保護なしブログ(記事のみ)

10月最終日~11月第1週の教育活動

11月4日(金)の朝活動の「読書タイム」に、コミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」の今年度7回目が行われました。今回は5,6年生の教室で、保護者を含む地域ボランティアによる「読み聞かせ」を子供たちが集中して聴き、読んでいただいた本の内容に関する感想を伝えました。マスクを着けて「聴く」活動のため、大型テレビ画面を使った形から、接近して実際に絵本を見せてもらう形に変わりました。視線を同じにすることも『ライブ感』に繋がっていることを実感しました。

同じく朝活動の時間に、3年1組の子供たちが1年1組の子供たちに「読み聞かせ」を行いました。毎週金曜日の朝活動は「朝読書」の時間になっているのですが、3年生が「読書」への意欲を高め「朗読」の技能を高めることを目指して1年生への「読み聞かせ」を企画し、1年生がそれを楽しむ新たな「異学年交流」です。それぞれの学年にとってメリットのある活動となり、今後の進化・発展が楽しみです。2組は、来週金曜日(11/11)に行う予定です。

この日の1,2時間目に、1年生がサツマイモの収穫をしました。最初に、畑から芋の蔓を取り出し、クリスマスリースの土台作りを行いました。自分のリースができると、大喜びで見せに来てくれました。続いて、イモ掘りを行い、大小様々なサツマイモがたくさん出てきました。例年に比べるとやや小粒な気もしますが、子供たちは自分たちで収穫したイモにとても満足そうでした。

4時間目には、4年2組が道徳科の授業として、書籍「二番目の悪者」の書籍を使い、噂について考え合いました。これは「いじめを見逃さない日」の4年生の取組として行ったもので、根拠のない噂を信じて広めたりすることが、大変な事態を引き起こすことになることを学びました。

また、5時間目は、3年2組の総合的な学習の時間「岐阜まちにある素敵なもの」の授業を中学年部や研究推進委員会をはじめとした先生方が参観し、放課後にその研究会を行いました。これは来週火曜日に行われる3年1組の全校研究授業に向けた「プレ授業」という位置付けで行ったものです。安藤商店さんからもゲストティーチャーとして助言をいただきながら、「ぼんぼりのセールスポイント」を決めるための交流活動でした。全校研究授業を行う3年2組にとって、大変参考となる授業でとても貴重な機会となりました。

 

11月は3日(木)が「文化の日」で学校がお休みだったため、2日(水)に11月の「いじめを見逃さない日」の取組を行いました。朝の活動の時間には、1,2年生とひまわり学級では、学級の実態に即したSSTカードを使って「場面や相手の気持ちの認知」「場面認知と予測や対処」「社会常識と行動の認知」についての指導を行いました。3年生は、SSTの取組を4日(金)に行います。4年1組は書籍「二番目の悪者」の書籍を使って、噂について考え合いました。この本は図書館に1冊あるだけなので、2組は4日(金)に行います。5,6年生は、後期児童会の「ひびきあいの日の取組」を考える時間として、代表委員の進行によって「児童会として、どんな取組(内容や方法)をしたら良いだろう?」を話し合いました。どの学級も、活発な意見交流ができました。

この日の午前中、3年生が総合的な学習の時間「岐阜まちにある素敵なもの」の学習の一環で、安藤商店から二人のコミュニティ・ティーチャーをお招きし「ぼんぼりたんていだん」の活動を行いました。この日の活動は、10/21HPで紹介した「雪洞講話」を受けた「雪洞製作体験」でした。実際に製作活動を行う前に、1階メディアセンターで雪洞にまつわる体験的な活動が取り入れられ、雪洞製作の仕方についての説明をしていただきました。この時間は3年生「親子活動」を兼ねていたので、10名近いお母さん方が参観だけでなく、活動にも参加していただいていました。2,3時間目には、1,2組それぞれの教室に入って「雪洞製作」を体験しました。細かな作業に苦戦しながらも、各自が準備した図案を慎重に書き込み、彩色まで集中して取り組むことがことができました。

3,4時間目には、2年生が生活科の学習で取り組んできた「おもちゃづくり」の発展として、体育館に「おもちゃランド」をつくって、1年生を招待しました。2年生は各種おもちゃコーナーに分かれ、遊びにやってきた1年生に遊び方や気をつけることを説明し、楽しく遊んでもらえるようにしていました。1年生は、2年生のお兄さんやお姉さんの頑張りに応えて自分から楽しもうとする姿が見られ、充実した時間を過ごしました。

また、6時間目に後期の第1回「児童会(委員会)活動」を行いました。なお、前期の図書館主任で図書委員会の主担当が産・育休に入ったため、放送委員会の副担当だった昨年度の図書館主任で図書委員会の主担当が、後期は図書委員会の主担当となりました。新しい6年生の委員長と5年生の副委員長が進行し、めあてや当番等の役割分担を話し合いました。そして、前期から継続している子たちから仕事内容を教えてもらい、連休明けからの活動に備えました。4年生園芸委員会も、慎重に委員長と副委員長を選出していました。

 

11月1日(火)の朝活動の時間に、多くの学級で「情報モラルに関する啓発リーフレット」を使った指導を行いました。それぞれの発達の段階に応じて、インターネットやSNS等の活用に当たって、ルールや留意点を確かめ合いました。切実感の強い6年生は学年集会の形を取って、情報主任でもある2組担任から念入りな指導が行われました。これは、岐阜県教育委員会学校安全課から岐阜教育事務所を通じて、児童生徒及び保護者向けにリーフレットの配布と啓発の依頼があり、小中学校全児童生徒に配布されるものです。

この日の3時間目、3年2組が総合的な学習の時間「岐阜まちにある素敵なもの」の学習の一環で、「ぼんぼりたんていだん」の活動を行っていました。10/21「雪洞講話」を受け、翌2日(水)の「雪洞製作体験」に向けた時間でしたが、これまで学んだ水団扇、和傘、提灯のおさらいから始めていました。

5年生は、1,2時間目に2組、3,4時間目に1組が家庭科の調理実習を行いました。「お米を研いで炊いて」美味しく食べました。今回も「時間割の妙」で、最初に学年主任の授業で板書をはじめられ、必要な食器や器具なども整え、続いて1組担任の指導に当たって1組が片付けまでを行うという仕組みになっていました。特に今回は、登校後に学年主任が家庭科室に控えて、2組が朝活動の時間、1組が朝の会の時間を使って「米を量って、洗って、吸水させる」準備を見届けるようにしていました。

 

10月31日(月)は、新しい週のスタートに際し、学年や学級で「運動会を振り返って今後に生かすこと」を確認し合っていました。点を線につないでいく意識をもって、学校生活を送っていって欲しいと思います。1年生も1時間目に、それぞれの教室で「初めての運動会」を振り返って「今から頑張ることを決めよう!」という課題に向かって、学級で話し合ったり、一人一人がプリントに記述したりする活動を行いました。やるべきことに集中しながらも、学習や生活を楽しんでいって欲しいと思います。