保護なしブログ(記事のみ)

11月第3週の教育活動

11月18日(金)の1時間目、2年1組の教室では「個人用タブレット端末」を使った「スタディ・サプリ」の学習に取り組んでいました。この日は、金曜日で岐阜小学校勤務日のICT指導員の笠原先生に来ていただいているので、学校での授業(練習問題)や「朝のスキル」、「家庭学習」での活用で困っていることを相談したり、正しい活用の仕方を教えてもらったりしました。

この日の中休み、外遊びから校舎内に戻ってきた子供たちが、玄関(昇降口)から廊下に入ったところに掲示された「メッセージカード」に目を通していました。これは、12日(土)の「ふれあいフェスタ」に参加された中学生、保護者、地域の方々が、学校や子供たちに向けて書いてくださった「メッセージカード」を、コミュニティ・スクール専門部会の「ふれあいフェスタ」反省会に合わせて準備されたものです。温かい言葉がたくさん並び、こうした文字言語も「ぽかぽか言葉」に含まれると感じました。

また、この日は1年生の給食試食会を行いました。初めに、栄養教諭のお話を聞きました。給食の栄養バランスや地産地消の献立、配膳ルート等給食への愛情を感じました。その後、1組は1階メディアセンター、2組は教室と1年生のワークスペースで子どもたちと楽しく食べていただきました。「withコロナの新しい学校様式」での默食の徹底ぶりには、きっと驚かれたのではないでしょうか。また、この日のメニューは、ソフト麺のキノコ餡ソース・青梗菜の炒めもの・さつまいもチップス・牛乳でしたが、岐阜中央中学校の給食センターからの配送であっても、最新の食缶のため汁物も温かく美味しいことを実感していただけたことと思います。

午後からは、4年生が2組(5時間目)、1組(6時間目)の順に「銀杏の皮むき」に取り組みました。これまで「銀杏拾い」を続けてくれた4年生が、今度はその皮をむく作業に進んだのです。4年生の活動前から「金華ふれあいクラブ」(老人クラブ)の皆さんが作業を進めていてくださったのですが、今年も豊作だった昨年以上の銀杏が拾い集められており、例年は「銀杏洗い」からの作業が、今年は果肉を取り除くことから参加し、一部「銀杏洗い」も経験しました。「ふれあいクラブ」のみなさんと「いい匂いだぁ(!?)」と会話しながら作業を進める中で、自然な「ふれあい」もできていました。後藤さん(会長代理)の「臭くて大変だったと思うけどよく頑張ってくれたね。こんなことはめ滅多に経験しないことだから、大イチョウを見る度にあんなことをしたっけなって思いだしてくれると嬉しいよ。」というお話が、心に残りました。

午後の5年2組は、前日の1組に続いて市役所・メディアコスモスまで出かけ、社会科「自動車をつくる工業」の発展として「自動運転バス」の乗車という貴重な体験をしてきました。岐阜市は公共交通機関への自動運転技術の導入を目指し、2019年から毎年「実証実験」を行ってきています。今年は、人工知能(AI)で右折時の安全を判断する新技術を試すほか、歩行者と車両が混在する川原町界隈で、安全に走れるかを検証します。車両は昨年と同様、フランスのナビヤ社の小型バス「アルマ」で、衛星利用測位システム(GPS)と事前にコースを走行して得た3Dマップを頼りに動きます。障害物はセンサーで検知するようです。距離は2ルートとも約5kmで、最高速度は時速19km、オペレーター(運転手)が1人乗車し、急な割り込みに遭った際や狭い道で対向車とすれ違う場合はコントローラーで操作することになっています。

6年生は、社会科「歴史学習」の一環で、愛知県犬山市にある博物館「明治村」に「社会見学」に行ってきました。岐阜小学校の6年生は、beforeコロナの令和元年度までは「修学旅行」に加え、日帰りの「高山研修」を行っていました。withコロナで「修学旅行」先を飛騨方面とした一昨年度からの2年間は、日帰りの「関ヶ原(古戦場)研修」を行いました。今年度は、総合的な学習の時間「ふるさと学習」とは切り離し、文字通り「社会見学」として行き先を「関ヶ原古戦場」か「明治村」で検討した結果、「明治村」の選択となった訳です。この日も絶好の好天に恵まれ、社会科学習の課題「明治時代の生活や文化についての知識を深めよう!」と、特別活動(遠足的行事)の課題「班の仲間と協力し合い,自分たちで立てた計画に沿って活動を進めよう!」に向かって、一生懸命取り組んで来ることができました。

 

