保護なしブログ(記事のみ)

1月最終週・2月第1週の教育活動

2月3日(金)は、3の付く日で毎月位置付いている「いじめを見逃さない日」の取組を、朝活動の時間に行いました。今回は、テレビ放送を使って、いじめ対策監から「岐阜小学校からなくしたい悪魔の言葉」の話を聴きました。アニメやドラマ、ゲームやお笑いのツッコミで耳にすることがある「○ね」「○ろす」「○えろ」という言葉は、言われた子を傷つけるだけでなく、言った子の心も乱れる「悪魔の言葉」で、これらの言葉をみんなで岐阜小学校から排除しようという話でした。音声言語としても、文字言語としても、使わない意識を強くもっていって欲しいと思います。

また、テレビ放送でのいじめ対策監の江崎先生の話を受け、朝の会の時間には「いじめを見逃さない日」の取組として、発達段階や実態に応じた指導を行いました。ひまわり学級、1年生、2年生、3年生は、「ちくちく言葉」をなくして「ぽかぽか言葉」をかけ合うことを約束したり、「お互いを幸せにする言葉」を使う決意を新たにしました。4年生は、自分たちの言動を振り返り、今後は改めていく決意を固めた後、時間を長く取って資料を使って「友だち関係」についても、話し合っていました。5,6年生の教室では、自分たちの言動を振り返り、その言葉を使い方や使われ方、言葉から感じる気持ちなどを話し合い、今後に向けての自覚を高める機会としていました。中には「ぼくは言ってはいけない言葉を前は使っていたけど、それを真似して弟が使うようになってしまったので、家で使うと罰金を取られるようになった」と発言している子もいました。学校と家庭が問題を共有し、ともに問題解決や課題克服が図られるようになると、素晴らしいと思います。

1,2時間目には、6年1組が家庭科「野菜のベーコン巻き」の調理実習を行いました。安全に留意しながら包丁やガスコンロを使い、調理する子と観察する子に分かれ、声を出さないことも徹底した「感染防止対策」を講じた実習となりました。

2時間目の1年生は、1組は「新入生との交流会」に向けた小集団での話し合い、2組は国語のテストを行っていました。それぞれ、少しだけ非日常の活動ではありましたが、やるべきことに集中して一生懸命取り組むことができていました。

 

2月2日(木)の朝活動は、10回目となる「なかよし遊び」を行いました。今回が企画・運営の最終日となる6年生は、朝早くから各担当教室の準備をし、1年生を迎えに行ってからみんなにゲームや遊びを丁寧に説明し、小班の活動が始まりました。この日、1組は「ジャンケン列車」、2組は「ハンカチ落とし」と、どちらも体を動かすゲームで遊びを楽しんでいました。遊びの終了後には、各教室で6年生から5年生への「なかよしリーダー引継式」を行い、6年生が引き渡す思いや願いを語り、5年生が受け継ぐ覚悟を姿で示していました。

この日の2時間目、1年生がワークスペースに集まって、来週金曜日(2/10)に開催する令和5年度「入学説明会」のときに行う「1年生と新入学児との交流会」の説明を聞きました。一昨年度と昨年度は、コロナの影響によって交流ができず、今の1年生も経験がありません。そこで、令和元年度に今の4年生と3年生が行ったときの交流の様子を、当時の写真を使って紙芝居のようにして紹介しました。3年ぶりの実施となりますが、上級生となる自覚を高める機会となることを楽しみにしたいと思います。

1,2時間目には、3年生が総合的な学習の時間の一環で、2組~1組の順に亀甲屋さんに「鮎菓子づくり」の様子を見学に行ってきました。3年生は、ふるさと「岐阜まち」の職人さん、店、名産品、ものづくり等の「ひと」「もの」「こと」の学習を深めています。この日は、手作りで鮎菓子を作ってみえる様子や工程を見せてもらい、焼き立ての鮎菓子を食べさせてもらうといスペシャルな体験をさせてもらいました。

