保護なしブログ(記事のみ)

4月第3週の教育活動

4月21日(金)の朝活動の時間に、児童集会「ようこそ1年生の会」を行いました。登校を迎える教室や、本番前の体育館には、2~5年生も心を込めて迎える準備ができていました。登校後の6年生は、体育館で掲示を直したりステージ発表の最終練習をしたりして、1年生を迎える準備を整えていました。

2~5年生が体育館に俳板後、1年生は歓迎の拍手の中を、6年生と一緒に5年生の持つ花飾りのアーチの下を通って入場しました。その後、6年生の代表による「学校紹介」の劇を見ながら、岐阜小学校の様子を知りました。その最後には、全校一緒に校歌を歌い、挨拶を大切にすることも教えてもらいました。6年生代表のステージ発表は、練習の成果を発揮し、堂々と演じることができていました。全校で校歌を歌った後の後半は、2年生からの歓迎の言葉に続いて「歓迎メダル」がかけられました。その後、1年生の代表の言葉とみんなでお礼を言いました。校長からは「とてもしっかりしている1年生に負けないよう、お手本を示せるお兄さん・お姉さんでいてください。1年生は、2~6年生を頼りにしてください。」という話をしました。代表委員の終わりの言葉の後、1年生は6年生と一緒に拍手で見送られながら退場しました。

この日の2時間目に1組、3時間目に2組という順で、1年生への「個人用タブレット端末(iPad)貸与式」を行いました。それぞれの最初に、校長が学級の代表児童に「大切に使いましょう」と手渡しました。今年度も、岐阜小学校には毎週金曜日にICT指導員として笠原康弘先生にお越しいただき、ICT教育を推進するための支援や指導をしていただけることになりました。笠原先生は、令和2年度まで徹明さくら小学校長として、岐阜市全体の個人用タブレット端末の導入~活用に当たり、推進委員長を務めてみえた先生です。一昨年度からは、梅林小学校を本務校として5つの学校に「ICT教育の推進」を担って、このお仕事をされることになったわけです。本校にとって、大変強力な助っ人です。

この日は、1年生一人一人への「個人用タブレット端末」(iPad)配布(貸与)にあたって、使い方や気をつけること、最初にやるべきことを説明してくださいました。はじめは緊張していた1年生は、iPad が手元に届くと大喜びで、これからの活用にワクワクしていました。

 

4月20日(木)の朝、児童会代表委員会の呼びかける「あいさつロード」が行われました。「あいさつロード」は、4/10HPでも少しふれたように昨年度後期から始まった児童会の活動で毎月0の付く日(10日、20日、30日)に、東門と南門に列を作って登校してくる子たちを「おはようございます」の挨拶で出迎える取組です。この日のロードは少し短かったのですが、保護者の方と登校してくる1年生には安心に繋がっていくと感じています。

朝活動の時間には、2年生が1年生との「対面式」を行いました。明日に控える「ようこそ1年生の会」で、2年生から異学年集団「なかよし班」で一緒になる1年生に歓迎のメダルを渡すことになるため、その練習を兼ねて相手を知るための取組でした。お互いに少し緊張しながらも、簡単な自己紹介をしながら顔合わせをすることができました。

1時間目の1年生は、1,2組とも生活科「はるをみつけよう」の学習をしていました。春を象徴するものを出し合ったり感じ方を考えたりした後、デジタル教科書やweb教材を見て見つけるものを確かめていました。2組は、ぽかぽか陽気に誘われ、短時間ながら校庭に出て春の生きもの(昆虫や植物)の見つけ方も学んでいました。

1,2時間目の5年生は、2組担任が1組の音楽科、家庭科の指導に当たっています。2組の授業は、1時間目が2組担任の国語科、2時間目が市非常勤講師の理科の授業です。今年度も、専門性や得意分野を考慮したり、両担任で両学級の指導に当たるようにしたりする教科担任制・準学年担任体制を推進し、その実践に手応えを感じています。

また、岐阜小学校の主事が明後日から産前休暇に入るため、この日の午前中をかけて事務職員の引き継ぎが行われました。

 

4月19日(水)登校後(予鈴まで)の1年生の教室には、この日も6年生が数名ずつ来ていました。4/11のHP「朝の登校の様子」でお伝えしたとおり、1年生は「自分のことは自分で!」と頑張って、カバンの片付けなどを行ってきています。「1年生のために何かサポートしたい」と思う6年生は、1年生の教室に行って「自分で行う片付けの邪魔をしていけないし・・・」と、少し戸惑っていました。それでも、1年生の先生から「あいさつの声に元気が出るようにしてほしい」というお願いを聞いて、毎朝10名限定で「1年生のあいさつを元気にし隊(略称:あいさつ隊)」を結成して1年生の教室周辺に行くことにしたのです。恥ずかしい気持ちに打ち克つつもりで、大きな声が苦手な子も進んで出かけているようです。関わりを続けていくことで、お互いに成長していくことを楽しみにしたいと思います。

朝活動の時間、6年生は体育館に移動して2日後に迫った児童集会「ようこそ1年生の会」に向けた「発表リハーサル」と感想交流を行いました。4/11HPで紹介したように、自主性を重んじて名乗り出た「岐阜小学校を寸劇で紹介」メンバーが休み時間を使って練習してきた発表を、学年のみんなで他学年になったつもりで見て感想を伝えました。頑張りが伝わる発表に、温かい励ましや賞賛の声が届けられました。

