保護なしブログ(記事のみ)

3月第3週の教育活動

3月17日(金)の朝活動の時間、テレビ放送集会として「6年生からのビデオメッセージ」動画が流されました。これも「卒業プロジェクト」の一環で、担当の子どもたちが「6年生ありがとうの会」へのお礼を、自分たちのタブレット端末で録画映像におさめ、全校のみんなに視聴してもらったのです。どの教室も、お別れのときが近づいてきたことを実感しながら、神妙な面持ちでテレビ画面に向かっていました。

「放送集会」終了後の朝の会の時間に、5年生がワークスペースに集まり、改めて「卒業証書授与式」に参列する意味や価値について話を聞きました。3/15HPでも話題にしたように、実に4年ぶりとなる在校生の参列です。学校生活最大で最高の行事は「卒業式」です。小学生にとっては6年間で最も重要な式で、学校としても1年間で一番大切な式典です。そんな中での「在校生代表」の存在意義は大きく、意識を高めて自覚をもって臨む必要があります。教務主任からの態度や姿勢についての留意事項に続き、私(校長)からも岐阜小学校の卒業式の経緯を含めて5年生に期待したいことを話しました。

この日は、短縮5時間授業の後の6時間目が「大掃除」で、1年生も含めて全校6時間の日です。校舎内を回ってみると、発達段階と掃除分担場所の違いもあって低学年ほど「みんなで!」一緒に頑張り、高学年ほど「自分の分担を黙々と!」という傾向が見られることに気付かされます。いずれにしても、1年間の汚れを取ろうと自分たちの教室を綺麗にしようとする姿が、とても輝いていました。

大掃除後の1年生の教室では「パワーアップだいさくせん」の確認をしていました。さすがに「静かに掃除」は難しかったようですが、「ぽかぽか言動はみんなできた!」と喜び合っていました。

 

3月16日(木)は朝から快晴で、7時40分頃から元気な「おはようございます」の声が聞こえ始め、いっそう爽やかな気分にしてくれました。3/13HPで2年生初参加の雨中の「あいさつキャノン」を紹介したのですが、運動場の真ん中からの「おはようございます!」キャノン砲という本来の姿を、2,3年生合同で行う様子はまだお伝えできていなかったため、ここで紹介させていただきます。

この日の朝活動の時間に、「6年生ありがとうの会」第2弾を兼ねた「なかよし(班)ありがとうの会」を行いました。各教室に分かれた「なかよしグループ」ごとの全体会だけでなく、6年生一人一人がリーダーを務める「なかよし小班」での1~5年生一人一人からの感謝のコメントが伝えられ、「メッセージカード集」が6年生に贈られました。会の途中や会の終了後に、メッセージを読み耽る6年生の姿がとても印象的でした。また、この会でも5年生の活躍ぶりに頼もしさを感じました。

3時間目の1年生は、体育館で体育科「跳び箱運動遊び」の授業を行っていました。順番を守って「跳び上がり~跳び下り」の運動遊びを繰り返し何度も楽しんでいました。

4時間目の4年生は、音楽室に集まって音楽科「日本の伝統音楽に親しもう」の学習の一環として箏の音色を鑑賞しました。実は、岐阜小学校のハートフルサポーターの一人は音楽科の先生で箏の専門家です。音楽の時間に「和楽器の音楽を含めた我が国の音楽」を学んだ後に、このことを知ったため改めて生の演奏を聴かせてもらうことになったのでした。また、もう一人のハートフルサポーターも、音楽家の先生でピアノがお得意です。そこで、この機会に伴奏者として参加していただけることになり、急遽「箏とピアノのアンサンブル」を鑑賞する時間をとったのです。4年生の教科書に載っている箏の定番曲「さくらさくら」の独奏で始まり、「もみじ」と「チャレンジ」の2曲の合奏も聴かせていただけ、子どもたちは大喜びでした。

同じく4時間目、5年1組が愛知県知立市立知立南小学校との「オンライン交流」を行いました。これは、11/10HPで紹介した知立南小学校の研究発表会で、「宿題いる?いらない?」の学活の授業にオンライン(ZOOM)で繋がって参加した本校の5年1組に、「その後の様子を交流したい」というリクエストが来て再び交流することになったのでした。今回は、知立南小学校の1年間の成果を発信する相手に選ばれたという側面があり、どちらかというと受け身の交流でした。それでも、岐阜小学校からも「家庭学習」でプレゼン資料を作った二人の「岐阜小の5つのおすすめスポット」と「岐阜まち紹介」の動画をお返しすることができました。

