保護なしブログ(記事のみ)

11月最終週~12月第1週の教育活動

12月2日(金)の1時間目、3年生が体育館で体育「跳び箱運動」の授業を行っていました。この日は課題別グループを作って「台上前転」の技能習得に挑戦していました。感染対策に努めるとともに安全にも留意し、仲間同士で声をかけ合って一生懸命練習していました。

この日の4時間目、1年生は1,2組とも教科書資料「すてきなことば」を使って特別の教科 道徳の授業を行っていました。主人公が「僕らの学校、素敵だね。」と言った理由を考え、話し合う学習でした。岐阜小学校の6年生への憧れを発表する子も何人かいて「ふるさと大好き」に繋がる愛校心も育んでいることが伝わってきました。

12月2日(金)は、FIFAワールドカップ「カタール大会」で、日本チームが初戦のドイツに続いてスペインにも逆転勝利を収め、二つの優勝経験国がいる『死のE組』を1位通過するという日本にとって記念すべき日になったのですが、岐阜小学校でも岐阜市スポーツ少年団大会準優勝となったサッカーチームの活躍を称える機会をもちました。

同じく昼休みに「科学工夫展」「未来の科学の絵画展」に入賞した子たちの表彰式を校長室で行い、記念写真を撮りました。

また、1時間目に2組、5時間目に2組という時間割で、2年生は活科の授業で今週行った「もっとなかよし まちたんけん」の活動を振り返っていました。校外学習の『動』に対し、この日は『静』の活動となりましたが、個人用タブレット端末で撮影してきた映像を見ながら、文章とスケッチにしてしっかり記録に残すことができていました。

5時間目のひまわり2組は、ICT指導員の笠原先生に「プログラミング学習」の指導を受けました。web上にある「ビスケット」のソフトを活用し、個人用タブレット端末を使って色を選んで三角形を作り、それを動かすプログラミングに挑戦しました。指示されたように操作すると、画面上で自分の作った三角形が動く様子に少し興奮しながら楽しんでいました。

同じく5時間目、1年1組、5年1組、6年1組が各学年のワークスペースに机・椅子を出し、来週火曜日に迫った参観授業の予行演習を行っていました。他の学年の1組も今週中にそれぞれに時間を設けて、黒板やホワイトボード、大型テレビの見え方を確かめながら試行をしました。

 

12月1日(木)の1時間目、1年生は1,2組とも生活科の授業で昨日行った「おもちゃランド」の活動を振り返っていました。前日の『動』に対し、この日は『静』の活動となりましたが、おもちゃづくりから学年交流までを振り返りながら、しっかり記録に残すことができていました。

この日の1時間目に5年1組、2時間目に6年2組が、運動場で体育科「ラケットベースボール」の授業を行っていました。高学年は、先週あたりから体育は「ベースボール型」ボール運動の学習として、バットの代わりにテニスラケットを使った簡易型ソフトボールのようなゲームを行っています。スポーツ少年団野球部の子と未経験者の間には技能的にも、体力的にも随分の差があります。そこで、みんなで楽しむことができるように、チーム編成やゲームの行い方、ルール等を工夫しています。どちらの学年にも共通して感じたことは「大丈夫だよ」「いけるいける」「よく見て」「思い切って振ろ」等のぽかぽか言葉がたくさん聞こえてくることです。この単元に入った当初は、戸惑いやトラブルもあったようですが、しっかり学んで成長していることを実感しました。

6時間目は児童会「委員会活動」の時間で、5,6年生は代表、放送、給食、図書、保健体育、環境の各委員会毎に、日常活動の反省をしたり、キャンペーン的な活動の計画を立てたりしていました。

4年生は園芸委員会の活動として11/19に続いて、銀杏を洗って干す作業を行いました。今回は、金華ふれあいクラブの皆さんが集まって作業をして見えるところに合流し、お手伝いをさせていただく形になりました。45分という限られた時間でしたが、4年生の子どもたちも力を合わせて進んで作業に取り組むことができました。

 

