保護なしブログ(記事のみ)

2月最終週~3月第1週の教育活動

3月3日(金)は、今年度最後となる3の付く日で毎月位置付いている「いじめを見逃さない日」の取組を、朝活動の時間に行いました。今回も2月に引き続き、テレビ放送を使っていじめ対策監から「岐阜小学校からなくしたい悪魔の言葉」の話を聴きました。自分(達)の言葉や動きによって「嫌な思い」をしている子がいることに気付く(敏感になる)ことの大切さを学びました。

続いて朝の会の時間は、全校一斉に(各学級や学年で)、テレビ放送でのいじめ対策監の話を受け、「いじめを見逃さない日」の取組として、発達段階や実態に応じた指導を行いました。ひまわり学級、1年生、2年生、3年生は、「ちくちく言葉」をなくして「ぽかぽか言葉」をはじめとした「お互いを幸せにする言動」を心がける決意を新たにしました。4,5,6年生は、それぞれのワークスペースで「いじめに繋がるような言葉や態度」等を振り返ったり、願う姿や望ましい言動を確かめ合ったりしました。特に、6年生は中学校進学後によくある「他の学校の悪口や陰口」「LINEトラブル」等の事案を、昨年度までの勤務経験に基づいて2組担任が話しました。

この日の2時間目前半、6年生がワークスペースに集まって「6年生ありがとうの会」で披露した「絆」の合唱について、音楽の教科担任と校長から聴いた思いを話しました。音楽科担任からは「指揮者、伴奏者の気持ちを学年全員が感じて『伝えよう』という心のこもった歌声になっていたし、みんなの歌う様子を見て本当に感動した。」という話をしました。みんなで録画映像を見た後、校長からもこれまでの経緯を振り返りながら「本気で創り上げようとする合唱に替わってきたこと」を称えました。そして、昨年度の6年生に「博報賞受賞記念」として贈った「岐阜小オリジナルのトートバッグ(校長のデザインプリントされたもの)」を、今年度の6年生にも「卒業記念」の意味を込めて贈りました。

中休みには、6年生対1年生のドッジボール対決が行われました。これは、6年生の「卒業プロジェクト」の一環で、6年生から在校生(後輩達)に「倒せるものなら倒してみろ!」という挑戦状が渡され、今週は「ドッジボール」対決、来週は長縄「8の字跳び」対決が行われることになったのでした。5日目のこの日は、1年生とのドッジボールでほぼ全員が参加していました。コートの大きさを変えるハンディキャップがあって、2組は「あわや1年生の勝利か!?」という場面もありましたが、最終的には6年生が1~5年生に9勝1敗という結果となりました。

4時間目の1年生は、ワークスペースに集まって「かっこいい2年生になるために」という目的で3月6日(月)~24日(金)の3週間(12日)で行う「1年生で取り組みたいこと」を話し合いました。いろいろな意見が出され「賛成!」等の反応も見られましたが、この45分間では時間が足りず、絞り込むのは次の機会となったようです。

昼休みに児童会図書委員会は、高学年(5,6年生)を対象に「おにのおにぎりや」という本の読み聞かせを行いました。練習を積んだことが分かる上手な朗読で、聞きに来ていた子たちから大きな拍手をもらっていました。

4年生は、4時間目に2組、5時間目に1組という順にICT指導員の先生に「プログラミング学習」の指導を受けました。ひまわり学級では活用が進んでいますが、この「ビスケット」のアプリを活用して様々な物や形、模様などを作って動かすプログラミングは、大人まで楽しむことができるものです。行い方を知った4年生が、今後どんなプログラムを作っていくのかがとても楽しみです。

5時間目のひまわり学級は、「屋上農園」に行って次年度の生活単元学習のためにジャガイモの種芋を植えました。交流学級での学習をしている子や欠席している子もいて少し人数は少なかったのですが、先生や6年生の助けも借りて、2年生一人一人がジャガイモを並べて土を被せる作業ができました。

 

3月2日(木)の2,3時間目を使って、体育館で「6年生ありがとうの会」を開催しました。はじめに5年生の実行委員会からテレビ放送を使ったあいさつがあり、6年生を体育館へと招き入れました。6年生の入場に続いて1,2年生も体育館に入り、1年生からの発表が始まりました。「掃除を手伝ってくれたり掃除の仕方を教えてくれたりしたことへの感謝」を、一人一役の全員出番のある発表で伝えることができました。6年生からも「気持ちが伝わってきて嬉しかった」という感想を言ってもらいました。

