保護なしブログ(記事のみ)

1月第4週の教育活動

1月27日(金)の朝活動の「読書タイム」に、コミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」の今年度11回目が行われました。今回は5,6年生の教室で、保護者を含む地域ボランティアによる「読み聞かせ」が行われ、子供たちも姿勢を正して真剣に聞いていました。6年生にとっては、小学校入学以来4年生の時を除く5年間、いろいろな方々にお世話になってきた「読み聞かせ」も、これが最後となります。絵本を見ながらでなく、朗読を聞かせてもらうだけでも、読書に親しむことができることを実感したのではないでしょうか。

この日の2時間目、3年1組の社会科の授業を2年1組が参観しました。これは、教職員の「学習指導部会」の提案で行う「一つ下の学年に授業を見せよう⇔一つ上の学年の授業を見よう」(自分たちで学び方や学び方を振り返り、成果を自分のものにできるようにする)プロジェクトの一環で行う取組です。話す子の方に体の向きを替えながら一生懸命仲間の話を聴こうとする姿勢、資料を読み取って学習プリントに書き込む様子に、2年生の子たちも熱心にメモを取っていました。3年生から始まる社会科の学習への期待も膨らんだことと思います。

同じく2時間目、ひまわり2組がICT指導員から「プログラミング学習」の指導を受けました。12月から毎週のように金曜日に「ビスケット」のアプリを活用して、いろいろなものや形、模様などを作って動かすプログラミングを楽しんでいます。どの子も随分慣れてきて、工夫を凝らした創作ができるようになってきました。

3時間目には、1年生が1,2組とも国語科「どうぶつの赤ちゃん」の学習に取り組んでいました。昨日の段階では、火曜日から延期した「凧揚げ」をしに「せせらぎ広場」に出かける予定だったのですが、湿った雪が降り続ける天候のため国語の授業へと変更となったのですが、そのショックを乗り越えて頑張りました。

同じ3時間目の4年2組の教室を覗くと、社会科「岐阜市の中の長良川」という授業を行っていました。「長良川の改修工事は、どのようにして行われたのだろう」という課題に向かう学習でしたが、「川の南側は畳を入れて高くし、岐阜特殊堤という強化された堤防となった」など、岐阜まちの「ふるさと学習」にもなる内容でした。どうして強化されたのか、是非考えてみて欲しいと思います。

6時間目には、満を持して4年生が情報主任の佐藤先生からの説明を聞きながら、個人用タブレット端末に「ここタン」のパスワード設定を行いました。これで全ての学年が、パスワード設定を完了したことになります。「ここタン(こころ満タン)」は、いじめ防止や不登校対策の一環として子どもが教職員に相談しやすい環境を整えるための、今まで見えなかった子どもの「日々のこころの様子」を可視化し、教職員間で「素早く」「簡単に」「安全に」確認・共有できる新しいシステムとして岐阜市が全ての市立小・中学校に導入しました。岐阜小学校では、週明けの1月30日(月)から「朝の会」と「帰りの会」の時間に活用(入力)していきますので、ご承知置きください。

 

1月26日(木)の朝活動は「学年発表の児童集会」で、4年生による「視覚障害者福祉について学んだこと」の発表でした。代表委員による全校放送で始まり、担当学級に分かれて総合的な学習の時間に取り組んできた「盲学校の先生の話」や「視覚障害者体験」等の学習の成果を、タブレット端末に入れたプレゼン資料を使ったり、実演を交えたりして発表してくれました。

この日の3時間目、1年2組が運動場で体育科「とびっこあそび」の学習活動に取り組んでいました。これは、担任が初任者校内研究授業を2月に行うために、2組単独の単元を組んで指導するためです。単元導入のこの時間は、川跳び遊びをリレー形式で行い、川に見立てた2本のライン(の幅)を跳び越えるための秘密やコツを探りました。この時間の1年1組は、体育館で体育科「とびっこあそび」の授業を行いました。

