9月22日(金)の朝活動「読書タイム」に、今年度の第5回となるコミュニティ・スクール「学び部」主催の「読み聞かせ」のが行われました。今回は、音楽室でのすくすくと、1,2,3年生の各教室で、地域や保護者のボランティアによる「読み聞かせ」を、とても熱心に集中して聴くことができました。
この日は教育実習の研究授業2日目となり、1時間目に5年1組の国語科「どちらを選びますか」の授業が行われました。これは「対話の練習」として位置付けられたディベートの学習を行う小単元で、本時だけでなく前時も教育実習生が授業を行っています。二つの違う考えのチームに分かれ、互いの意見を出し合い、質疑応答などをしながら、相手チームを論破しようという学習活動で、もう一つの客観的な立場のチームが審判を行うという仕組みになっていました。ここでも、教生の先生を支え、頑張りに報いようとする子供たちの姿が輝いていました。
2時間目の1年生は、それぞれの教室で音楽科「たのしく ふこう」の授業で、鍵盤ハーモニカの学習に取り組んでいました。指の使い方と押さえる位置を確かめながら、音階を歌って覚え、曲の演奏にも挑戦し始めています。
3年生は午前中、国語科「ちいちゃんのかげおくり」と社会科「わたしたちの市」の合科学習として、ハートフルスクエアG2階にある「岐阜市平和資料室」に出かけてきました。改めて戦争の悲惨さと平和の尊さについて考える機会となりました。今の世界情勢を考えたとき、少しでも当事者意識をもって学んでいって欲しいと思います。また、路線バスを利用しての校外学習となったのですが、今回も保護者ボランティアを募って引率サポートをしていただき、安全に行ってくることができました。
5時間目には、教育実習生による4年生体育科「走り幅跳び」の研究授業が行われました。これまで天候(暑さ指数と降雨)に振り回され、なかなか当初の計画通りには進まなかった単元ですが、毎日のように砂場のコンディションを整備しながら、何とか指導案のように前時までを進めて本時を迎えました。この時間は「膝を高く引き上げて遠くまで跳ぼう」の学習課題に向かって、粘り強く練習したり、仲間と励まし合ったり、タブレット端末を活用して動きを録画したりしながら、子どもたちは取り組んでいました。教生の先生の頑張りに精一杯応えようとする4年生の子供たちの姿勢が、素晴らしかったと感じました。
9月21日(木)、5年生が「長良川鵜飼」の観覧に行ってきました。「市内小・中学生を対象に,鵜飼観覧体験事業を展開し,ふるさとを愛する心情と態度を育成するとともに,ふるさとを誇りに,自信をもって生きぬく資質と態度を養う。」という目的で、「各学校の企画運営で,市からの半額補助を受け,鵜飼を観覧する。」という岐阜市教育委員会の「ふるさと大好き鵜飼事業」としての実施で、総合的な学習の時間「清流 長良川」の学習の一環として継続している大切な学年行事でもあります。この日は、乗船後にゲリラ豪雨に見舞われ、子どもたちの乗った観覧船内にも雨が降り込んでびしょ濡れとなってしまいました。しかし、岸に着いてしばらく待機した後には雨が上がり、鵜飼見学は間近で観ることもできて順調に学習できました。PTA学年協議会事業として参加した保護者の皆さんの観覧船も、1300年の歴史を誇る岐阜を代表する伝統文化に酔いしれました。
9月21日(木)の朝活動の時間に、全校一斉に「ここタン」に関わる児童生徒へのアンケート調査を実施しました。これは、岐阜市教育委員会学校安全支援課の「よりよい『ここタン』の運営方法の手がかりにする目的で、児童のタブレットTeams内《岐阜市からのお知らせ》にアンケートForms(「小学校1年生~小学校3年生用」「小学校4年生~小学校6年生用」の2種類)を一斉配信し、児童生徒の『ここタン』に対する意識調査を行う。可能な場合は、一斉に取り組む時間を設けていただけるとありがたい。」という通知を受けて行いました。