1年生の退場と3年生の入場が同時に行われた後、2年生が「なかよし遊びでの感謝の気持ち」を、6年生役も演じながら「タケノコニョッキ」「箱の中は何だろな!?」「爆弾ゲーム」の楽しかった思い出を発表しました。続いて2年生の退場と4年生の入場が同時に行われた後、3年生が「あいさつの手本を示してくれたりあいさつで大事なことを教えてくれたりしたことへの感謝」を、芝居仕立ての楽しい発表で伝えてくれました。6年生からも「いつもキャノンの元気なあいさつをしてくれて感謝している」と誉めてもらっていました。3年生の退場後、4年生が「運動会で憧れの姿を示してくれたことや全校のために働いてくれたり優しく声をかけてくれたことへの感謝」を種目や役割のグループに分かれ、全力で表現してくれました。6年生も運動会を思い出しながら、自分たちの頑張りを称えてくれたことを喜んでいました。

4年生の発表の後に休憩を取ってステージ向きに6年生の位置を変更した後、5年生からの「委員会活動でお世話になった感謝」を映像を交えながら発表していきました。発表後には、5年生の「学年合唱」の贈りものもありました。6年生からは委員会での思い出とともに合唱に関する専門的な高評もあり、5年生にとっては嬉しい感想となりました。

5年生の発表後、5,6年生の位置を交替し、6年生から「引き継いで欲しいこと」を5年生に伝えました。それは「ふるさと大好き」「心のこもった挨拶」「本気で磨き上げる掃除」「仲間とともに創り上げる合唱」の4つです。その意味も込め、最後に6年生の合唱曲「絆」が披露されました。全ての発表が終わった後、校長からは「どの学年も感謝の気持ちのこもった素晴らしい発表だった。それは6年生がそういう関わりをしてきた証だ。下学年の思いを汲み取って卒業までの日々を姿で示して欲しい。」「5年生は実行委員を中心に自分たちで考えながら企画・運営を担当し、全校のリーダーとなる自覚が育ったことを自信にして、岐阜小学校を引っ張っていって欲しい。」という話をしました。6年生が教室まで退場する間、下学年の拍手が鳴り止みませんでした。心を込めた言葉や動きは姿を高め、感動を与えることを実感する「6年生ありがとうの会」になりました。

5年生にとって「全校のリーダー」として活躍する素晴らしい1日となりました。司会進行等の目に見える役割だけでなく、5年生一人一人が自覚と責任を持って働いてくれました。withコロナの密を避けるため、体育館には全学年が入るのではなく、5年生が卓球場から体育館の様子を見守り、実行委員は各教室の様子を確かめてタブレット端末で連絡を取り合うなど、時間調整をしてライブ中継の成功にも繋がりました。来週は5年生リーダーによる「なかよし遊び」がありますが、そこでの活躍も益々楽しみになってきました。

 

 

3月1日(水)の2時間目、1,2年生が体育館で「6年生ありがとうの会」前日練習(リハーサル)を行いました。初めての体育館練習となって、少しワクワクドキドキして落ち着かなかったり、声が小さくなったりした面もありましたが、本番のイメージはつかめたことと思います。1年生は、2年生が見守る中で全体を通して発表し、2年生の発表を後ろから見て声の大きさを参考にすることができました。2年生は、立ち位置を確認しながらそれぞれの役割を演じながら、1年生に全員で声を出すときのタイミングや声の大きさの手本を示していました。

この日の中休み、6年生対4年生のドッジボール対決が行われました。これは、6年生の「卒業プロジェクト」の一環で、6年生から在校生(後輩達)に「倒せるものなら倒してみろ!」という挑戦状が渡され、今週は「ドッジボール」対決、来週は長縄「8の字跳び」対決が行われることになったのでした。3日目のこの日は、3年生とのドッジボールでほぼ全員が参加していました。1,2組とも、3年生は6年生男子の投げる強烈なボールにキャーキャー、ワー,ワー言いながらも、嬉しそうに逃げ回っていました。

4時間目は、体育館で高学年(5,6年生)の「6年生ありがとうの会」前日練習(発表リハーサル)が組んであったのですが、後半の6年生の練習が長引いていました。「6年生の給食配膳の時間がなくなってしまいそう」と感じた5年生の給食当番が、自分たちの学級の配膳が終わった後、6年生のワークスペースに移動して6年生の給食配膳を行ったのでした。イベント(セレモニー)としての「6年生ありがとうの会」を企画・運営するだけでなく、6年生への感謝の気持ちをこのような行為(厚意)で示してくれた5年生は、とても頼もしく自慢の次期「最高学年」です。

5時間目終了後、1年生が東門付近にお集まりいただいた「にっこり見守り隊」の皆さんに、感謝の気持ちを伝える式を行いました。代表の子のあいさつに続き、1年生一人一人が書いたメッセージカード(お礼の手紙)を順番にお渡ししました。「にっこり見守り隊」の方からも「手紙を読んで涙が出るほど嬉しくなった」と仰っていただき、帰りの挨拶をして下校コースへと分かれていきました。