11月30日(水)の午前中、2年生は生活科の学習の一環で「金華地域のお店等の探検」に出かけました。この日は、各学級4つずつの合計8グループに分かれ、うおそう、長良川デパート、かわらや支店、十八楼、華久、亀甲屋、岐阜公園の中から各グループ二つずつを選んでお邪魔をいたしました。どのお店も、とても優しく丁寧にいろいろなことを教えてくださいました。また、ボランティアとして引率していただいたご家族の皆様、本当にありがとうございました。

この日の3,4時間目に、1年生が生活科「おもちゃランド」の活動を行いました。11/8,22HPで紹介してきた「あきのおもちゃづくり」を発展させ、作ったおもちゃでみんなが遊ぶことができるようにした「おもちゃランド」を各学級で用意しました。この時間は、前半は1組の「おもちゃランド」に2組が招待され、駒回しや的あてなどを楽しみました。後半は交代し、2組の「おもちゃランド」で1組が魚釣りや輪投げ等で遊んだのでした。子どもたちは、お店役でも、お客役でも大喜びで、たくさんの笑顔が溢れました。

また、「ひまわり学級」1,2,3組の教室前廊下には、それぞれ今年度の「ノート展」の準備が整えられていました。この「ノート展」は「自分で課題をもち、教科に合わせた考えたすじ道が分かりやすいノート作りができるようにする。」「友達のノートの良さを知り、これからのノート作りに生かす。」という二つのねらいに向かって、全校で実施するものです。特に、岐阜小学校では「学び合い=聞き比べ」であるので、自分と違う意見で「なるほど!」と思ったものを自分の考えの変容が分かるよう青色でノートに書き加えることを「学び方」として重視します。期間は12月1日(木)~16日(金)ですので、授業参観日には、是非ご覧いただきたいと思います。

 

11月29日(火)は、岐阜市の新規採用教員の校外(全体)研修が行われ、岐阜小学校からも1年2組担任が終日出張という形でそこに参加します。今年度の岐阜小学校は、こうした校外での研修や学校内での研修で1年2組の担任不在のときには、準「学年担任」体制の一環として学年主任が2組の後補充(担任代行)を務め、主任学級の1組の後補充(担任代行)に非常勤講師に入ってもらうことにしています。板書メッセージで各担任からの願いが伝えられ、登校後の朝の活動~朝の会の時間帯からいつもとは違う一日が始まります。この日の1組は、朝活動には校内初任者指導が入り、朝の会から非常勤講師が入りました。また、ひまわり3組の教室でも、1年生の3人が朝の準備をしたり、仲間と本を読んだりして落ち着いた朝のスタートを切っていました。

この日は生憎の降雨で、中休みにも運動場での「外遊び」を楽しむことができませんでした。2,3年生は「校外学習」に出かけていて不在でしたが、「どんな過ごし方をしているのだろう?」と興味がわいて校舎内をぐるっと観て回りました。すると、1年生は、昔の遊び(駒回しやあやとり)をしたり、生活科「おもちゃランド」の準備をしたりしていました。4年生の教室では、先生を取り囲んでおしゃべりしあたり、腕相撲をしたりする姿も見られます。6年2組は、学級遊びをしていました。1階に下りると、図書館で思い思いの格好で読書に勤しむ子、メディアセンターでオセロ等の盤上ゲームを楽しむ子がたくさんいました。雨天の過ごし方が課題になっていた時期もありましたが、今は落ち着いた暮らしができていることが分かり、ホッと一安心しました。

この日を含めて今週の28日(月)~30日(水)の三日間をかけ、4,5,6年生の子供たちが個人用タブレット端末を活用し、アンケート調査に答えています。これは、岐阜小学校運営協議会委員でもある岐阜大学教職大学院の吉澤寛之准教授の研究にもなっているもので、が「学校教育における課題に関して、データベースとして蓄積された客観的根拠に基づき、タブレット端末を用いたアセスメント結果で判明した学校課題と、課題の有効な解決方法とをパッケージ化して学校に還元するシステムとして、学校の課題解決に資するアセスメントシステムを開発実施する。」という目的で行う岐阜市教育委員会の事業の一つです。今年度二度目の調査となります。6月からの変化や変容を、指導に役立てていきたいと思います。