この日の午前中に、中部学院大学服部教授(先々代の岐阜小学校長)が2年生の学生を連れて岐阜小学校に実地研修に来られました。2時間目後半の5年2組の理科の授業を参観された後、校長室で「学生の聞きたいこと」として事前に届けられた「主体的、対話的で深い学び」「ICT教育」「特別支援教育」「幼保小の接続・連携」等について、代表で来校した二人の学生に校長と教頭から話をさせていただきました。服部教授や学生からは「理科の授業を観て、子どもがタブレット端末を駆使しながら主体的に学び、仲間との対話を通して深く学んでいたことがよく分かった。」という感想が聞けました。
この日は教育実習の研究授業初日となり、3時間目に3年1組の英語科「Unit4 Ilike blue.」の授業が行われました。この日は「英語で仲間とやりとりしながらクラスで一番人気のスポーツを調べよう」という学習課題に向かって、英語でのやりとりを覚え、交流しながら取り組むことができました。教生の先生が準備した教具を使って、子供たちはその熱意に報いようと、一生懸命話を聞いたり挙手発言をしようとしたりしていました。
昼休みには、10月28日(土)に計画している運動会の「団リーダー」と「児童会係」の顔合わせの会がありました。今年度の運動会も応援合戦はなく、1組集団「赤団」と2組集団「白団」をリードしていくのは、応援団ではなく「団リーダー」です。それぞれに6年生は団長・副団長・1年生担当・6年生担当の4人、5年生は2年生担当・3年生担当・5年生担当の3人、4年生は4年生担当の1人の合計8人ずつで組織します。また、5,6年生の各学級2名ずつで組織する「児童会係」は、運動会の「開会式」「閉会式」「全校種目」を担当し、全体進行や全校の動きをリードしていくことになります。この日は、職員の担当である6年生担任からリーダーの役割が説明された後、「団リーダー」と「児童会係」に分かれ、自己紹介や役割分担を行いました。本格始動は後期からとなりますが、まずは10月5日(木)の「結団式」に向けての準備や練習を始めることになります。
また、5時間目には岐阜市教育委員会による小学校低学年版の第1回「ぎふMIRAI’s チャンネル」がライブ放送され、1,2,3年生がそれぞれ学年ごとに集まって視聴しました。岐阜市の宝物についてとてもくわしいプロの方から、オンラインで授業をしていただくもので、岐阜市内の小学生(1~3年生)が全員、同じ時間に授業をします。この日のゲストは、金華山研究家の宮部賢二さんでした。宮部さんは金華山が好き過ぎて、ご自身で「金華山だより」という冊子を年4回つくり、岐阜公園などの観光スポットで無料で配る活動を10年間続けているそうです。さらに、子どもから大人まで金華山を案内する活動も行っています。宮部さんから学んだことを「ふるさと学習」に生かしていけるとよいと思います。
9月20日(水)の朝、児童会代表委員会の呼びかける「あいさつロード」が行われました。今回も、3年生による新「あいさつキャノン」と一緒に、元気な挨拶で登校してくる子たちを迎えました。また、「あいさつロード」終了後の正面玄関(昇降口)では、教育実習生が「お辞儀挨拶」で校舎内に子どもたちを迎え入れました。
この日の1時間目、1年2組も1組同様に特別の教科 道徳「ぼくはいかない」の授業を行いました。いけないことをしている子を見たとき、そのいけないことに誘われたとき、どんなことを思い、どんな言動になるのかを考える学習でした。身近に起きそうな事案を通して、子どもたち一人一人が考え、その考えを交流することで学び合うことになっています。
