保護なしブログ(記事のみ)

6月第4週の教育活動

6月22日(木)の午後、岐阜小CS学び部のサマースクール担当(係長?)のキャパーさんが、正面玄関の入ったところに令和5年度夏休みの「サマースクール」の案内を展示してくださいました。「サマースクール2023参加者募集」の案内(下記参照)が配布されていますが、内容を確認の上、是非お申し込みください。

6月23日(金)の朝活動の時間帯に、2年生の教室で、岐阜聖徳学園大学教育学部4年生の学生が自己紹介をしていました。これは、岐阜聖徳学園大学の「クリスタルプラン」(4年間で系統的な教職体験を学校現場で行い即戦力として活躍できる実践的な指導力を身に付けようとする教育プロジェクト)の一つである「学校インターンシップ」に申請をして実現したものです。大学としては、授業や行事等にける個別支援など、学校での様々な取組に参加する目的で「学生を派遣」してくれる制度ですので、岐阜小学校としてもこれを活用しながら、より充実した教育活動を行って行きたいと思います。この日から夏休みまでの毎週月曜日と金曜日を基本とし、7月10日までは2年生、それ以降は4年生を中心にし、担任のサポートに入ってもらいます。また、ハートフルサポーターが不在の場合にはめぶき学級や1年生の支援にも入ってもらう予定です。

この日の2時間目、1年生は1,2組とも音楽科「しろくまの じぇんか」の授業を行っていました。「リズムに合わせて体を動かそう」の課題に向かって「タン・ウン・タン・ウン・タン・タン・タン・ウン」のリズムで、楽しく「ジェンカ」を踊ることが出いていました。

午前中には、5年生が総合的な学習の時間「清流・長良川」の学習の一環で、長良川右岸(長良橋の北側)に校外学習に出かけました。この日の活動は、長良川漁業協同組合の方々にご支援・ご協力をいただき、「鮎の稚魚を放流する体験を通して、鮎の生態を理解するとともに、自分たちが放った鮎への愛着を高めて大きく成長して欲しいという願いをもつ。」という学習でした。バケツに入れた稚鮎を実際に放ったり、大量の稚鮎が放流される様子を見たりし、ねらいに迫る体験活動となりました。

午後からは、長野県下伊那郡根羽村から教育長をはじめ、根羽学園(義務教育学校)校長、村営塾塾長、地域活性化企業、地域おこし協力隊、学校教育係長の7人の方が、岐阜小学校の教育活動について視察に来られました。「一律の宿題を廃止」という取組に興味をもたれ、新しい教育の方向性を模索する目的で、校長(私)から話を聞いた後、4年生の「家庭学習」交流の様子を参観されました。子どもたちの探究心や表現力に、とても感心されていました。

 

6月22日(木)の朝活動の時間に、6年生はワークスペースで「学年合唱」の練習を行っていました。5月8日以降は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことに伴い、岐阜小学校では「マスクなし」を基本とし、歌声を高めるためにマスクを外しての6年生の合唱等についても報道されてきたのですが、今週は「スマート連絡帳」でもお伝えした通り「室内でのマスクの着用を推奨」としています。これは、文部科学省「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル(2023.5.8~)」の「学校において感染が流行している場合は、職員がマスクを着用する又は児童生徒に着用を促すことも考えられる」に従い、学校で判断したことです。しかし、マスク着用を強要しているわけではありませんので、ご理解いただきますようお願いいたします。

この日の朝活動で、1年生はワークスペースに集まり、いじめ対策監の伊藤先生から「子どもホッとカード」の説明を受け、担任の先生から一人一人が手渡されました。これは、文部科学省の「子供たちが全国どこからでも、夜間・休日を含めて、いつでもいじめやその他のSOSをより簡単に相談することができるよう、全都道府県及び指定都市教育委員会で実施。表示されたダイヤルに電話すれば、原則として電話をかけた所在地の教育委員会の相談機関に接続。」という取組で、岐阜市がこのカードを作成して児童に配布しているものです。

朝活動の後半には、ワークスペースに集まっていた1年生から、校長がインタビューを受けることになりました。これは、前日2時間目の生活科「学校探検第2弾の先生探検」で校長不在だったため、この場で代行することにしたのです。各グループの代表から、それぞれ「名前は?」「好きな動物は?」「校長先生の仕事は?」「好きな教科は?」「好きな食べ物は?」「好きな形は?」を聞かれ、このときに思いついたことを答えていきました。校長の回答は、各ご家庭でお子さんに尋ねてみてください。

また、この日も新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って学年閉鎖となった4,5年生ですが、午前8時30分からは「オンライン朝の会」を実施しています。各担任から一人一人に声をかけながら「健康観察」等を行いました。

 

6月21日(水)の朝活動は「英語放送(English Time)」で、テーマ「Do you like Japan?」の活動でした。前半は、国旗クイズでいろいろな国を確認した後、タブレット端末を使ってテーマに対する自分の思いや考えを、低・中・高学年ごとの内容でロイロノートに書いて提出しました。

この日の1時間目に、6年1組が英語科「Unit3 Let’s go to Italy.」第4時の授業を行いました。これは、6月28日(水)の6年2組英語科全校研究授業のプレ授業という位置付けで、英語科部や高学年部の研究授業を兼ねて行いました。「ALTのお母さんのためにお勧めの秋休みの旅行プランを紹介しよう」という単元目標に向かって、伝え合う学習活動の様子を提供してくれたので「6年2組の全校研究授業ではどんなことに気をつけて指導するとよいか」が明らかになりました。