昼休みには、第22回「岐阜県小学校作文コンクール」に入賞した2人の5年生など、校外のコンクールで入賞した子たちの表彰をし、記念写真を撮りました。

6時間目は、今年度(後期)最後の「委員会活動」の時間でした。代表、放送、給食、図書、保健体育、環境、園芸の委員会ごとに、委員長の6年生と副委員長の5年生が、力を合わせて振り返りを進めました。5年生に進行を任せ6年生が見守る委員会もあり、“引継ぎ”を意識した話し合いがされました。また、4年生の園芸委員会の活動も含め、最後までやりきろうとする姿が素敵でした。

 

3月15日(水)の朝、日の出時刻が早まって朝陽が降り注ぐ好天の校門付近で、登校してくる子どもたちを迎える「おはようございます」という元気な声が響き渡りました。これまで、毎月10日、20日、30日に「あいさつロード」を行うことを決め、昼の放送や黒板掲示資料で児童会代表委員会が呼びかけていたのですが、昨日の昼の放送で「明日の15日にもあいさつロードを行います。参加してください。」とお知らせがあり、それに応えるように東門も南門も「あいさつロード」が伸びていました。

この日の1時間目、6年生に5年生も加え、体育館で「卒業証書授与式」の練習を行いました。私(校長)が赴任してからは初めてで、岐阜小学校としても実に4年ぶりとなる在校生の参列する卒業式となります。卒業式では、主旋律の卒業生と副旋律の5年生による「校歌の二部合唱」を披露します。そのため、今回の練習は校歌の合唱練習を中心に行い、後半は全体の流れを確認し合いました。練習を重ねている6年生の姿勢や動きなどを見て、5年生も大きな刺激をもらいながら在校生代表としての自覚を高めていきました。

2時間目には、体育館での卒業式練習を終えた6年生が、全員で三度目の「巣立ち活動」を行いました。前回に引き続き、いくつかの分担場所に分かれて「見つけ美化」の奉仕作業をしてくれました。普段はできないような清掃活動を積極的に行い、黙々と取り組む姿に卒業生としての感謝の気持ちが伝わってきました。

4時間目の1年生は、1,2組とも道徳科「ぼくにも あるかな」の学習に取り組んでいました。得意なことなど、自分の長所を考える授業でした。小さい頃から自己有用感や自尊感情を高めることは、とても大切なことだと思います。また、ひまわり3組を覗いてみると「お試し」(体験入級)で一緒に学習している子も含め、子供7人と先生3人の合計10人で道徳科「うわばきぶくろ」の授業を行っていました。

昼休みに、第7回「狂俳発祥顕彰行灯祭り」に入賞した5人の6年生を表彰し、記念写真を撮りました。

掃除時間に大掃除週間3日目の様子を見ようと校舎内を回ったところ、この日の重点活動である「ガラスの汚れとり」「レールの掃除」に取り組んでいる子がたくさんいました。環境委員会からの提案を受けて大勢の子が、普段できない所も進んできれいにしてくれていました。

 

3月14日(火)の2時間目、5年2組が学級活動「なかよし(班)ありがとうの会の準備・練習」の授業を行いました。なかよし班のリーダーを受け継いだ5年生として、二日後に迫った「なかよし(班)ありがとうの会」をどのように進めるのかを確認しながら、具体的に役割や台詞を考えて本番に備えていました。「6年生ありがとうの会」第二弾での感動も、楽しみになってきました。

この日の3時間目、6年生全員で二度目の「巣立ち活動」を行いました。前回に引き続き、農園や体育館も含めていくつかの分担場所に分かれて「見つけ美化」の奉仕活動をしてくれました。他学年の授業の邪魔にならないように「黙働」を心がけ、協力して取り組む姿が印象的でした。

同じく3時間目、1年2組の教室で校内初任者指導教員が英語科「どうぶつとなかよし」の示範授業を行い、初任者である2組の担任と学年主任の1組担任が参観していました。実は、この先生は岐阜市の小学校英語の草分け的存在の教師団の一人で、初任者研修という機会に大変久しぶりに英語の授業提供をしてくださったのでした。子どもたちもノリノリで英語学習に取り組み、学ぶことの多い授業となりました。また、この時間の1組を覗いてみると、生活科「もうすぐ2年生」の自習活動として、新1年生の教室掲示に取り組んでいました。先生のいない教室でも、やるべきことに黙々と取り組む様子に大きな成長を感じました。

