保護なしブログ(記事のみ)

2月第3週の教育活動

2月17日(金)の朝活動の「読書タイム」に、コミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」の今年度12回目が行われました。今回は1,2年生の教室で、保護者ボランティアによる「読み聞かせ」をとても興味深そうに聴いていました。1年生は、11月以来となる友達のお母さんの「読み聞かせ」を集中して聴くことができました。2年生も、保護者ボランティア(友達のお母さん)による「読み聞かせ」をとても熱心に聴くことができました

この日の1時間目、2年1組の国語科の授業を1年1組が参観しました。これは、教職員の「学習指導部会」の提案で行う「一つ下の学年に授業を見せよう⇔一つ上の学年の授業を見よう」(自分たちで学び方や学び方を振り返り、成果を自分のものにできるようにする)プロジェクトの一環で行う取組です。挙手するときに肘を伸ばして真っ直ぐ上げる様子や、話す子の方に体の向きを替えながら一生懸命仲間の話を聴こうとする姿勢など、2年生が3年生から学んだことを実践し、1年生の子たちも熱心にメモを取っていました。

2時間目は、5年生が1階メディアセンターに集まり、総合的な学習の時間「長良川と共に生きる人々」の授業を行いました。今回は「長良川と観光」をテーマに、本校の保護者でもある4人のコミュニティ・ティーチャーをお招きし、リレー形式で講話を聞かせていただきました。最初に(株)カンダまちおこし社長の田代さんから、観光とは「光を観ること」という意味とお金にまつわる経済の話をしていただきました。次に、NPO法人ORGAN理事長の蒲さんから「観光の力で岐阜まちの伝統文化を守り発展させること」をお話ししてもらいました。続いて、岐阜長良川温泉旅館協同組合マーケティング委員会の伊藤委員長による「調べる~考える~手を打つ」という手順で観光の発展に努めているということを教えていただきました。最後に、岐阜長良川温泉旅館協同組合女将会の伊藤会長から全体のまとめとなる話と、質疑応答や感想交流の進行をしていただきました。5年生「清流・長良川」の学習から6年生での「岐阜まちへの観光誘致」の取組へと向かう子どもたちにとって、貴重な講話を聴かせていただけました。

3,4時間目も、5年生が1階メディアセンターで国土交通省木曽川上流河川事務所からコミュニティ・ティーチャーを招き、DIG(災害頭上訓練)を行いました。最初に「水害を防ぐための国の取組と自分たちにできること」というプレゼン資料を使って、公助についての話を聴きました。後半は、危険な場所や役に立つ場所にシールを貼ったり、自分たちの考えた避難経路が安全だったかを確かめたりしました。地図上に示しながら確認する活動に、とても熱心に取り組むことができました。

この日の5年生は、2~4時間目をメディアセンターでの「ふるさと学習」を進めたのですが、学校運営協議会の青山会長さんにも、子どもたちの学習の様子を最初から最後まで熱心に参観していただきました。

昼休みには情報主任の呼びかけで、3,4年生を対象にした「ロイロノート利用体験会」が1階メディアセンターで行われました。子どもたちは、操作をすぐに覚えて提出したり、友だち同士で「対話」をしたりしながら、授業でも活用していくことができそうな手応えを感じていました。また、この日はICT指導員も本校勤務日で、一緒に指導のサポートをしてくださいました。

 

2月16日(木)の朝活動で、11回目の「なかよし遊び」が行われました。この日は、2月2日(木)に6年生から「なかよしグループ」のリーダーを引き継いだ、5年生の企画・運営で行う初めての「なかよし遊び」でした。全校のみんなよりも早く登校した5年生の子供たちは担当学級の教室の準備をテキパキと行い、本番も練習通りに「新聞ゲーム」の説明や進行、振り返りまでを進めることができました。1回目としては上出来のリーダーデビューとなりました。「なかよし遊び」の終了後、各教室では坦当教員だけでなく、6年生から5年生に気付いたことを助言してくれました。さらに、5年生の1組、2組のそれぞれの学級でデビュー戦を振り返り「楽しそうに遊んでくれて嬉しかった」「やっている間に計画を見直して臨機応変に対応できた」などの手応えを確認し合っていました。

1時間目に1年生は、1,2組ともに生活科「できるようになったこと」の授業を行いました。この日は、来週土曜日の「リモート参観日」に一人一人が発表する内容を考えました。1年間を振り返って「自分ができるようになったこと」を思い出しながら、保護者の皆さんに観てもらう発表を決めました。

 

2月15日(水)の朝活動の時間に、3年生のワークスペースに3年生と6年生の1組が集まり、6年生のワークスペースに3年生と6年生の2組が集まりました。これは、5年生からお知らせがあった「6年生ありがとうの会」に向け、3年生が体育館での発表で「あいさつ」を担当する関係で「6年生へのインタビュー」を計画したのでした。自分たちの「あいさつキャノン」をより充実させるとともに「6年生ありがとうの会」で感謝を伝える意味もあっての取組でした。