2時間目には、1年生が「学校探検」の第2弾として「先生探検」を、生活科の授業として行いました。1,2組の両学級とも、授業のない先生のところ(職員室・保健室・校務員室等)に来て、先生の名前や好きなものなどをインタビューし、習ったばかりの平仮名で一生懸命メモをしていきました。

この日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴って学年閉鎖となった4,5年生が、今年度初となる「オンライン授業」を実施しました。岐阜小学校は教科担任制の強みや準学年担任体制を生かし、学年ごとに授業を分担して「リモート(オンライン)授業」を行っていました。4年生は2組担任の算数や1組担任の国語、5年生は2組担任の図工、1組担任の国語科などの時間割で、学年みんなでリモート授業を受けました。

4時間目、5年1組の教室では5年生の英語の教科担任の非常勤講師とALTが、普段は交流学級のみんなと一緒に学習しているすくすくの5年生と英語科の授業を行っていました。この授業には、学年閉鎖中の5年生の1,2組両方の児童が自宅からも入り、オンラインで繋がってタブレット端末越しに発言をする姿も見られました。

 

6月20日(火)の朝、児童会代表委員会の呼びかける「あいさつロード」が行われました。2学年の閉鎖があったこともあり、この日のロードもあまり長くは伸びなかったのですが、自主的に参加して爽やかな挨拶で迎える様子はほのぼのとした感じがします。

この日の4時間目、1年生は1,2組とも算数科「あわせていくつ・ふえるといくつ」の復習として、プリントを使った確かめ問題を行っていました。1組では、隣の子の答案が見えないように机を離してテストの予行演習のように実施していました。2組は「プリントが終わったら先生に丸付けをしてもらう」~「『さんすうのれんしゅう』や『たしざんかあど』に取り組む」という手順を確認してから行っていました。

 

6月19日(月)は、欠席者の割合が学年全体の4分の1程となる学年があり、岐阜市教育委員会から出された通知文「5月8日以降の新型コロナウイルス感染防止対策を踏まえた学校運営について」に従って、対応をすることになりました。出産を控えている担任もいるため、特に感染予防に努める必要も感じ、学年で活動や授業を行うことといたしました。朝活動の時間帯には今後の予定等について説明をしたり、1時間目の算数から学年授業を行ったりしました。

この日の1時間目、6年2組が英語科「Unit3 Let’s go to Italy.」の授業を行っていました。これは、6/12HPでも紹介した「小学校教科等専門性向上訪問(英語科全校研究授業)」に向けた全8時間分の2時間目の授業で、「ALTのお母さんのためにお勧めの秋休みの旅行プランを紹介しよう」という単元目標を達成できるように取り組んでいる時間です。子どもたちは、必要な英語の言い方を一生懸命覚えていました。

2時間目の6年1組は、理科室で理科「植物のからだのはたらき」の授業を行っていました。これは、この日の午後に行われる校外研「小学校理科部会」第1ブロック会場校として、教科担任(教務主任)が提供する研究授業の前時に当たる時間です。「植物のからだのはたらき」で「根から吸い上げられた水はホウセンカのからだの中のどこを通って全体に運ばれるか」を予想し合う学習活動となっていました。午後の研究授業が、大変楽しみです。

3時間目には、4年生はプールで体育科「水泳運動」の授業を行っていました。4年生の体育の時間には英語の教科担任の非常勤講師が「加配教員制度」の一つとして位置付けられている「妊娠体育代替非常勤講師」も兼務して、指導のサポートに当たり、この時間も学年主任の指導のサポートに入りながら安全管理に努めています。

この日の1年生は、1,2組とも1時間目に「あいうえおで あそぼう」と4時間目に「おもちやと おもちゃ」と、国語科の授業を2時間行っていました。各教科・領域の時間数は文部科学省が定める学習指導要領で標準授業時数が示されており、低学年(1,2年生)では国語科の時間数が圧倒的に多くなっています。だいたい1週間に8時間となるので、毎日1時間ずつでは足りず、1日に2時間以上の日があるわけです。そこで、同じ内容(題材)を行うことは極力避け、子供たちの学習意欲が継続するように考えて進めています。

午後からは、6年1組が理科室で理科「植物のからだのはたらき」の授業を公開しました。これは、令和5年度第1回「校外研」の「小学校理科部会」第1ブロックの会場校が岐阜小学校となり、教科担任(教務主任)が研究授業を提供(公開)したのです。学習課題「根から吸い上げられた水は、ホウセンカのからだの中のどこを通って全体には運ばれるのだろうか。」に向け、ペアやグループで観察や交流をし、全体交流によって考えを練り合っていきました。授業後の研究会では「二人に一つずつ用意されたしっかり育って赤く染まったホウセンカや顕微鏡、終末事象で示したヒメジオンなど、教材教具が見事に準備されていた」「子どもたちがタブレットを使いこなして一生懸命追究していた」等のご意見や講評をいただきました。参観された校長先生からは「子どもたちから驚嘆や感嘆の声が上がる提示がなされ、好奇心や探究心を刺激できていた。動物~植物と生物を扱う題材で、命の尊厳についての指導がしっかりなさえていた。必要最小限の言葉かけで子どもたちの主体性に委ねる授業づくりがされていた。25分の実験や観察で指示を聞いて動くのではなく、主体的な追究や試行錯誤、交流ができる子どもたちに育っていると感じた。ロイロノートや画像撮影等のタブレット端末の活用にも工夫が観られた。」と、絶賛していただくことができました。