また、1時間目に2組、5時間目には1組という時間割で、5年生が総合的な学習の時間「清流・長良川」の授業を行いました。今回は「長良川と共に生きる人々」という学習内容で、鵜匠の杉山さんと川漁師の平工さんについて、調べてわっかったことやお話をきいて感じたことなどを思い出し、共通点や相違点を書き出してまとめていきました。5年生は、前日の全校研究会のご指導でも紹介していただいた「ベン図」という思考ツール(シンキングチャート)を使って「比較・分類」の考えるための技法(思考スキル)を働かせていました。

 

1月25日(水)の1時間目、3年2組の社会科の授業を2年2組が参観しました。これは、教職員の「学習指導部会」の提案で行う「一つ下の学年に授業を見せよう⇔一つ上の学年の授業を見よう」(自分たちで学び方や学び方を振り返り、成果を自分のものにできるようにする)プロジェクトの一環で行う取組です。全員の机上に置かれたタブレット端末が資料として活用され、家庭学習の廊下掲示も資料として生かされ、対話的な活動も位置付く3年生の授業に、2年生は圧倒されながらも興味津々な様子で熱心にメモを取っていました。3年生から始まる社会科の学習への期待も膨らんだのではないでしょうか。

同じく1時間目、4年生が学級毎でグループに分かれ、各教室やサロン等を使って翌26日(木)に迫ってきた「児童集会」での発表に向けて最終リハーサルを行っていました。福祉に取り組んできたことを、全校のみんなに伝わるように練習している様子を見て本番の発表がとても楽しみになりました。

4時間目の1年生は、1,2組とも道徳科「エマさんの こたえあわせ」の授業を行っていました。国際理解に関する内容でしたが、1年生も挙手発言が増え、みんなの前で堂々と発表する様子から成長を感じ取ることができました。

5時間目には、6年生の子供たちが総合的な学習の時間の集大成「ふるさと大好き」の授業を、全校の先生の研究のために提供をしてくれました。1/20HPで紹介したように、各自がタブレット端末で作成した「自分の1枚資料」を持ち寄り、「自然」歴史」「文化」「産業」「伝統」「建物」等のカテゴリー別の3~5人のグループで交流しながら「1枚プレゼン」資料を考える学習でした。お互いの「1枚資料」を尊重し、6年間の集大成をまとめようと集中して取り組むことができました。

放課後には、岐阜教育事務所による「主題研究要請訪問」として、6年生の総合的な学習の時間の授業研究会を行いました。学年主任が中心となって考えた指導案を、研究推進委員長や高学年部の先生方で練り合った試みのある授業提案についての研究協議となりました。ご指導いただいた指導主事の先生からは「タブレット端末を使いこなすプレゼン能力が高まっている」「学習姿勢が良く学習規律が身に付いている」「学習指導要領の総合的な学習の時間の解説に書かれている指導がしっかりと行われている」「素晴らしい地域で『ふるさと学習』が6年間で積み上げられている」など、お褒めの言葉をたくさんいただきました。学校の研究推進の課題として「考えるための技法(思考スキル)を仲間の発表を聞くときの視点として定着させたい」「文科省から示されている思考ツール(シンキング・チャート)を活用するなどの手立てを明確にしたい」「わくわくするゴールの設定をしたい」などが明確になりました。

 

1月24日(火)の1,2時間目、1年生がワークスペースと教室を使って、2月9日(木)に計画されているテレビ放送による「児童集会」での発表に向けて取組を始めました。自宅待機を余儀なくされている学年主任が自宅からのリモートで発表についての概要を説明し、続いてみんなで昨年度の1年生の発表の様子をVTRで見てイメージを膨らませました。その後、発表種目ごとのグループ分けを話し合い、準備に取りかかりました。昔遊びに取り組んでできるようになったことの発表が、とても楽しみになりました。

この日の2,3時間目を使って、2年1組が教室で図画工作科「ダンボールに入ってみると!?」の学習活動を楽しんでいました。ダンボールを切り抜いて窓を作ったり、屋根をつけたりと、友達と協力して楽しく活動しました。ダンボールのご用意、ありがとうございました。