午後からは、5年生が体育館で「6年生ありがとうの会」の準備を進めてくれました。自分たち5年生の発表は、朝活動を中心に時間を見つけて行ってきたのですが、この時間は「全校のための準備」を主催者としての自覚と責任を持って行っていました。体育館の飾り付けを全員で手分けして行い、5時間授業の6年生が下校した後に全校放送も使ったリハーサルも行いました。この取組によって、最高学年への準備が一段と進んでいます。

 

2月28日(火)の1時間目に、2年生がワークスペースに集まり、5年生からお知らせがあった「6年生ありがとうの会」に向けた練習を行っていました。2年生は、6年生への感謝の気持ちを込めた発表として「なかよし遊び」を担当します。これまで、2/21HPや2/24HPで学級毎の練習を紹介しましたが、この日は学年全体での通し練習でした。それぞれの学級の発表を見ながら、お互いに刺激を受けたことと思います。

この日の中休み、6年生対4年生のドッジボール対決が行われました。これは、6年生の「卒業プロジェクト」の一環で、6年生から在校生(後輩達)に「倒せるものなら倒してみろ!」という挑戦状が渡され、今週は「ドッジボール」対決、来週は長縄「8の字跳び」対決が行われることになったのでした。2日目のこの日は、4年生とのドッジボールでほぼ全員が参加していました。1組同士の対戦は少し6年生が手加減(?)し、2組同士の対戦では6年生の容赦ない投球が見られましたが、いずれも6年生の圧勝という結果になりました。

3時間目に3年生は、体育館で「6年生ありがとうの会」の発表練習を行いました。3年生は、担当する「あいさつ」について、6年生をお手本にしたり、インタビューをして教えてもらったりしたことを、寸劇風にした発表で感謝を伝えます。この日は、声の大きさや速さ、体の向きなどにも気をつけながら練習することができました。

4時間目、6年生が体育館で「6年生ありがとうの会」で1~5年生の発表を見終わった後の6年生代表の動きや全員合唱の練習をしました。感謝の気持ちを伝えてくれた後輩達(在校生)に「6年生ありがとうの会」開催に対するお礼を、オーディションによって選ばれた式と伴奏に合わせ、決意の気持ちを込めた歌声で表します。2日後の本番が、大変楽しみです。

また、1年生は、午前中のいろいろな時間を使って「6年生ありがとうの会」に向けた練習や準備を行いました。感謝を伝える発表は台詞のある代表の子を中心に、大きな声で気持ちを込めて練習しました。なかよしグループのお兄さんやお姉さんへのメッセージカードは、丁寧に心を込めて書きました。その他、1年生に割り当てられた準備も力を合わせて整えることができました。

 

2月27日(月)の1,2時間目、1年生が1,2組ともに図画工作科「いろはんが」導入の授業を行っていました。1年生になってからの一番の思い出を版画で表す活動の準備として鉛筆で下書きした後、色鉛筆で彩色して下書きと同じ大きさでシールを貼っていく造形活動を行う時間となりました。

この日の2時間目、4年生が体育館で「6年生ありがとうの会」の発表練習を行いました。4年生はこれまで「運動会」の種目や役割のグループに分かれ、6年生の活躍に感謝する内容を考えて練習を重ねてきたのですが、この日は全体で流して成果と課題を明らかにしていました。自宅から個人用タブレット端末を使って、リモートで出演する子もいました。身振り手振りの付いた伝え方も見事でした。また、4年生は時間を見つけながら入退場の際のアーチづくりにも取り組んでいました。

中休みには、6年生対5年生のドッジボール対決が行われました。これは、6年生の「卒業プロジェクト」の一環で、6年生から在校生(後輩達)に「倒せるものなら倒してみろ!」という挑戦状が渡され、今週は「ドッジボール」対決、来週は長縄「8の字跳び」対決が行われることになったのでした。初日のこの日は、ほぼ全員の参加で1組対決、2組対決がそれぞれ行われ、いずれも6年生の圧勝という結果となりました。

3時間目は、6年1組の国語科「海の命」の授業を5年1組が参観しました。これは、教職員の「学習指導部会」の提案で行う「一つ下の学年に授業を見せよう⇔一つ上の学年の授業を見よう」(自分たちで学び方や学び方を振り返り、成果を自分のものにできるようにする)プロジェクトの一環で行う取組の最終日です。5年生は課題意識をもって授業参観に臨み、発言の内容や学習に向かう姿勢などを、これからの自分たちに生かしていくことになります。

4時間目には、体育館で5年生が「6年生ありがとうの会」の練習を行いました。自分たち5年生の児童会「委員会活動」に関する発表練習は時間を見つけて行ってきたのですが、この時間は在校生代表としての自覚と責任を持ち、実行委員会が中心となって気付いたことを助言するなどして行っていました。この取組によって、最高学年への準備が一段と進んでいます。