2時間目には、6年生は「樗流会」中社より講師をお招きして「狂俳づくり」を行いました。最初に、ワークスペースで七五または五七の「狂俳」の成り立ちや特徴などの説明をお聞きした後、それぞれの教室に分かれて留意事項をお聞きし、子供たち一人一人が自分の「狂俳」で詠みました。今回は、岐阜市民文化祭(岐阜市文芸祭)に応募することとし、お題(課題)は「金華山」と「どきどき」です。初めは戸惑いが見られた子どもたちでしたが、ほとんどの子が二つの狂俳を完成させて応募していました。
4年生は、1,2時間目に社会科の「校外学習」として、逆水樋門と大宮陸閘の見学に行きました。倉地団長さんをはじめ水防団の方にも来ていただき、逆水樋門は川の逆流を防ぐために作られていることや、大宮陸閘が日本一大きな陸閘として町に水が浸入することを防いでくれることを学びました。水防団だけでなく、市や警察とも連携を取りながら、災害から協力してわたしたちの安全を守ってくれていることを知り、自分たちの安全は多くの人に守られていることを考えるきっかけになりました。
5時間目には前日に続き、岐阜大学ダンス部MEC(Mighty Elements Crew)が、運動会の団体演技で「リズムダンス」に取り組む3,4年生に「ダンス教室」を開催してくれました。最初に、MECの皆さんが自己紹介の顔見せ「ダンス口上」で、ダンスへの憧れを感じさせてくれました。その後は、実際に体を動かしながら、楽しく動きのポイントを教えてもらいました。僅か2日間で、振り付けだけでなく、フォーメーション移動など、「団体演技」全体のイメージを掴むことができてきているように感じました。
9月19日(火)の朝活動の時間に、5年2組の「家庭学習」交流が行われました。今週は、月曜日が祝日(敬老の日)のため、火曜日のスキルの時間を少し削った形でグループ内の交流に留まっていましたが、定期的に交流が継続していくことで、一人一人の「家庭学習」が充実したものとなって定着していくと思います。
同じく朝活動の時間、6年生がワークスペースに集まって、白川郷学園6年生に「岐阜まちガイドツアー」計画の具体案に基づいた役割分担に動き出しました。6年生の子どもたちが「岐阜まちで紹介したいところ」を出し合い、「市役所とメディアコスモスを見学した後、自動運転運転バスで川原町や岐阜公園周辺に移動」「ロープウェーで金華山に登って岐阜城見学や展望レストランで昼食」は決定事項として、日程を考えながら実現可能な案内スポットを絞り込みました。そして、岐阜小6年全員で案内するために、4グループそれぞれの案内役と各スポットのガイド役に分かれる役割分担(人数調整)を、今週中に行うことにしたのです。まずは、一人一人の第一希望をネームプレートで意思表示しました。
この日の1,2時間目、1年生が1,2組ともに図画工作科「いろいろなかたちのかみから」の学習活動を行っていました。1時間目半ばに覗きに行くと、夢中になって造形活動に取り組む姿がいっぱい見られました。創作には不可欠な発想、着想、構想の力を伸ばしていると感じました。
2年生も、1,2時間目に1,2組ともに生活科「おもちゃランドの計画」の学習活動を行っていました。昨年度、自分たちが1年生の頃に2年生に招待してもらった「おもちゃランド」を思い出し、各コーナーを担当するグループを決めたり、おもちゃを試作したりして、仲間と一緒に計画する活動を楽しんでいました。
6年生は、1,2時間目に1組(学級担任の授業)、3,4時間目に2組(教科担任の授業)という順で、家庭科室で家庭科「思いを形にして生活を豊かに」の学習活動に取り組みました。この日はトートバッグを作る作業の中で「出し入れ口を縫おう」という課題で取り組みました。今回も、6年生の保護者ボランティア「ミシンサポーター」のお母さん方にサポートをしていただきました。子どもたちの安全・安心が確保されて効率よくミシンを使い、トートバッグづくりを楽しく行うことができました。
昼休みには、第58回「岐阜市児童生徒科学作品展」に入賞した子たちの表彰式を校長室で行い、記念写真を撮りました。