6時間目は、第7回「クラブ活動」を行いました。4~6年生の異学年集団による活動ですが、この日も仲良く楽しむことができていました。

 

2月1日(水)の朝の会の時間に、3年2組で「家庭学習」相談が行われていました。3年2組では、毎週水曜日に「英語放送」の後、簡単掃除をしてから「家庭学習」の内容を点検をしながら「困っていることは?」と相談に応える取組を続けています。この日は、担任から「今週から少しバージョンアップして、お互いの『家庭学習』や点検の様子を見合って参考にしよう」という話があり、「定着・発展・タイミング」のバランスや内容を学び合いました。

この日の1,2時間目、6年2組が家庭科「野菜のベーコン巻き」の調理実習を行いました。安全に留意しながら包丁やガスコンロを使い、調理する子と観察する子に分かれ、声を出さないことも徹底した「感染防止対策」を講じた実習となりました。

1時間目の体育館では、1年1組が学級単独で体育科「とびっこあそび」の授業を行いました。1/26HPで紹介したように、2組担任の初任者校内研究授業のために、この単元では学級ごとの体育の時間を設けているためです。この日の2時間目が、その研究授業という関係もあって、1組が場の設定(器具や用具のセッティング)を兼ねて、この時間に運動遊びを楽しみました。

2時間目には、1年2組が体育館で体育科「とびっこあそび」の授業を公開してくれました。これは、担任の「初任者校内研究授業」で、自身の専門である陸上競技に繋がっていく基礎となる「走・跳の運動遊び」に挑んだ授業です。2時間目は、まだ気温が上がらず極寒の中での体育でしたが、豊富な運動量で寒さを吹き飛ばし、1年2組の子供たちは先生の頑張りに応えようと一生懸命取り組みました。放課後の研究会では、授業を参観された先生方からとても多くのお褒めの言葉をいただきました。1年生の体育の授業として「運動量」が十分に確保されており、体を動かす楽しさを味わうことができていました。仲間とともに活動する中で、「上手!」「凄い!」「大丈夫?」など、認め励ます声や友だちを気遣う姿が観られました。仲間の示範の動きを見て「幅や高さのあるものを跳び越すためには振り上げた脚を大きく前に伸ばすと良い」などのひみつ見つけもできていました。これらは、児童の実態を考慮し、教材研究を進めたり教具を作ったりした直井先生の努力の賜物だと感じています。また、前日(1/31)に来校され、朝活動や朝の会の様子を見られた主任いじめ対策監の脇田先生からも「1年2組の子どもたちがとても落ち着いてきましたね。担任の話し方も分かりやすく、子どもたちも先生も本当に大きく成長したと実感しました。」と仰っていただきました。

午後には、3年生が社会科「岐阜市の様子の移り変わり」の学習の一環で、岐阜市歴史博物館の「ちょっと昔の道具展」の見学に行ってきました。企画展の展示を見たり、道具の変遷コーナーで調べたり、昔の道具を実際に使ってみたりする活動を通して、昔と今の違いや移り変わりを知ることができました。

 

1月31日(火)の朝の会の時間、恒例となっている6年生の合唱練習が、ワークスペースで行われていました。昨年度の途中から今年度も引き続いて音楽科の教科担任をしている教員が、「卒業式」までを見据えて合唱の指導を進めてきています。今は「6年生ありがとうの会」開催へのお礼として在校生に贈る「絆」の二部合唱の練習に取り組んでいます。

この日の3時間目、1年生が教室とワークスペースを使って、2月9日(木)に計画されている「児童集会」での発表に向けて練習を行っていました。最初に、それぞれの教室で台本の確認や個人練習をし、つづいて発表種目ごとのグループに分かれて読み合わせや練習に取りかかりました。今年度もビデオ録画をして、テレビ放送で見てもらいます。昔遊びの実演だけでなく、自分の台詞を堂々と話す様子に期待したいと思います。