1時間目には、めぶきの教室で英語の授業を行っていました。今年度は毎週水曜日に、すくすくの低学年が1時間目、高学年が6時間目に英語専科の先生方が英語の指導をすることにしました。この日は、1年生一人と2年生3人に、3年1組担任、英語科担任非常勤、ALTに、めぶき・わかばの担任の先生も加わったため大変手厚い指導となり、子どもたちも英語に触れることを楽しんでいました。

 

4月18日(火)の朝の会~3時間目の時間帯に、6年生が「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)を行いました。緊張しながらも子どもたちは、朝の会~1時間目に国語のテスト、1~2時間目に算数のテストを行いました。6年生のワークスペースには教務主任が控え、不測の事態に備えながら問い合わせ等に対応できるようにしました。

この日の1時間目、1年生の教室を覗いてみると、1,2組ともに初めての図画工作科の授業を行っていました。1組は、最初に「姿勢名人」を目指してシールを貼っていくための「自分の全身」を鉛筆とクーピーを使って描いていました。2組は、教科書を見ながら「じぶんのたいよう」をクレヨンを使って描く活動を楽しんできました。

4年生は、1,2時間目に総合的な学習の時間(ふるさと学習)「京町とわたしたち」の一環で、京町の町並みを歩いたり、京町にある施設を眺めたりしながら、京町地区の特色を考え、これからの学習に対する意欲を高めました。ボランティアの保護者サポーターさんに引率していただきながら聾学校まで行くと、交流で友だちになった子との再会を喜び合うこともできました。

6時間目には、3年生はワークスペースに集まり、総合的な学習の時間「ふるさと学習」のガイダンスを受けました。2年生までの生活科の学習に替わって、3年生からは社会科や理科に加えて「総合的な学習の時間」という新たな領域の学習に取り組んでいくことになります。昨年度の3年生が4~6月に取り組んだ学習の様子を、写真で見ながらイメージと見通しを持って行きました。

この日の朝、1年生主任から「給食配膳の様子を見に来てください」と言われ、4時間目の1年生の教室の様子を見に行ってきました。そこには、小学校入学から10日程で給食開始から1週間も経っていない1年生とは、とても思えないような給食当番の動きと、配膳中の教室の様子がありました。牛乳や付け分けられた食器を運ぶだけでなく、食缶から食器への付け分けを子どもたちが行う見事な配膳の様子が、そこにはあったのです。当番以外の子たちも、自分の席から離れることなく、静かにまっていました。ベテランの先生方も「給食開始1週間以内であそこまでできる1年生は見たことがないね」と驚嘆しています。この先どんな1年生へと成長していくのか本当に楽しみです。

6時間目は、第2回委員会活動があり、代表・給食・保健体育・環境・図書・放送の各委員会の担当の先生の教室に集まり、4年生の園芸委員会はワークスペースに集まって、来週の認証式に向けて「前期○○委員会のめあて」を話し合いました。

 

4月17日(月)の朝活動の時間、4年生がワークスペースに集まり、学年主任から「4年生の頑張りについて、たくさんの先生方から誉めてもらっています。みんなのおかげで先生も嬉しい気持ちになっています。ありがとうございます。」という話がありました。続いて、1組担任から子どもたちに向けて、とても大切な話がありました。この内容については、4年生の保護者の皆様には今週と来週の「個人懇談」でお伝えさせていただき、全校向けには後日改めて文書でお知らせいたします。

この日の1時間目に、すくすく(めぶき、わかば、ひまわり)学級の4月の発育測定と令和5年度の視力検査、聴力検査を行いました。担任のサポートを受けながら、測定や検査をしっかり受けることができました。

4時間目に、1,2年生の4学級でコクヨの「やる気ペン」を配布し、その使い方を説明した後、実際に「やる気ペン」を使って国語の学習を行いました。最初にコクヨ「しゅくだいやる気ペン」の公式webページにある動画を見てイメージを共有し、「やる気ペン」にスイッチを入れ、鉛筆を取り付けて「書き方」の学習に取り組んで「やる気ペン」の色の変化を体験しました。特に、1年生は「やる気ペン」にワクワクしながら、国語の時間に初めて自分の名前を書く活動に集中することができていました。コクヨ「しゅくだいやる気ペン」は、市販の鉛筆に取り付けるセンサー付きアタッチメントで、スマホアプリと連動することによって、家庭学習の習慣づくりをサポートする商品です。家庭学習における「親子のコミュニケーション」に着目して「書く⇔褒める」の好循環を回すことで、子どもの「やる気」を育むサービスとして、多方面から高い評価を得ているようです。今回「この商品を活用することで家庭学習における親の伴走環境の在り方を探りたい」という意向を受け、岐阜小学校とコクヨ株式会社が、共同で実証検証を行うこととなりました。宿題という言葉を用いないことにした岐阜小学校では、「やる気ペン」と呼んで活用していきます。

また、この日は1~5時間目に4,5,6年生の英語科の授業がありました。今年度は、1,3,6年生は英語が専門の学級担任が両学級、2,4,6年生は英語専科の非常勤講師が両学級、すくすく学級は低・高別に英語専門の通常学級担任と非常勤講師のTT指導というように、全ての時間が中学校英語か免許を持つ教員による授業となります。そこに加えて、半数以上の時間にALTの参加もあり、大変充実した体制で英語科の授業が展開できます。この日は、新しいALTとは初対面となる学級と二度目の学級がありましたが、自己紹介などの活動によって相互理解を深めながら英語に楽しく取り組んでいました。