5年生は、1,2時間目に2組、3,4時間目に1組という順に、家庭科室で家庭科「手作りで楽しい生活」の授業を行いました。この日は「ランチョンマットを作ろう」という課題で活動しました。今回も、5年生の保護者ボランティア「ミシンサポーター」のお母さん方にサポートをしていただきました。アイロンも使う活動でしたが、子どもたちの安全・安心が確保されて効率よくミシンを使い、ランチョンマットづくりを楽しく行うことができました。

給食時間には、3年生の児童代表が放送室(スタジオ)に呼ばれ、放送委員会の新企画「11クラスの壁」に生出演しました。これは、テレビ番組「99人の壁」を参考にしたクイズバトルで、学年ごとに学級対抗で放送委員が出題するクイズに挑戦する形になっています。なお、1,2年生は生放送への出演は時間的に難しいため、昨日ビデオ出演という形で行われました。

この日も、前日に引き続きいくつかの学年で個人用タブレット端末に「ここタン」のパスワード設定を行いました。まず、朝活動の時間に5年生が情報主任からの説明を聞きながら、自分のタブレット端末に設定を行いました。3時間目には3年生が、ICT活用推進教師の1組担任の説明を聞いて設定しました。昼休みには、5年生が自分の「なかよし班」の2年生の子のタブレット端末にその子のパスワードを設定するサポートをしました。

5時間目には、5年生が1階メディアセンターで総合的な学習「清流・長良川」の一環で、長良川の川漁師で「結の舟」代表の平工顕太朗さんの講話を聞かせていただきました。長良川に深く関わってみえる平工さんから、改めて「長良川の魅力」を教えていただくことができました。また、6時間目は4年生が、平工さんから「長良川の魚」について教えていただき、進級後(次年度)の総合的な学習「清流・長良川」への関心・意欲を高めました。

 

1月23日(月)の朝活動の時間に、2年生がワークスペースに集まって「学年朝の会」を行っていました。内容は、朝の登校から学校内での生活、そして下校までの様子を振り返り、改めて気をつけることや意識することを確認し合うものでした。低学年としての締め括りと3年生になる準備を、姿や行動で示していってくれることを、楽しみにしたいと思います。

同じく朝活動の時間に、6年生がワークスペースに集まり情報主任の2組担任からの説明を聞きながら、個人用タブレット端末に「ここタン」のパスワード設定を行いました。これは、岐阜市教育委員会が「ICTを活用して子どもの心や体の状況・小さな変化・心のSOSをキャッチし、声掛けなどのきめ細やかなサポートを実現するためのシステム『ここタン(こころ満タン)』」を、岐阜市立の全小中学校に導入したことを受け、岐阜小学校が来週(1/30)からの運用を開始するための準備の一環です。設定の仕方を覚えた6年生は、中休みに1年生のワークスペースに行き、自分の「なかよし班」の1年生の子のタブレット端末にその子のパスワードを設定するサポートをしました。これまでの活動で、関係を築いてきたからこそできる作業で、1年生も安心して6年生のお世話になっていました。

この日の5時間目、4年1組の算数の授業を3年1組が参観しました。これは、教職員の「学習指導部会」の提案で行う「一つ下の学年に授業を見せよう⇔一つ上の学年の授業を見よう」(自分たちで学び方や学び方を振り返り、成果を自分のものにできるようにする)プロジェクトの一環で、この時間が学校の初回となりました。3年1組は「反応を中心に『学び方』を見よう」と課題意識をもって参観し、4年1組は「自分たちの授業の高まり」を自信をもって公開していました。同じく4年2組の算数の授業を3年2組も参観しました。3年2組は「全体交流(話し合い)」に焦点を絞って参観し、4年2組は「いつも通りの発表と聴き方」を見てもらいながら笑顔のある温かい雰囲気を示していました。