保護なしブログ(記事のみ)

7月第1週の教育活動

7月7日(金)の朝活動「読書タイム」に、令和5年度の第3回となるコミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」のが行われました。今回は1~3年生の各教室で、地域や保護者のボランティアによる「読み聞かせ」を、とても興味深そうに集中して聴いていました。

この日の1時間目、1年生が1,2組ともに、国語科「おむすびころりん」の授業を行っていました。進度は少し違っているようで、1組は読解(読み取り)の時間、2組は朗読発表会に向けたグループでの計画や練習の時間になっていました。

3年生は、午前中に社会科「店で働く人(スーパーマーケット)」の学習の一環で、「バロー」長良店に社会見学に行ってきました。昨年度までは、片道1時間近くかけて徒歩で「バロー」都通店に行っていました。しかし、夏休み前後に扱う単元で熱中症の心配があり、給食時間に間に合わないことが多いため、見学地を変更して、路線バスを使って見学に行くことにしたのです。学級ごとにバスに乗ることもあって、今回も保護者ボランティアを募って引率サポートをしていただきました。数人の大人に見守られ、安心してスーパーマーケットの裏側で働く人やお店で販売している人に着目しながら、多くのお客さんに来てもらうための工夫について、自分の目で確かめ、お店の人の話を聞かせてもらうことができました。

5時間目には、岐阜市教育委員会による小学校高学年版の第1回「ぎふMIRAI’s チャンネル」がライブ放送され、4,5,6年生が総合的な学習の時間の一環として視聴しました。「核兵器も戦争もない世界を求めて」という演題で、被爆者の方の話をオンラインで聞きました。今回は、小学校高学年と中学生が対象のオンライン講話となったのですが、戦争の悲惨さを語り継ぐ重大さと平和の有り難さや大切さを感じ取ることができたんではないかと思います。

6時間目は、4年1組の教室では学級活動が行われていました。前半は、夏休みに向けた事前指導だったのですが、後半は出産の準備で産前休暇に入る学級担任から、子どもたちへのお別れの挨拶となりました。学級全体への話に続いて一人一人への手紙が手渡された後、今度は子どもたちからの贈り物があるということで、ワークスペースに移動して学年集会の形となり、代表児童からのプレゼントに続いて、学年全体への最後の話へと続いてきました。最後に、来週の月曜日と金曜日に、4年生の学習や生活をサポートしてくれるインターンシップで来てくれている岐阜聖徳学園大学の学生(先生)の紹介がありました。

 

7月6日(木)の朝活動の時間に、令和5年度の第2回となる異学年縦割り活動「なかよし遊び」を行いました。6月に計画していた活動が二つの学年が閉鎖していたため延期となり、久しぶりの実施となりました。慣れていないせいか、まだまだ緊張して周りの様子を見ながらの活動になっていました。

7月6日(木)の2,3時間目は、東海学院大学人間関係学部子ども発達学科の「子どもフィールドワーク」という授業の一環で、21人の学生が岐阜小学校で授業参観をしました。2時間目は、1年生の生活科、2年生の国岡、3年生の算数科、6年生の国語科の授業を参観しました。

3時間目は、すくすく2年生の図画工作科、ひまわり5年生の家庭科(調理実習)、1年生の体育科(プール)、2年生生活科(観察)、5年生理科、6年生図が工作科の授業を参観しました。きっと、オープンな雰囲気がゆったりと伸び伸びとした子供たちを育てること、子供たちがタブレット端末を使いこなしていることも伝わったと思います。

2時間の授業参観後は、会議室で質疑応答と感想交流を行いました。6年前は小学生だった大学1年生からは、自分の小学校時代と比べて「岐阜小学校の感想」を21人全員が伝えてくれました。「タブレット端末や大型テレビ(モニター)が当たり前のように使われている」「休み時間に元気な挨拶をしてきてくれた」「発達段階に即した児童の成長を感じ取れた」「1年生と6年生の仲がよく驚いた」「仲間と交流しながら授業が進んでいる」などの声が聞けたのですが、最も多かったのが「授業も休み時間も学校が楽しそうだと感じた」「子どもたちが先生に何でも言えるような雰囲気があり、先生も子どもたちに寄り添っていて、先生と子どもたちの信頼関係が強いと感じた」という嬉しい感想でした。

 

7月3日の「いじめについて考える日」の児童会代表委員会から提案のあった「ぽかぽか言葉(※ぽかぽか行動もたくさん見つけています)」キャンペーンが動き出しています。7月5日(水)の朝、校舎内の掲示物を見て回ってみると、ぽかぽかと温かい気分になりました。

この日の1時間目、1年生が1,2組ともに、特別の教科 道徳「かぼちゃのつる」の授業を行っていました。この「かぼちゃのつる」は、教科化する以前から1年生の道徳の時間の定番資料で、きっと保護者の皆さんも思い出されるのではないでしょうか。思い出されるのではないでしょうか。挙手~発言はもちろん、役割演技も行うなど、みんなの前で自分の思いや考えを発表する経験も重ねています。また、各活動も取り入れるようになっています。

同じく1時間目、5年生は来週に迫った「野外学習」の事前取組として、1,2組それぞれで生活長と掃除長に分かれて目標や役割分担を考え、各自のしおりに書き込んでいました。

6年生は、2時間目に1組、3時間目に2組が、家庭科室で家庭科「夏をすずしくさわやかに」の学習の一環で、アイロンがけの実習を行いました。この題材では「洗濯」の学習を進めており、これまでに靴下の手洗い等も実習(体験学習)してきました。この日は、ハンカチやナフキンなどの洗濯物を取り込むときに、アイロンを正しく使えるように体験を通して学びました。