5年生は、1,2時間目に2組、3,4時間目に1組という順で、家庭科室で家庭科「手作りで楽しい生活」の授業を行いました。この日はランチョンマットを作る作業の中で「上下をミシンで縫おう」という課題で取り組みました。今回も、5年生の保護者ボランティア「ミシンサポーター」のお母さん方にサポートをしていただきました。アイロンも使う活動でしたが、子どもたちの安全・安心が確保されて効率よくミシンを使い、ランチョンマットづくりを楽しく行うことができました。1/18HPでも話題にしたのですが、高学年は家庭科のミシンの学習活動には、人手が足りずに各作業が行き詰まってしまうことが多くあります。今年度、5年生の保護者の皆さんからボランティアを募り、毎週「ミシンサポーター」のお母さん方にサポートをしていただけていることは、作業効率が上がるだけでなく安全・安心を確保することになっています。お時間の許すご家族の方にサポートをしていただける体制が定着すれば、本当に嬉しく誇らしいPTA活動の一つとなるように考えています。withコロナにあって、保護者の皆さん同士が繋がる機会が減っています。子どもたちのためのボランティア活動が、人的ネットワークを構築していただく機会になれば幸いに存じます。

また、ロング昼休み終了後に5年生ワークスペースで、5年生が岐阜市地球温暖化対策推進委員会から「エコスクール認定証」を授与しました。これは、5年生が総合的な学習の時間を中心に取り組んできた「清流・長良川」の学習が、岐阜市から環境問題に対する取組として認められたものです。学校に木製盾が贈られただけでなく、5年生児童一人一人に令和4年度ぎふエコチャレンジ「エコスクールレポート」(リーフレット)と間伐材で作られた木製定規をいただきました。

 

1月30日(月)の朝、今回も冷え込みの厳しい中の7:40~7:50の校門には、登校してくる子どもたちを迎える「おはようございます」という声が響き渡りました。毎月10日、20日、30日に行う「あいさつロード」ですが、昼の放送や黒板掲示資料で児童会代表委員会が呼びかけ、それに応えるように東門も南門も「あいさつロード」が伸びていました。

この日の朝活動の時間に、4年生の教室を覗いてみると子どもたちが自分のタブレット端末を出して「ここタン」への入力を行っていました。「いまのたいちょうは?」には「だいじょうぶ」「あたまがいたい」「おなかがいたい」「かぜぎみ」「けが」「そのた」の中から一つ選択し、「いまのきぶんは?」には「とてもわるい」「わるい」「ふつう」「よい」「とてもよい」の中から一つ選択して、それぞれタップして送信します。それを、担任をはじめとする教職員で確認して状態を共有して把握し、声をかけたり見守ったり見届けたりしていきます。

同じく朝活動の時間に、6年生が異学年縦割り班「なかよしグループ」ごとに、担当の先生のところに行って、今週木曜日(2/2)に行う6年生の企画する最後の「なかよし遊び」と「なかよし活動引継式」の計画の事前相談に行っていました。いよいよ巣立ち行く活動が、一つずつ行われていきます。

この時間には、5年生がワークスペースに集まって「6年生ありがとうの会」で、6年生に贈る歌「大空がむかえる朝」の合唱練習をしていました。同じ時間帯に下学年の教室にお知らせに行く子や、3時間目のテスト終了後に体育館の飾りの準備をする子たちもいました。これらは、1/13HPで紹介した「6年生ありがとうプロジェクト」の活動の一環です。こちらの準備も、徐々に本格化してきています。

また、3時間目の1年生は1組初任者研修後補充の先生の図画工作科の授業、2組が学年主任の1組担任の算数科の授業で、2組担任が校内研修を兼ねて個別支援に入っていました。4時間目は、1組が算数科、2組が図画工作科の授業を、それぞれ担任が行いました。この時間で図画工作科「かみざらコロコロ」は、ほぼ完成してきました。