に行って「秋の虫を見つけて捕る」活動を楽しみました。バッタ、コオロギ、トンボなど、たくさんの虫を見つけ、捕まえることができました。

また、3時間目に1組、4時間目に2組という順で、4年生が1階メディア・センターで英語科「Do you have a pen?」の単元導入の授業を行っていました。実は、岐阜市の小中学校教員が自分の専門性を高めるために行う「校外研」と呼ばれる悉皆研修が、年間3回位置付けられています。令和4年度の第2回「校外研」が今月の20日(木)にあり、「小学校英語科部会」Bブロックの授業会場が岐阜小学校となっています。そこで、4年2組担任が英語科「Do you have a pen?」の第4時を公開することになり、岐阜市内から英語専門の多くの先生方が参観に見えるため、授業会場を1階メディア・センターとして、そこでの学習に慣れていくための取組となった訳です。第1時のこの日は「文房具などの学校で使う物の言い方に慣れ親しむことができる」をねらいとして、文房具などの単語を聞いたり、言ったりする活動を楽しく繰り返しました。