午前中には3年生が、社会科「安全なくらしを守る」の学習の一環で、岐阜中警察署へ校外学習に出かけました。施設や警察車両(パトカー)の見学、鑑識体験、術科訓練の見学など、盛りだくさんの内容で、警察署の役割、そこで働く人の工夫や努力などを学んでくることができました。雨の中の移動は大変でしたが、それ以上に価値のある校外学習となったようです。

同じく午前中、2年生は生活科の学習の一環で「京町方面のお店等の探検」に出かけました。学年全体で6つのグループに分かれ、あをやま、ばんざい弁当、中島仏壇、奈良屋、福丸、麩兵、賀雲堂等の中から各グループ二つずつを選んでお邪魔をいたしました。どのお店も、とても優しく丁寧にいろいろなことを教えてくださいました。また、ボランティアとして引率していただいたご家族の皆様、本当にありがとうございました。

6時間目の6年生は、25日(金)の続きとして1階メディアセンターを使い、総合的な学習「ふるさと学習」第1期のまとめとなる岐阜まち「観光戦略推進部」提案発表会を行いました。初夏に行った「麒麟が行っちゃった研修」や「修学旅行」の学習をもとに、11の課(グループ)が「岐阜まちを訪れる観光客を増やすには?」を考え、プレゼン資料を作って発表したのでした。この発表会は「資料が効果的か」「聞き手の反応を確かめながら話し方や表現を工夫していたか」「観光客の立場に立って『岐阜まちを訪れたい』と思えたか」の3つの観点で審査し、Formsを使ってリアルタイムに採点結果が集計できるようにしていました。2日間に渡る提案発表会で、最も得票が多かったのは「金華山課」の提案でした。おめでとうございます。

 

11月28日(月)の2時間目、4年生が「二分の一成人式」第1部として、岐阜小学校児童の大先輩(京町小卒業生)で空手の世界選手権4連覇(ギネス世界記録)という偉業を成し遂げられてみえる若井敦子さん(現岐阜県議会議員)の講話を聞きました。今回は、PTA学年協議会事業(親子行事)として、ご都合の付く保護者の参観もいていただきました。4歳の頃に交通事故に遭って大怪我を負い、小学校の頃には体育の授業も見学しなければならなかった若井さんが、後遺症克服のためにリハビリテーションとして始めた空手道にどのように向き合い、頂点を極めることになったのかを、とても分かりやすくお話しいただきました。ギネスの認定状や金メダルも見せていただきましたが、それ以上に「自分が変わることで周りや世界が変わった」「夢の実現には遠回りする道もある」「人と比べるのでなく昨日の自分より一歩前に出ることが大事」など、多くの金言をいただきました。「自分を信じて、可能性を信じて」夢を叶えていけると良いですね。

この日の3時間目、3年2組では総合的な学習「ぼんぼりセールス団」の学習を行っていました。この授業には、先週金曜日(11/25)に引き続き、県立岐阜盲学校に通う3年生の女子児童が岐阜小学校との学校間交流の一環として、みんなと一緒に参加していました。岐阜小学校の「ふるさと学習」の様子を知ってもらいながら、本校3年生が学んだ「雪洞の魅力」を伝える活動を行いました。

4時間目の1年1組は、算数「たしざん」の授業を行っていました。「10のまとまりをつくって」繰り上がりのある足し算の計算の仕方を学習しました。足す数と足される数の小さい方を、大きい方の数と足して10になるように小さい方を分けて考える「さくらんぼけいさん」が定着していくとよいと思います。

5時間目には、2年生の一部のグループが生活科の学習の一環で「宇野カバン」さんに出かけました。2年生は「もっとなかよし まちたんけん」と称し、今週の火曜日(29日)に京町地区、水曜日(30日)に金華地区へ、まち探検に出かける計画を立てました。目的は「グループごとに二度目の町たんけんに出かけ、友達と協力しながら、地域の人にインタビューをしたり、地域にあるものを調べたり、利用したりして、それらが自分の生活とかかわっていることをさらに見つけることができる。」です。その中で「宇野カバン」さんとの予定が合わなかったため、第一弾としてこの日に一部のグループが開始したのでした。