この日の午前11時に、全国瞬時警報システム(Jアラート)を使用した情報伝達試験が、全国一斉に行われました。1月に岐阜市の都市防災部防災対策課から文書が届いたため、2年生は朝活動の時間帯に「学年朝の会」でワークスペースに集め、11時頃に「防災行政無線から試験放送が聞こえる可能性があること」を周知していました。実際には、聞き耳を立てていないと校舎内からは聞こえなかったため、その時間には2年生は生活科の学習を滞りなく進めていました。

3時間目には、1年生がワークスペースに集まり、情報主任から「ロイロノート」の設定について教えてもらいました。パスワードの設定には6年生のサポートも受け、活用していく準備を進めることができました。

 

2月14日(火)の3時間目、2年2組が算数科「はこの形をしらべよう」の授業を1年2組に公開しました。「1年生に学習姿勢や学習姿勢を見てもらうんだ」という意気込みが伝わってくる様子がたくさん見られ、先輩としての自覚を感じました。1年2組は「2年生の学習の様子から学ぶこと」を確認してから、2年2組の算数の授業(前半)を参観に行きました。「2年生の“ここがすごい”をみつけてこよう」という課題で参観し、参観後には「発表の声の大きさ」「待っているときや話を聴いているときの姿勢」を発表し合っていました。

同じく3時間目、体育館では3年生が体育科「ラインサッカー」の基礎練習として、ペアでのキックによるボールパスを行っていました。新聞紙を丸めて布ガムテープで包んだ手作りサッカーボールをたくさん準備し、安全にも留意してボールをねらったところに転がす動きを繰り返し練習しました。

また、1時間目に2組、4時間目に1組という順で、6年生が両学級を受けもつ2組担任の体育科「表現運動:激しい感じ」の授業を行っていました。この運動は、リズムダンスや民舞とは違って、イメージの世界を「はじめ~なか~おわり」の構成で仲間と力を合わせ、体を使って表現する「創作ダンス」とも呼ばれる運動です。2組は、男子3グループと女子のグループに分かれ、繰り返し練習していました。1組は、男子3つ、女子2つの5グループに分かれ、最後に発表会を行いました。タブレット端末を活用し、一生懸命取り組んでいました。

 

2月13日(月)の朝活動の時間に、6年生がワークスペースに集まり、学年主任から「卒業プロジェクト」の話を聴きました。先週までの「あったかあいさつキャンペーン」(リベンジ)等の振り返りの後、卒業式(呼びかけ)、巣立ち活動、6年生ありがとうの会、合唱、6年生チャレンジ、ボランティアの各係(担当)に分かれて「岐阜小学校卒業」のプロジェクトを進めていくことを知って、分担作業が行われました。

同じく朝活動の時間に、2年生もワークスペースに集まり、5年生からお知らせがあった「6年生ありがとうの会」に向けて動き出しました。2年生は、体育館での感謝の気持ちを込めた発表として「なかよし遊び」を担当します。この時間は、6年生がしてくれていたことやどんな遊びがあったかを思い出していました。

1時間目の1年生は、1,2組ともに図画工作科「いろはんが」導入の授業を行っていました。「1年生になってからの一番の思い出を版画で表す」活動の準備として、下絵を描く時間となりましたが、教科書や教材を見ながら、イメージを膨らませていました。

その1時間目、5年1組の教室では社会科「風水害を防ぐ」の授業を行っていました。この時間は、教科書や資料集の資料から分かることや考えたことを交流し、主に「公助」の学習を進めました。

また、5年2組では算数科「速さ」の授業を行っていました。ここでは、個人用タブレット端末(iPad)が活用され、先週金曜日(2/10)の帰りの会で情報主任からの説明を聞いたばかりの「ロイロノート・スクール」の機能を使った授業が展開されていました。「ロイロノート・スクール」は、一人1台タブレット端末時代に、児童生徒の主体性を育み、双方向授業を作り出す授業支援クラウドです。資料のやりとり、思考の可視化、意見の共有が直感的にできるため、子どもたちが自ら考え表現する協働的な学びや、教員の負担軽減に繋がるものと期待されています。岐阜市では、今年度の「全国学力・学習状況調査」の質問紙調査の中で、平均値で全国または岐阜県を下回った「タブレット活用」(授業での活用頻度、意見交換の場面、自分の考えをまとめて発表する場面)を重く受け止め、実証校での検証を経て「ロイロノート・スクール」を導入することにしたのでした。毎時間の活用が当たり前になっていけば、授業スタイルも大きく転換していくことになると考えています。