11月17日(木)の2時間目、1年生は1,2組とも生活科「かんむりづくり」の学習活動に取り組んでいました。「拾った葉っぽや木の実で素敵な『自分だけの秋の冠』を作ろう!」という目標に向かって、1時間目に運動場で拾ってきたイチョウなどの葉を、画用紙で作った冠にボンドで貼り付けて仕上げていきました。

この日の2時間目、4年生の教室を覗いてみると、1,2組とも1時間目からの続きで「おもしろ段ボールボックスを完成させよう!」の課題に向け、仕上げの作業に取りかかっていました。仲間と自然に交流(見せ合ったり教え合ったり)しながら、楽しく使える自分だけの入れ物を作ることができていました。

同じく2時間目、2年生がワークスペースに集まって生活科「もっとなかよし まちたんけん」で出かけるお店の位置の確認などをし、後半には「水害に備えた垂直避難」の仕方を覚える「命を守る訓練」を行いました。

また、この日の3時間目には、ひまわり2組の教室で「学級レクリエーション」を楽しんでいました。実は、今週までで転出が決まっている子がいるため「楽しく仲良く遊んで思い出を作ろう」という目当てで行われ、教室内で円になって「爆弾ゲーム」「双六」「何でもバスケット」で遊んだのでした。4時間目には体育館で「ひまわりのお別れ会」、6時間目には運動場で6年生の「学年お別れ会」が行われました。

午後には、5年1組が社会科「自動車をつくる工業」の発展として、市役所・メディアコスモスまで出かけ、「自動運転バス」の乗車体験をしてきました。これは、岐阜市が10月22日から始めた「市中心部の公道を小型バスタイプの電気自動車で走る自動運転の実証実験」への参加で、市役所を発着点にJR岐阜駅など中心市街地を周遊するルートと、古い街並みが残る川原町や岐阜公園を巡るルートに分かれて乗車してきました。大変貴重な経験をすることができました。

 

11月16日(水)の1,2時間目、6年2組が家庭科「思いを形にして生活を豊かに」の学習として、家庭科室でトートバッグの製作を行っていました。「目的に合った形や大きさ、縫い方を考えて計画を立て、工夫して作ろう」という目標に向かって、ミシンを使った作業に一生懸命取り組んでいました。完成した子たちは、メディアセンターで調べ学習を行っていました。

この日の2時間目、理科室を覗いてみると4年1組が、教科担任と「閉じ込めた空気と水」の学習の一環として「プラスチックの筒に詰めた玉を飛ばし、玉の飛び方について気づいたことや疑問に思ったことを話し合い、閉じ込めた空気の様子について問題を見いだす。」授業を行っていました。この時間に利用のなかった音楽室や図工室も使って、空気鉄砲の原理を楽しく探っていました。

同じく2時間目、1年生が学年体育「走・跳の運動遊び」に「表現リズム遊び」の要素を加え、体育館で「リレー遊び」の学習を行っていました。先週は、運動場での「かけっこ」を中心としたリレーでしたが、今回は動物になって移動するリレーを楽しみました。

自宅待機となった学級の教室では、学級担任によるリモート授業が行われました。2時間目の道徳科「本当にだいじょうぶ」では、タブレット端末(iPad)に向かって発問や指名をしながら双方向の授業を成立させていました。また、5時間目の体育は教科担任である2組担任の保健「飲酒の害」の学習を行いました。

昼休みには「本の日 読書感想文コンクール」に入賞した5年生6人の表彰式を校長室で行い、記念写真を撮りました。

5時間目の2年1組は、11月が「ひびき合いの日」に向けた人権月間であることを踏まえ、改めて「ぽかぽか言葉を見つけよう」という学活の学習を進めていました。授業の中で、仲間の発言を体を向けて真剣に聞く様子は「ぽかぽか行動」と呼べる姿だと感じました。

 

11月15日(火)の朝活動は、全学年とも「スキル」でした。この時間を効果的に活用することで、学力の向上や学習内容の定着につなぎたいと考えています。漢字や計算に集中して取り組む姿がたくさん見られました。

この日の3時間目のひまわり3組は、1年生が教室で図工「いもほりのえ」、2年生がサロンで算数「かけざん」の学習を行っていました。それぞれの学年の教科の学習内容に集中して取り組むことができていました。

また、この日の3時間目に4年生、6時間目に3年生が、長良川の水害を想定して垂直避難をする「命を守る訓練」を実施しました。もしも長良川が氾濫するようなことがあると、岐阜小学校は校舎2階まで浸水する可能性があることを知り、落ち着いて屋上へと避難することを学びました。