 

7月4日(火)の朝活動の時間、4年生がワークスペースに集まり、午後の「長良川の川遊び」の事前学習を行っていました。この日の「水中観察」「魚見つけ」「魚捕り」等に必要な注意事項を具体的に聞き、気持ちを高めました。

午前中、5年生は長良川(金華橋の下の川辺)へ長良川の水質検査、カワゲラウォッチングの体験学習に出かけます。そのため、朝活動ではワークスペースで気を付けることを最終確認し、1時間目には川辺に出かける準備を整えて、出かけていきました。

この日の1,2時間目、1年生は図画工作科「ぺったん ころころ」の学年授業に取り組みました。今回も、学年主任(1組担任))が諸用のために不在だったので、2組担任が学年のみんなを2組教室に集めて課題提示と学習の進め方を説明し、ワークスペースを「絵の具コーナー」にして、自分の絵や模様をスタンプにして製作しました。活動のサポートには、フリーの教員が入りました。

金華橋下まで行って「カワゲラウォッチング」の活動を行った5年生は、総合的な学習の時間「清流・長良川」の学習の一環で、講師に岐阜市役所環境部環境保全課の方々を招き、「長良川の水生生物を捕まえる活動を通して長良川がきれいな川であることに気付くこと」を目的を達成してきました。本来これは、環境省と国土交通省がとりまとめている調査で、主に小中学生を対象として実施しています。岐阜県ではきれいな水の指標生物であるカワゲラ類が多く見られることから、「カワゲラウォッチング」という名称で普及しています。身近な河川にどのような水生生物が生息しているかを調べ、水生生物相や水の汚れの程度を確認します。調査を通して、河川環境保全の重要性を認識してもらうことを目的としています。調査では、水生生物を採集し、採集された指標生物の種類から水質階級を判定します。また、試薬(パックテスト)を用いて、pH(水素イオン濃度ー酸性、中性、アルカリ性を示す指標)、COD(化学的酸素要求量-水の汚れを示す指標)を計測し、水質を判定します。実際に川の中に入って水生生物を採集し、採集された指標生物の種類から水質階級を判定する活動は、科学的根拠を得て、長良川の水の美しさを実感しました。

4年生は、午後に「長良川での体験活動」を行いました。令和2年度から5年生の活動として続けている活動ですが、今年度は(深さや距離を控えめにした)縮小版として4年生も行ったのです。児童数の三分の一以上の保護者ボランティアの大人の方々に見守られながら、金華橋の下流側の浅瀬で「生き物採取」(魚とり)とフローティングベスト(ライフジャケット)着用して50m程を流れる活動を行いました。ヌマチチブなどの魚を捕ることもできました。金華山を仰ぎ見ての景色の美しさ、清流「長良川」の心地よさを全身で味わい、長良川の面白さも全身で感じたことと思います。この五感全てを使った「長良川体験活動」は、川での安全な遊び方を身をもって学ぶ岐阜小学校でしかできない活動だと思っています。

 

7月3日は、岐阜市内一斉の「いじめについて考える日」です。岐阜小学校では、児童会代表委員会が放送室に集まって、テレビ放送を通して「委員長からのメッセージ」「副委員長からの動画視聴のお願い」「ぽかぽか言葉キャンペーンのお知らせ」を行いました。そのテレビ放送を、各教室で子どもたちが集中して聴いていました。放送終了後には、代表委員が各教室に行って「ぽかぽか言葉キャンペーン」の掲示物を配布し、改めて協力依頼をしました。

朝の放送集会を受け、各学級で1時間学級活動の時間を設定し、児童会代表委員会が作成した「ジェンダーについて考える寸劇動画」を視聴し、朝の放送の内容と合わせて「いじめについて考える」時間を設けました。発達段階や学級の実態に応じて、真剣に考え話し合う学習活動が行われました。

この日は、梅雨の晴れ間ではあるものの気温が上昇し「暑さ指数」が30を超える「厳重警戒」の数値となりました。児童会保健体育委員会では、梅雨の時期で雨が降ったり、晴れ間があっても熱中症の心配があったりして、運動場での「外遊び」ができないときには「昼休みに体育館を優先的に使える」キャンペーンを行うことを決めて早速この日から取組を始め、6年生が優先的に体育館を利用した運動遊びに取り組んでいました。

5時間目の1年生は、プールで体育科「みずあそび」の学年授業を行っていました。この日は、水に潜るだけでなく、水泳へと繋がる伏し浮き~蹴伸びを「ストリームライン」の姿勢で行う高度な活動に挑戦していました。水を恐がる子がほとんどいないことにも感心しました。

同じく5時間目に、6年生がPTA学年協議会事業の一環で「救命講習」を開いてもらいました。PTA学年長さんたちが、岐阜市消防本部の「救命入門コース」に申し込んでくださり、消防士の方々を講師にお招きし、親子で胸骨圧迫(心臓マッサージ)とAEDの使い方を体験を通して学びました。

また、4年生も5時間目に、1階メディアセンターで総合的な学習の時間として「福祉講話」を受講しました。講師は、岐阜市社会福祉協議会地域支援係の地域福祉コーディネーターで、4年生が今年度のテーマとして進める「聾学校」や「ふれあいクラブ」との交流をはじめとする金華・京町の現状や福祉事業について、分かりやすく丁寧にお話ししていただきました。