昼休みには、1,2階の校舎内全体を使い、1階のメディアセンターゴールにして、4年生が5,6年生を招いて園芸委員会主催「クイズラリー」を行いました。2日間開催の二日目で、クイズを見つけてそれに答えながら塗り絵をしていく活動に、とても大勢の子が参加して大変盛り上がりました。

5時間目に6年生は、1階メディアセンターに集まり、総合的な学習の時間(ふるさと学習)の集大成となる「ふるさと大好きの成果」代表5チームの発表を、CS(学校運営協議会)の青山会長とPTA船戸会長に見てもらいました。本当は、岐阜市役所から関係部署の方を招いて見ていただく予定をしていたのですが、3月議会への対応で時間がとれないと分かり、急遽お二人に代役を務めていただきました。それぞれ「岐阜まちの魅力」を小学生のときから学ぶ価値や意義をお話しくださいました。また、船戸会長には「卒業生に向けた贈る言葉をご自身の生き様を交えてお願いします」とムチャぶりし、「今を大切に!」というお話をしていただきました。

引き続き6時間目も、1階メディア・センターで学校運営協議会(コミュティ・スクール)の青山さんから6年生への「卒業記念講話」を行っていただきました。CS会長の立場から岐阜小学校の「ふるさと大好き」についての経緯や「非認知能力を高めて欲しい」「自信と誇りをもって地域の一員として主体的の関わって欲しい」という願いを話していただきました。最後に「大丈夫!心配するな!なんとかなる!」「岐阜小っ子からノーベル賞を!」というメッセージをいただきました。子供たちは集中して話を聞き、講話終了後には感じて欲しいと思う嬉しい感想を、感謝の気持ちも添えて伝えていました。

 

3月13日(月)の午前7時35分、運動場の真ん中から「おはようございます」という大きな声が聞こえてきました。3年生「あいさつキャノン」の始まりでした。雨が強くなってきたこともあり、先生から「グランドもぬかるんでいるし、2年生の初参加(10日は「あいさつロード」で「あいさつキャノン」は休止)だから今日は玄関前の屋根の下でやろう!」という助言を受けて場所を移動しました。3/9HPでも紹介した3年生による2年生への「あいさつキャノン参加のお誘い」を受け、早く登校してきた子から、2,3年生が声を合わせて東門や南門に入ってくる子たちに向かって「おはようございます」の大声挨拶を届けていました。2年生のデビューには生憎の天気でしたが、明日以降の参加が楽しみになりました。

この日の朝活動の時間に、校舎内を回ってみると2,5,6年の3学年が、それぞれワークスペースに集まって、学年ごとの活動を行っていました。2年生は、この日から始まる「大掃除週間」を中心とした暮らしの話、5年生は「校歌の二部合唱」の練習に取り組んでいました。6年生は、先週の「卒業式練習の中で気になる姿があった」ということで、今週からの心構えや態度を確かめ合っていました。

昼休みには4年生が、2階の1~3年生スペースやサロンと1階のメディアセンターを会場にし、1~3年生を招いて園芸委員会主催「クイズラリー」を行いました。2日間開催の初日で、クイズを見つけて答えながら塗り絵をして、1階に持って行く活動に1年生も楽しそうにチャレンジしていました。

また、この日は17日(金)の「大掃除」に向けて「大掃除週間」が始まりました。初日となるこの日の1年生は、昼休みに靴箱の掃除をし、そうじ時間には床の水拭きを始めました。また、この日の重点活動は「黒板の上」「テレビ台」「ロッカーの中」でした。1年生には難しい面もあり、先生や6年生の助けも借りていました。

5時間目には、ひまわり学級のみんなが岐阜小学校区に住んでいた岐阜特別支援学校の友達(転出児童の妹)を招き、今年度3回目となる「交流会」を開きました。この会には、11月に転出した6年男子も参加し、新年度からは新天地で頑張ることが決まっている6年生や転出する子たちへの「ありがとうの会」を兼ねていました。みんなで楽しく「何でもバスケット」を楽しんだ後、お別れすることになる子たちに一人一人が自分の言葉でお礼を述べ、最後にプレゼントも渡しました。居住地として交流してきた子とも今回が最後の会となり、卒業する子や転出する子ともお別れすることになるので寂しくなります。しかし、その子たちの決意表明も堂々としていて大変立派でした。きっと、新しい学校でも頑張っていってくれると信じています。